記憶の奥底に・・

 

私はひっそりと過ごすことを選んだ。

私は。現役の学生。
某共学でまとも?に学生生活送ってます。
ホントはバスケットが大好きで、毎日でもしたいんだけど・・
両親がダメって言うし、
この学校には女バスのチームが無いの。
ある意味、親の理想の学校・・。
もう、しないってそう決めたんだ。

ダム、ダム。
バスケットボールの音が聴こえる。
私は音がした方をチラ見した。
すると、、、体育館の中のバスケットゴールが見えてる。
私の中でウズウズしてるのが分かる。
だけど・・押さえて、帰った。
帰り道、家に帰るのもなんかイヤだったから、公園へ向かった。

――何時もの公園。
このバスケットコートで昔、やってたんだっけ??
もう、やらないって決めてから初めて来た場所。
しばらく見つめて、帰るコトにした。
その日以来、あの場所へは行かなかった・・・。
でも、少し気になった。
行くだけなら・・と思い、あの場所へと足を運んだ。

――バスケットコートの上に1つだけゴールのある場所。
懐かしい・・・。どうしてもやりたくなってしまう。
「懐かしいなぁ〜。やっぱ、バスケやりたいかも・・。」
そう胸の中で囁き、近くにあった、バスケットボールでドリブルをした。

ダム、ダム。
ランニングシュート。
スリーポイント。
覚えて・・るんだ、私。
嬉しかった、覚えてることが、何よりも嬉しかったんだ。
だから、
―バスケがやりたい!!― 
ってそう、思ったんだ。

その日から私はあの場所に通うようになった・・・。

何時も通りにあの場所へ向かった。
歩きながら耳を済まして見ると・・・ボールをドリブルする音がする。
何時もの場所には見知らぬ・・・男の人がいた。
私は思わず隠れてしまった。
気付くと草叢に入ってたし、その上覗き見まで・・・(バカだよね)
その人は走ってはシュートを決め、3ポイントを入れたりしていた。
私には出来ないダンクをした・・・・っ
その瞬間思わず=すごっ=と口に出してしまった。
ホントにドジ・・としか言えないヨ・・・。

『だ、誰だよっ!!』
草叢に隠れてる私に向かって、
その人はボールを投げて見事に的中(笑)
「イターイっ」
私は頭を押さえながら外に出た。

「・・・な、何してんだよ!!」
そんな言葉を突き付けられてた。
「え・・・っと、あのぅ、何時もココで・・バスケ・・してまして・・・・」
私が言い終わる前に相手の人はあっ・・!と言い放ってきた。
そしてその次には指差してでしょう?って。

私は誰かも、分からない。
貴方はイッタイ誰なの?


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意味ありげな始まりで、そして・・
不思議なママの終わり方・・。
次回で
サンの過去が・・

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