誰だって何時か越えれる壁がる。
遠回りしたって必ず、辿り着ける。
そう信じてる・・・私だってそうでありたい。

〜!」
後ろから私の名前を呼んで走ってくる。
「なーに?」
バシッ!!!手と手を出し合い笑顔で目を合わせる。
コレは私とかすみの最初にする挨拶(笑
変な挨拶かもしれないけど、コレが普通な私達。
千の花のかすみ草からとった名前なんだって!

「あのね、あのねさっきねー!聞いてよ〜」
ミーハーな、かすみは只今、興奮中。
はいはいと言って私の隣で落ち着かせた。
「か・・かすみぃ。今、さっき先輩を見たの〜。」
かすみは先輩が好きvv
私は何時も其の話を聞かされる。

暖かな風が吹く。私達2人を包んでくれるような暖かさ。

「あ!かすみちゃんじゃん?」
そう叫ぶ声がする、かすみは一気に硬直した。
かすみは恐る恐る振り向いた、やっぱり先輩だった。
私の袖をギュッと持って少し震えてた、かすみ。
呼ばれた方にかすみは「こんにちわ、今帰りですか?」
といって先輩と話している。
「あ、うん。今、帰り・・って邪魔したかな??」
「いいえ・・大丈夫です。ね、。」
「はい。えっと・・初めまして。かすみの友達でって言います。」
そう言うと先輩は笑顔で宜しくって言ってくれた。
かすみがはまるのも分かる気がした。
それになんとなく、
先輩はかすみのコトを気に入ってる気がする・・。
好きなんじゃないかな?って思えてくる。

〜!!忘れ物。」
先輩の後ろから声がした。
走ってくるのは、先輩の友達、先輩。
この2人が揃っちゃうと、周りの女の子は注目しっぱなし。
怖いんだよね・・・この2人と離れた瞬間が・・。
さ、忘れモノ多いって〜。今日こそはおごれ!!」
っとジャレ合う先輩と先輩。
可愛いって思ってしまうのは、ちょっと切ない(笑
かすみは2人の先輩を紹介してくれる。
其のときから私は先輩達と仲良くなった。
かすみと先輩をくっつける為、
先輩と一緒に作戦を練ったりした。
案の定、かすみから付き合ったという報告がきた。

ある日、先輩は言った、「かすみ草が居るみたいだ!」と。
私もそう思いますって答えた。
名前の由来通りでかすみは「千の花のかすみ草っぽい子」。
落ち着く・・。そんな感じの女の子。
先輩にとってもそうであったんだね・・。

春の風を感じて歩いている4人。
私は何時の間にか二宮先輩を好きになっていた。
何時頃?そんなの分からない。
私でも恋心はあったんだって思うから・・
先輩は優しい。友達思いでしっかりしていて、大人っぽい。
たまに無邪気に先輩とジャレるトキに見せる笑顔が
周囲の女の子を引き寄せるんだと、最近よく思う。
かすみが先輩のファン?に
いじめを受けた時だってそう、先輩はかばってくれた。
私と一緒にかすみをかばってくれたんだ・・・。
そういう何気ないとこが好きなのかもしれない。

先輩達はもうすぐ、留学をする。
先輩は私の前から居なくなるんだ。
短い間だったけど、楽しい思いでが出来たこと、
私にも恋するキモチがあったんだってこと、教えてくれた先輩。
『ありがとうございました。』
口に出すことが出来ない未消化な思いを胸にしまい込んだ。
・・・・?」
かすみは隣で私の顔を除きこむ。
「どうかしたの?」
最近、凄く綺麗になったかすみ。先輩のおかげだね。
ナニも答えなかった私にかすみは・・・もしかして!!なんて言う。
私は首を振り、違うよ!って言った。

先輩と先輩が来た。
先輩はかすみを連れていった。
大切な先輩、大好きなかすみ。ずっと幸せにネ・・・。
私と先輩はナニも言わず、ナニも答えずに
唯、立ち尽くし見つめてるだけ。
先輩はナニも言わずに抱きしめてくれた。
そして先輩は私の顔を除きこんだ、大丈夫?っと。
私は知らぬうちに涙というものを流していた。
先輩は其れを隠してくれている。優しくて暖かい。
そして、泣いてもイイよと言ってくれた・・。
『先輩・・・好きです。』
そう思う、気持ちが身体中にあふれている。
先輩は私の身体をそっと放す。目の前が暗くなる・・・・・

CHU!!
また、ギュっと抱きしめる。

遠回りをした。
其の分、好きになった。
未消化のままにしようと思った。
そんな目の前にある1つ 1つの壁を
誰だって乗り越えられるんだ。
そして必ず、辿り着く・・・・彼の元へ


→アトガキ←
Do As Infinityサンの
『陽のあたる坂道』を元に考えました。
あの曲、大好きなんで、絶対に
小説にしたいって思ってたから
念願の小説デス!!
しかもタイトルなし!!
久々のドリームに超、緊張。
この小説の感想を出来たら教えて?

(back)  (TOP)