ディズニー映画はアメリカの会社の作品で有る。よって米語で作られている。それは当然。ところが作品の舞台は必ずしも英語圏では無い。そこで言語に絡む問題が出てくる。
日本語版であれば、まず全てを(完全に入ってる外来語を含む)日本語に訳すべきだと思う。固有名詞のように変更不可能なら、私はやはり出来る限り場面となる国の発音を尊重してほしい。実際その例はあります。白雪姫、ヘラクレス等は英語読み、英語名に左右されず日本語に”訳”してある。
自分がフランス語、フランス文学専攻なのでどうしても目が行ってしまうのが〜ノートルダムの鐘〜。おまけに訳はあの英語流用大好きの浅利慶太と来たもんだ。案の定卵をぶつけたくなる程の英語への迎合ぶりを見せてくれました。やっぱりこの前、日生劇場前でタクシーに乗り込む浅利に卵投げれば良かった。後悔。
例えば、フィーバスという登場人物がいる。フランス語ではフェビュスと読む。だったらなぜ慶太君は英語読みを採用したの?どうしてフランスが舞台の映画を日本語にするのに”英語”という言語が関係してくるの?出てくる言語はフランス語か日本語だけにしなきゃおかしいでしょう?と彼に問いただしたい。
それはエスメラルダが鐘の一つに向かって”ハロー”と挨拶する場面でも言える。何故”こんにちは”でも“ボンジュール”でもなく”ハロー”?
〜美女と野獣〜では、ミセス ガストン(”ベルのひとりごと”〜美女と野獣〜)という訳になってますね。フランス人の彼女が何故”ミセス”?これも頂けない。ちなみに原語では“Madame
Gaston ?”と言っていた覚えが。何故ありもしない英語を持ってきたの、れい子ちゃん?
ちなみに舞台版”美女と野獣(翻訳:浅利慶太、制作:劇団四季)”で、ベルが城に入っていくとき”ハロー”と言いながら入っていくのを見て、思わず無実のベル役、濱田めぐみにトマトを投げたくなった(元凶はあくまで浅利)。
しかし彼女は良い歌手ですねぇ、舞台版”ライオン・キング(翻訳:浅利慶太、制作:劇団四季)”のCDでは”シャドウ・ランド”を力強く、気高く歌い上げ、ディズニー舞台作品第四弾、アイーダでは主役だそうで、、、彼女の今後の一層の活躍を切に祈る。
*アイーダはディズニー舞台作品第四弾です。
1、美女と野獣
2、ライオン・キング
3、ノートルダムの鐘(初演はベルリン*。ベルリン舞台版CDは世紀の名作)
4、アイーダ
*2003年10月現在日本未上演
ちなみに元宝塚歌劇団星、雪組主演女優の月影瞳もこのオーディションを受けたらしいが、それから噂は聞かない、、、つまり落ちたのか?まぁそうだろね、彼女別に歌の人じゃないし。バレエは綺麗だったけど。
アイーダ、宝塚と言えば、王家に捧ぐ歌。星組公演である。檀れい、湖月わたる(男役)のトップカップルお披露目公演である。全編歌ちょっと手前位の、宝塚オリジナルとしてはかなり曲目の多い作品らしい。作曲は甲斐正人は、思い付く限り、今日本で一番のミュージカル作曲家の一人であろう。そんな作品を、揃いも揃って歌の下手なトップに何故やらせる?もっともこの二人は殆ど聞かせどころは無く、男役安蘭けいがアイーダ役で絶賛されてたらしいが、、、。観たかった。フランス暮らしが悔やまれる。
閑話休題。原語に捕われない“ちゃんとした”日本語版を作って頂きたいと思う。