About Wookiee 
ウーキー族について




原住地:キャッシーク
身長:2.0〜2.3メートル
主な個体:チューバッカ、ヤルア

惑星キャッシークに原住するウーキーは高度な知性を持った類人猿である。
彼らは一般に2メートル以上にまで成長し、その巨大な身体は厚い体毛に覆われている。
また、彼らは非常に力が強く、怒り狂ったときの狂暴さは長年にわたって銀河系全体に知られている。
樹上で生活をしているウーキーは大きく曲がった鈎爪を持っているが、普段は指先にあるさやの中に隠しており、筋肉を収縮させることによって簡単に出し入れすることができる。
そしてこの鈎爪を使うことによって、彼らはキャッシークの巨木を渡り歩く際に蔓をかたく握ったり、枝に器用にぶら下がったりすることができるのだ。

木を登るとき、ウーキーは手足から逆さになってぶら下がるような姿勢をとり、ロシールの木の厚い樹皮に鋭い鈎爪でしっかりと捕まっている。
彼らはこの格好で素早く移動することができ、その大きさから彼らを愚鈍な種族だと思い込んでいる人々をよく驚かせている。

ウーキーの内に秘められた怪力は怒りとともに解放され、そのとき彼らは想像を絶する最強の戦士となる。
彼らの格闘には決まったスタイルや技術などというものは存在しない。まさに戦う原動機であり、振りまわす腕から繰り出される鉄拳は殴り付けたものすべてを粉々にしてしまう。
しかし、ウーキーは戦闘時には鈎爪を使わない。
彼らは名誉を重んじる種族であり、戦いに鈎爪を使うことは名誉に反する行為だと考えているのだ。
名誉はウーキーたちの文化における最も重要な概念の1つであり、名誉を失うことは死に値することだとされている。

一方で、ウーキーのもつ慣習の中で最も神聖なこととされるのが「命の借り」である。
彼らは自分の命を救ってくれた相手に対して命の借りを頑なに守り、決して破られることのない忠誠を誓う。
命の借りはウーキーとその恩人を固く結び付け、ウーキーは相手の行くところならどこへでも従って行くことになる。
しかし、命の借りは奴隷制度ではなく、計り知れない借りを返すためのウーキーの個人的な行動に過ぎない。
彼らが命の借りを破ることは決してない。なぜなら、それは神聖な名誉を壊すことになるからである。

ウーキーは銀河系でも有数の怪力を誇っているが、それに似合わず非常に社会的な種族である。
彼らの社会には名誉家族と呼ばれる慣習もあり、この特別な友情の絆はウーキーと他のウーキーの集団や、ときには他のエイリアン種との間にさえも結ばれることがある。
名誉家族にはウーキーの真の友人や愉快な仲間も含まれており、喜んで互いの生活をともにしている。実はこの概念は、互いに寄り合い一緒になって成長するロシールの木の独特な性質を模倣したものなのだ。

ウーキーのことを何も知らない人々は彼らを見ると原始的な種族だと思ってしまうが、実際には彼らはハイテク技術に極めてよく精通している。
彼らはテクノロジーの利便性とキャッシークの自然の美を見事に調和させており、最愛のロシールの木の頂点に位置する枝の上に自分たちの楽園を築いている。

しかし、ウーキーの会話手段は原始的な鳴き声と唸り声の組み合わせでしかない。
非常に頭のいい彼らは出会った他種族の言葉をすぐに理解できるようになるが、発声器官が単純であるため、他の複雑な言語を発することは不可能に近い。 帝国の時代が訪れて以来、彼らの生活は容易なものではなくなってきた。
ウーキーはその怪力と知性から、帝国軍の収容所にとって最高の労働者となったのだった。
キャッシーク自体も戒厳令下に置かれ、彼らは帝国軍によって奴隷として酷使されていたが、なかには宇宙へ逃れていった自由のウーキーたちもおり、帝国軍の追跡部隊に追われる身となっている。