【超獣機神ダンクーガ】とは


  TVシリーズ:1985.4月〜1985.12月放送。全38話    
 OVA「超獣機神ダンクーガ 失われた者たちへの鎮魂歌」    1986.4月発売 全1巻
         「超獣機神ダンクーガ GOD BLESS DANCOUGA」  1987.4月発売 全1巻
        「超獣機神ダンクーガ 白熱の終章」      1989.12月〜1990.5月発売 全4巻
                             
            
  
      地球に侵攻してきた「ムゲ・ゾルバドス帝国」と、「獣戦機隊」との戦いの物語

 この作品の最大の見所はなんといっても、忍と沙羅のラブストーリー(?)でしょう。普通の・・・というわけでは決してありませんが、敵に寝返
った沙羅の恋人、シャピロへの愛憎を内包したまま戦う沙羅を、忍は見守っていく。ま、忍くんはあんな性格ですから(笑)かっこよく、優しくとい
うわけにはいかないけれど(よく沙羅のビンタくらうしね;)、でも、ぶつかりながら、二人の絆が強くなっていく。なんか素敵ですよね。こういう関
係。(それが一気に開花するのが、OVA第2作の「GOD BLESS〜」で、亡きシャピロの存在はどこぞや? とつっこみたくなるんだけど、しの
×さら派の私としては、大きく○をあげたいお話でした。キスシーンもあるしぃ〜)

 この作品が普通のロボットアニメと違うところは、なんと言っても
「合体が遅い!」これにつきるでしょう。シャピロがムゲ・ゾルバドスに寝
返ったと確信するのが15話で、合体を遂げるのが16話! いつぞや某ロボットアニメを見たとき、初対面で合体していたのを見て、あらためて
この作品の革新さを見たような気がしました。それまでは、獣戦機の能力を各々が開花させる意味でバラバラに搭乗しているわけだけど、さま
ざまな人と出会い、時には死に別れていくことで、彼らが成長していく。その間、亮とダニエラの出会いあり、雅人の家族との確執話あり、沙羅
がプロポーズされる話や、卒業証書を改めてもらう話など、バラエティに富んでましたよね。

 後半のキーパーソンはなんといっても沙羅とシャピロ。ムゲ帝国との戦いが激化するに伴って、精神を疲弊させる沙羅。戦場での再会に沙羅
への未練をのぞかせるシャピロ、一時はシャピロに心惹かれながらも、その様子に心が離れていくルーナ。一方、獣戦機隊も、黒騎士=アラン
・イゴールの登場によって、アランの父であるイゴール長官との間に溝ができる。その最中沙羅が倒れ、隙をついたムゲ帝国の猛攻によってイ
ゴール長官が戦死。獣戦機隊基地からガンドールが発進したことによって、戦いの舞台は宇宙へ。

 月に乗り込んだ獣戦機隊を迎え撃つシャピロ。しかし度重なる作戦の失敗によって、ムゲ帝王とルーナから見放され、アステロイド基地で沙
羅の手によって射殺される。で、ムゲの宇宙に乗り込んでいくわけですが・・・。


 ・・・なんとTV版はここで終了! そう、いわゆる××××です。それでも人気は衰えず、第1作目のOVA、「失われし者たちへの〜」にひきつ
がれます。しかしこの話、早坂はまだ未見。総集編60分と、新作30分だっけ? なもんだから、デスガイヤーとムゲ帝王はあっさりと倒されてし
まうらしい。でも、ボロボロになった沙羅が「何もかも奪われて、どうして勝ったなんて言えるのさ。私たち虚しすぎるよ」のセリフが、この
作品のすべてを言い表しているような、そんな気がします。

          
 で、「GOD BLESS〜」にいくわけですが、この作品の話は後述するとして(早坂的には番外編なもので;)、早坂が真の続編&完結編と位
置づけている「白熱の終章」のお話へ。ムゲ帝王との戦いから数年後。ファッションデザイナーの沙羅、父の跡を継いだ雅人、メキシコでダニエ
ラと生活していた亮に軍からの出動要請が下る。そんななか、戦いの傷が癒えていない忍は、危険な賭けレースに出たり、喧嘩に明け暮れた
りと、荒れた生活をしていた。そんな忍を説得する沙羅のセリフがまたいいんですよねぇ。

 
「長い戦いだったさ。本当に長いね。失ったものばかりで、裸同然にされてたよ。一体何のために戦ってきたのかってね、そう思っ
たよ。・・・ふっ、ざまぁないよね。これが地球を救ったヒーローの「それから」。まるで週刊誌ネタだよ。だけどさ。信じられる者も手に
入れたんだよね。・・・違うかい? 忍」
          
          
 これよ! これ! 遠くにいた二人の心が、グッと近づいた瞬間だと早坂は勝手に思っています。その後出撃した忍と沙羅のこのやりとり!
         
  「いやぁな借りを作っちまったな、沙羅。まさかおまえに説教されるとはな」(忍)  
「へぇ、何言ってんだか」(沙羅)

 早坂の煩悩濃度は120%にまで上昇して、今後の二人の行く末を楽しみにしていたのですが・・・・・・。しかぁ〜しっっっ!!
        
 その後に待ち受けていたのは、シャピロの再登場と雅人の退場劇! シャピロはともかく、なぜ雅人が!? いくら「沙羅の呪縛からの解放の物
語」だからって、こりゃないでしょう・・・。せめてさ、シャピロ見送ったあと、「なんで僕のライガー宇宙に置いてきちゃったの?」みたいに復活して
いて欲しかったなぁ。最後くらいはねぇ・・・。


 で、早坂が語ると長い番外編、「GOD BLESS〜」ですが・・・。やっぱり、しの×さら派の早坂にはたまらない話でして(爆)。TVシリーズに
比べて忍が軽くなっちゃいましたけど;ライブのシーンは正視できません;恥ずかしすぎて。・・・そのくせ、小百合に拉致られた沙羅を忍が助け
に行くシーンはちゃんと見れたんですよね。「忍かっこええ〜」とか、忍のイーグルファイター見つけたときの沙羅の表情ステキだの言いながら
(笑)で、沙羅の告白シーンは固唾を飲んで見守り、亮とダニエラの結婚に仰天し、忍と沙羅のキスシーンににんまり・・・。目を皿にして見まし
たよ。
         
 いろいろ賛否両論あるようですが、早坂が一番好きなのはこの話だったりします。シャピロ出てこないし(←すみません;私、シャピロ嫌いなん
です)なんかね、本当の番外編として楽しく見れてしまうんですよ。で、この話のノベライズ本が出てたりするそうなんですが、読んでみたい!! 
小説のほうが、話の運びがスムーズということを聞いたので。でも、田舎のこの辺には売ってないんだなぁ・・・。あ〜あ。