うたかた。

神奈川県民ホール

2002年4月10日(木)PM6:30開演

客電が落ちると、すっと、ざわめしかった会場も静まり返り。そして、プロローグが流れて来ました。
もう、これを聞くのも7回目になりました。そして、これが最後。
「流星」「月下美人」といつものように流れて、次はなんと「CRAZY A GO GO!!」。このツアーで聞くのははじめて。なんだか、抜き打ちテストされた気分。でも、思いっき踊っちゃった。
みっちーの“始めようぜ!!”“LOVE LOVE LOVE愛してるぜ。”で、すっかり、会場は一致団結?
神奈川県民べいべー2100人と紹介があり、私たちには“素晴らしい夜製作委員”と命名されました。そして、みっちーは委員長。
“物理的な距離はあっても声と魂は届く”と3階、2階、1階と愛の肉声を投げかけてくれました。今さらながら、良く通る力強い声だなあ。と思いましたよ。うん。やっぱり男らしい!
そろそろ新しいキャッチコピーが欲しいとおっしゃり“ハートは因幡の白ウサギ”“ハートのストリッパー”ときましたが結局いつもの“ハートの教育実習生”におさまりました。
ここで、シャンデリアス登場で、メンバー紹介。
かなり長めなMCを終えて。「まるごとフルーツ」「ロリータの罠」「理想論」。
この「ロリータの罠」から「理想論」のながれ。自分の中の弱さとか、ふらふらとした定まりの無さだとか、そんな触れられたく無いような弱い部分を刺されているようで、かなりズキズキします。「理想論」の“ささやかな夢を集めて〜”のパートあたりは特に。それでも、ちゃんと向き合わなければならないのですよね。主体性を持って。
その空気を保ちながら「ラブソング」
みっちー退場し、りえべいべーとマリさんで「悲しみのボール」(だったかなあ)。しっとりとした空気が漂います。。。
そして、「今夜のポエム」です。

「絶対なんてない」
絶対と言うことばが君の口癖だった
絶対なんて無い と僕がからかうと
あるよ 絶対は絶対にあるよ と君は向きになったね
今思えば絶対僕は正しかった
だって ずっと一緒だよ 絶対だよって
何度も微笑んで 言って来た君がいなくなってしまったのだから
置き手紙にはたった一言 
絶対忘れない
まったく 分かっていないんだから

私も、言ったことあります。
「絶対なんてない」って。「絶対もずっともないよ」って。
でも、絶対。があれば、どんなに楽なことでしょうね。。。絶対変わらない心や気持ち。そんな強い心を持って、人と向き合えたら。きっと、もっと違う自分がいたかもしれませんね。もしかしたら“絶対は無いよ”って、どこかに自分の逃げ道をちゃんと用意して自分を守っているのかもしれないのかなあ。。。

歌に戻って、「君がいなくても」「展望デッキ」。歌の終わりの波の音とともに、数々のすっぱい気持ちがこみ上げて来ました。そんなふうに己の心を振り返る間ののちに「ベストフレンド」。
この歌を最初にアルバムで聞いた時の、私自身の心境とぴったりあてはまり、何度も何度も聞いては口ずさんで来ました。好きだけれど、好きと伝えたら、きっと崩れる2人のバランス。そんな切なさを歌っているのかな。と私は感じ取りましたが。私は、この曲を歌っているみっちーの、とっても優しく力強い表情が好きです。
次は「シャンデリアラブ」。ああ、これで、踊り納めなのかなあ。。。と思い、すっかり自己解放(笑)
でも、どうして、人は誰かを好きになって、そうすると苦しいのでしょうか?
“どうして君たちは誰かを好きになるのかい?そして誰かを好きなるとどうして胸が苦しくなるんだろう?”
答えの出せない疑問符ですね。
「悲しみロケット2号」「強烈ロマンス」「求め過ぎてる?僕」。このあたり恐ろしいくらいの一体感と盛り上がり。ホントに宇宙に飛んで行ったしまうかと思いましたよ。間の手(?)もそろっていましたし。「求め過ぎてる?僕」のバックの映像でツアーパンフレットの映像を流すようになったのですね。
「背徳王子のテーマ」でみっちー退場です。

アンコール(みっちーチャチャチャ)のあと、愛哲。
登場するなり、“みんなキラキラしてるねえ。なんだか1996年みたいなノリだよ。”とみっちーもノリノリ。
今夜の愛哲は。。。
・「もうすぐ30才になるのですが、彼氏が出来ません。アドバイス下さい」
彼氏が出来て喜んでいる人もいるけれど、それが本当の恋でも愛でも無い場合がある。彼氏が欲しくて恋をするなんて本末転倒。好きになって初めて、恋をする。その結果として彼氏ができる。一生のうちの数カ月間数年間を費やすならば、費やしがいのある男とともに歩んでみてはどうか?後悔するなよべいべー。
・「自ら命を絶とうとしたこともありました。。。でも、これからも生きて行こうと思います。」
自己嫌悪するってことは、それだけ自分が可愛いってことで、生きたくて生きたくてしょうがないってこと。今自分を取り巻く環境がイヤだったら止めてしまえば良い。僕は死にたいなんて言うことは許さない。
・「好きな人に、好きだけど彼女は作らないと言われてしまいました。どうしたらいいですか?」
相手が自分を好きでなかったらもう好きでないと言うのは、変だと思う。まず、自分が相手を好きだと言うことが主体性あるということだ。
・「みっちーは、人妻に何をやってほしいですか?」
膝枕に憧れる。。。と、おっしゃりチェホフに膝枕してもらうみっちー。
・「いつも一人暮らしをしたいと思うのですが。。。お金がない。。。」
はじめは、お金の相談か?なんて言っていましたが。
一人になるということこと=一人を知ると言うことが大切。“私たちひとりじゃないよ、独りぼっちじゃないよ”なんて言うけれど、みんな独りぼっちだ。だけれども、それを分かった上で人と人が集うから美しい。自分が一人だと言うことを自覚して、何が出来ないのか何が足りないのかを自覚し客観的に自分をを見ていく。1+1=2以上の関係を作っていこう。まずは、1から始めましょう。

シャンデリアズ登場。&メンバー紹介。本日のステ様は、アラブ系の衣装でした。
「ヘブンな気分」では、“にかいにかいにかいにかい”“うしろうしうし”“ま〜え、まえまえまえまえ”“しゃんでりしゃんでりしゃんしゃんしゃん”なんてことやって遊びました。
続いて「SDR」。振り付けは“ひろし、ひろし、ひろしひろし、まわしてふぉー”と五木さんでした。

“君たち皆のために。そして僕のために”と「ココロノヤミ」

客席からの拍手を一瞬に静寂にかえるプロローグの声のあと泡の音とともに、去っていった彼の後ろ姿を見つめながら、幕が下りてゆきました。
再び緞帳が上がり、「流星」をアカペラで歌われて、The End

これで最後です。
いまだに、みっちーの投げかけた“疑問符”は積もるばかりで、こたえが見出せずにいます。

                                                  2003.5.9