ジャスティス

HART'S WAR

CAST:ブルース・ウィリス  コリン・ファレル



今回は、いまだ公開中(かな・・・?)の映画です。テーマはずばり『正義とは何か』でしょう。最近の世の中を見ていると、『正義』なんて言葉、なんだか恥ずかしいし、陳腐に思えてしまうことがあります。この映画は、戦争という極限状態の中で、『正義』という言葉の意味を問いたかったのかもしれません。

この映画、もともとのタイトルのように、主人公はトーマス・W・ハート中尉(コリン・ファレル)・・・だと思うんですが、なぜかどこを見ても、主演はウィリアム・A・マクナマラ大佐(ブルース・ウィリス)となってるみたいですね。これが、『政治力』なのでしょうか・・・(^^;

作品の舞台は第二次世界大戦末期のヨーロッパ。連合軍の中で後方部隊に所属していたトーマス・W・ハート中尉(コリン・ファレル)は、上司を送って、前線に向かう途中でドイツ軍の捕虜になってしまう。収容されたのはベルギーのアウクスブルク郊外にあるドイツ軍捕虜収容所。そこには、ソ連軍の兵士とアメリカ軍の兵士が収容されていた。アメリカ軍兵士の収容所を仕切るのは、ウィリアム・A・マクナマラ大佐(ブルース・ウィリス)彼は抜群の指導力でアメリカ軍兵士を仕切っていた。ハート中尉はマクナマラ大佐によって、一般の兵士と同じ厩舎に送られる。

その後、ハート中尉の厩舎に黒人将校が二人送られてくる。差別意識の強い白人達によって、彼等は差別され、ひどい扱いを受ける。そんな中、ハート中尉の厩舎で生活する白人兵士が死体で発見された。犯人として逮捕されたのは、同じ厩舎の黒人将校であった。この事件をめぐり裁判が開かれることになり、イェール大学で法律を学んだハート中尉は弁護人を命じられる。与えられた短い期間で、ハート中尉は黒人将校の無実を証明しようと奮闘するが、裁判は遅々として進まない。そんな茶番劇のような裁判がすすめられる陰で、マクナマラ大佐を中心とするある計画がすすめられていた。

犯人は誰か?被害者はなぜ殺害されたのか?そして裁判の最後に、ハート中尉が口にした意外な犯人の名とは・・・。

この映画では、登場人物一人一人が、それなりの理由を持って行動しています。それぞれが胸に抱える、それぞれの正義。そしてそれらが静かにぶつかり合い、火花を散らしています。『正義とは何か?』そんなにだいそれたことは考えませんでしたが、自分自身、正しいと信じたことをしたいと考えさせられました。

それにしても、B・ウィリス、渋いですね。『ダイ・ハード』の時は、無謀な刑事役がはまってるなぁと思っていたものですが、後進の指導をする役が板についてきた感じです。演技が落ち着いたとでもいうのでしょうか。『シックス・センス』『アンブレイカブル』は全然面白そうじゃなかったですけど、B・ウィリスを見るためだけに映画館に行きました(^^;


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