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-*『エミリー』*-

『エミリー』(Emily of New Moon)1923年に発表され、
その後2つの続編も執筆されている。
なお私が読んだのは偕成社の『エミリー』であるが、
同じ内容で新潮社からも『可愛いエミリー』という題で出版されている。

幼い頃に母を病気で亡くし、父と二人暮しの少女エミリー・バード・スター。
父親が突如病死し、エミリーはこれまで会ったこともない母方の親戚に引き取られる。

その親戚マレー家はちょっと気位の高い一族。
エミリーは厳格で古風で頑固なエリザベスおばさん、
静かで優しいローラおばさん、おばさんたちのいとこでエミリーの良き理解者ジミーたちのいる
ニュー・ムーンで暮らすことになる。

『アンシリーズ』、『ストーリー・ガール』、『黄金の道』を読んで思ったことは
あの強烈なヘティおばさんのキャラクターモデルがいない、ということ。
この『エミリー』が『アボンリー』の導入部とヘティおばさんの元ネタになっているのでは?

〓歴史の授業

エミリーの通う学校の新任の先生はこれまでの方針とはまったく違う授業を行う。歴史の時間では生徒たちにいろいろな人物を演じさせ、歴史上の事件を実演させる方法を用いた。

(新任の先生)