アメリカで‘97に始まり、計5シーズン、5年間続いた(もう次期シリーズはないそうだ)ドラマシリーズ。
日本ではNHKで放送され、現在(‘02 11月)では第5シーズンが放送中。ビデオ化、DVD化もされている。
(余談だけど少し前のフジテレビ系の「カバチタレ!」っていうドラマはこのシリーズの影響を受けていたと思う。
一言で言うなら、ヒロインの弁護士アリー・マクビールと同じ事務所で働く弁護士仲間たちのドラマ。
しかし個性的なキャラクターたち、よく考えられた脚本、軽快でときには深いセリフ、CGまでも使った演出で非常に独自色の強い作品になっている。
大体が一話完結の話で、一話につきアリーたちの事務所が一つ裁判(大部分は民事訴訟)を担当し、
平行してアリーたちの個人的なドラマが展開するというのが基本パターン。
そして事務所が担当する事件のケースと、アリーたちのドラマが直接ではないが、どこかで、何かしらリンクするという脚本は毎回よく考えられている。
事務所が担当する事件の内容もほとんどが原告、被告両方の主張に一理あり、単純に白黒つけることは困難。深〜い内容となっている。
製作総指揮と脚本を担当するデヴィッド・E・ケリーという人(ミシェル・ファイファーの旦那さんでもある)は大した人だなぁ、と感心。
裁判のケースも訴訟社会アメリカらしく、多彩な内容(馬好きの老人がレストランで馬肉を知らずに食べさせられて訴えたり)。
判決も陪審員制度ならではでおもしろい結果が見られる。(ピアノを壊された人がもらう損害賠償金が数十セントだったり)。
しかし残念ながら、第3、第4シリーズは上記の“白黒つけ難い裁判”がやや影をひそめ、アリーのプライベートがドラマの中心になってしまって面白さが半減。
おまけに一部のレギュラー出演者が存在の意義を問いたくなるほど影が薄くなってしまっている。
テレビ放送が始まったばかりの第5シーズンでは一部レギュラー陣がいなくなって、新レギュラーが3人ほど加わった。
数話見た限りでは第3、第4シーズンよりは面白いと思う。期待しよう。