仮題「農工大メルヘン」

登場人物:男(農工大学生)、女(謎の女)、少女(絵の中に住む少女)お爺さん(“男”の未来の姿。語り手)

 

[お爺さん:東門]

農工大東門より、お爺さんが歩いて入ってくる。辺りを見回しながら、意味深な様子で。生協前辺りに来たところで、現代へと移行。

 

1.[男、女を発見するの場面]

[男:昼休み。学食のテラス]

友人とうどんを食べる男。食べてる途中でふと顔を上げると、外に女が。ここで、一目ぼれ(一目ぼれらしい演出)。食べてる途中のうどんを隣の友達におしつけ、飛び出すが、もうすでにいない。がっくりして、ちらっと時計を見ると1時近い。急いで授業の教室へと向かう男。

 

//

[お爺さん:誰もいない教室]

 一人懐かしそうに、教室を歩くお爺さん。授業についてコメント。

//

 

[男:授業中の教室〜図書館前]

息を切らせて教室に入り、席につく男。ノートなどを取り出し、一息ついた途端、窓の外を女が歩いているのを見る。はっとしたように外に飛び出す。男が通り過ぎた廊下に、今年度の学生募集要項のポスターをさりげなく配置。(ここで年代の確認)

男が飛び出したところは図書館前。見渡すが、すでにいない

[男:図書館前〜内部]

呆然として、悔しそうに頭をかきむしる男。諦めて図書館に入る。

 

//

[お爺さん:図書館前]

 図書館についてコメント。ここで絵の女の子について、触れるべきか?

//

 

[男:図書館内部]

男が着席しようとすると、窓の外に女が。慌てて飛び出す男。男の走り去る後ろ姿をじっと見つめる視点。引いていくと、絵の少女。絵の中から見ている少女、やがて嬉しそうに外に飛び出す。

 

2.[女←男←少女の構図で、追いかけっこの場面]

[男:図書館前の池付近]

男が女を遠目に見つけ、追いかけようとすると、何かに引っ張られる。振り返ると、少女が服のすそを引っ張っている。少女が男に恋しているらしい絵をいれる。(ハートを絵で描いたらダメかしら)男は意に介さず、女を追いかける。口を尖らせる少女。

[お爺さん:図書館付近の池]

 池のほとりかベンチにこしかけ、何かコメント。(池にカメなどもいるので、つながりで生き物について語ったりとか?)

 そして歩いて中央の道へと移動。(ここで図書館前を経由し、図書館についてのコメントを挿入してはどうか?)

 

[お爺さん:農工大中央十字路]

 紅葉のケヤキ並木や落ち葉に見とれるお爺さん。コメント?

[男:農工大中央十字路]

 男は追いかけながら、一瞬美しい紅葉に見とれる。ただ追いかけるシーン

 

[お爺さん:グラウンド]

 誰もいないグラウンドに入ってくるお爺さん。グラウンドについてコメント。そこにたまたまサッカーボールが落ちている。お爺さんはそれを蹴る。

[男:グラウンド]〜ボール攻撃〜

 女を追いかける男。少女の魔法。男の足元に色とりどりのボール出現。足をとられる男。(いっそ転ぶか)

 

[男:中央棟前森]〜赤い糸攻撃〜

 男は走って息を切らせて、森のベンチに疲れたように腰をおろす。少女の魔法。男がふと気が付くと、指に赤い毛糸が。たどると、少女の指にも巻かれている。男が振りほどき、立ち上がって、去る。女の姿は無く、辺りを見回し、見当をつけて走り去る。それを見送る少女。がっかりした顔。割れたハートの絵。

[お爺さん:中央棟前森]

 お爺さんどんぐりを拾う。それを遊ばせながら、農工大の自然についてコメント

 

[男:どこかの螺旋階段]〜階段の怪攻撃〜

 女が一番上を登っているのを見上げて、登り始める男。少女の魔法。なぜか男は階段を下っている(あるいは階が下がっている、など)

[お爺さん:螺旋階段〜中央棟]

 階段下をくぐり、中央棟表玄関側に出て、何かコメント。

 

[お爺さん:正門付近の池2]

 池付近の建物についてコメント。(あれらが何の建物なのか…。実験室とかなら、話すこともあるのではないかなと。あと、あそこは桜が綺麗なスポット)

[男:正門付近の池2]〜かかしでビックリ攻撃〜

 階段攻撃でくたくたになって、下を向いてぜえぜえ言ってる男。相当近距離に、女(かかし)の赤い服のすそが見える。顔をあげると、女(かかし)が草の茂る中を去っていくのが見える。追う男。追って追って、草むらをかき分ける感じに男は頑張る。正門前の道路に出て、女(かかし)を捕まえる。しかしよく見るとかかし。びっくりする男。少女が笑顔で男の傍らに現れる。少女の仕業と分かり、男は大きくため息。

[男:正門前の道路から、講義棟へ通じる南国チックな道]

 (何か合図があって)男と少女は、すぐ近くに女がいることに気が付く。

 

3.[男と少女と女、3人のラストシーン]

[男:正門前の道路から、講義棟へ通じる南国チックな道]〜絵の中に閉じ込め攻撃〜

女が男に気がついて、立ち止まり、初めて振り返る。男と女、見詰め合う。(ここにワンクッション必要かしら)女が男に両手を差し伸べる。男がゆっくり、女に向かって歩き出す。少し離れた所で置いていかれそうな少女。少女は切羽詰った表情を見せる。

少女が魔法で、男を絵の中に閉じ込める。男は一瞬ひるむが、絵の外に飛び出して、女に向かって走っていこうとする。

少女の悲しい表情(涙を出してもいいか?)男が気が付いて、少女を振り向き、ゆっくり戻ってくる。

男は優しく絵の中の少女に手をさしのべる。少女は少しためらった後、嬉しそうに絵の外へと出る。

膝をついて、少女と目線を合わせる男。男の手のひらに、少女の手のひらが重なる。少女が手を引っ込めると、そこには少女の懐中時計が。今までつけていた懐中時計が無い少女の絵を映す。

女が近づいてきて、3人で手を繋ぐ。(バランスとして、少女が真中?)3人、画面奥の講義棟へと去っていく

 

[お爺さん:講義棟二階踊り場]

 窓から下を覗いているお爺さん。懐から懐中時計を取り出し、眺める。そして大教室へと去り、扉が閉まる。閉まった扉にカメラが寄っていく。そこには、未来の生徒募集要項のポスターが貼られている。

 

終了