原本
毎日君は違う男を連れている。
帰り道、夜のホテル街で。
今日は 珍しく一人だったから
声かけようか考えた。
でもかけたところでお互い名前すら知らない。
そんな事を考えていると
君から僕に呼びかけた。
いつも私を見ているね。
君は言う。
男が愛するのは私から得られる快感だけ。
僕は言う。
それは違う、僕は君自身を愛している。
なら、快感がなくてもいいのでしょう?
もし、貴方が私と一つになった時、それは貴方の負け。
試してみる?
執拗で耐えがたい誘惑。
ある日僕は、欲望に負けた。
いや…君に負けたのか。
負けを認めて?
愛なんか無くても、人は快感だけで付き合える。
認めてくれるなら、貴方にもっと快感をあげるよ?
…それでも君を愛していると言えば。
君は、笑うだろうか…