聖夜
物寂しい秋が通り過ぎ
今年も雪が降り積もる。
僕は相変わらず君を待っていて
風も相変わらず僕の体に吹きつける。
恋人達は肩を寄せ合い一緒に聖夜を過ごすけれど
君はいない。
でもぼくは待っている
君が帰ってくるのを
風
今なら空も飛べると感じて
僕は窓を開けた
窓からは光が刺し
風は温かく僕を迎える
その温かい全てに包まれて
そこに一瞬君を感じる
それをつかみたい一瞬で
差し伸べられた風の手をつかむ
そしていつの間にか
僕は君の隣に座ってる
もう君に触れることはできないけれど・・・
虹
追いかけても追いかけても
つかめない
その七色は全てを持っていて
僕をいつも包み込んでくれた
いつも側にあって当然だと思ってた。
でもいつしかそれは消えていて
残ったのは一人になった僕。
失われた虹は二度と戻る事はなく。
僕に心の空白は今でも埋まる事はない・・・。