追跡開始をしてやろう〜やんごとなき桃肉〜 / モヴ予備軍☆須藤白雪様@世界を統べる者

ぴんぽーん。

「あい!おきゃくさんですよ!…しらゆきちゃん!」
おはようチクビ。先日届けたモモンガの外装を受け取りに来たぜ。
「ももんがさん、にげちゃったですよ」
何!!
畜生、あの皮で男前な冠を作ろうと思ったのに!!


「北村、忘れてた…」
「何だべ、茜」


うん?この家、いつも何かしらラジオが掛かってんな。
「らじおじゃないですよ!おしごとですよ!」


「過日差し上げた特製穴開きパンツは、この毛糸のパンツとセットなの…」
「そっか!通りで尻が涼しいと思ったべ」
「ごめんね…お詫びに、アバレッドの模様を入れておいたから…」
「をを!これはかなりカッコイイべな!あんがとな、茜!」


「よかった…意外と喜んで貰えた…」
「茜」(昆川様)
「純…今の俺に、何か不備が…?」
「お前は素尻に毛糸が当たっていて大丈夫な人種か」(昆川様)
「……!」
「常識的にものを考えろ。パンツに大事なもの…デザインは二の次三の次、最も重要視すべきは、素肌に直接触れる『素材』であると」(昆川様)
「……勉強に、なりました…!」
「よし」(昆川様)


俺様は発汗性に着眼するがな。
「そりもそざいのよさでかばーできるですよ」
奥が深い世界だな。
快適なパンツを求めて、人は飽くことなく研究を重ねてゆくのだ。小さい衣類だが、決して疎かにははけんということだ。


「しらゆきちゃん、あしたはままのひですよ!しらゆきちゃん、ままになにかあげますか!」
あ〜ん?…そうだな、今年は…ビッグになった俺様でも見せてやるか。
「びっぐですか!そりはよいあいであですよ!!めそこも、びっぐになるですよ!!」
親が一番喜ぶものは子供の成長だぜ。金もかからずいい感じだと思わないか。


そういうわけでチクビ、カナダ熊。今日はちょっと遠出をして、他所の杜を狩りに行くぜ!
「あい!」
「I!☆」


自己主張の激しい熊だぜ。

No.92 2003/05/10(Sat) 12:14

  ☆☆やんごとがあるとどうなるのか☆☆ / 卯月ウサ&へごちゃん@桃肉……!
 

「も〜もっ!!」
「んが〜。」
「も〜もっ!!!」
「んが〜。」
「大石ぃ。桃が起きないよ!!」
「寝かしておいてやれよ。疲れてるんだろ。」
「ぶぅ。せっかく遊ぼうと思ったのに!!」


こちらは青学でございます。
夕方の木陰では爆睡する桃城くんと、覗き込んで退屈そうにしている菊ちゃん。そして、ちょっと困っている大石くん。
部活が終わって、部員たちが帰った後、みたいですね。


そこへ。
「あれ?大石先輩!菊丸先輩!」
荒井さま、ご登場☆


「荒井〜〜vvv久し振り!!遊びに来たよん♪」
「ちわっす!あああ。桃城のやつ、こんなトコにいたんすか。」
「疲れているみたいだな。寝ちゃってるよ。」
「……手塚さんの後を継いで、部長をやってるんすからね。こいつには荷が重いんでしょ。でも頑張ってます。結構、こう見えて、しっかりしてるっすよ。」
「知ってるよ。そう信じてたから、手塚だって後を任せたんだ。」
「はは。桃城がそれ聞いたら、泣いて喜びますね。」
「俺も荒井を信じてるからさ。副部長を任せたんだ。しっかりやってくれているみたいだな。」
「……な、なんかすげぇ、照れくさいけど、嬉しいっすね。そう言ってもらえると。」


そして、ふと。
桃城くんを振り返る荒井さまと大石くん。
「あああ!菊丸先輩!!」
「英二!!桃のおでこに『肉』なんて書いちゃダメだろ!!」
「ふにゃ!!大石!!離せよぅ!!」(じたばたじたばた)
油性ペンで落書き中だった菊丸くん、強制撤去。


その後に残されたのは。
おでこに「内」と書かれた桃城くん。


「内……。」
「内……。こりゃ、タイヘン。」
「な?大石、荒井!ここまで書いたら、『肉』にしてやった方が親切だと思わないか?!」
「そうっすね。ちゃんと『肉』にしないと、ネタにもならないっすね。」
「おい!待て!!荒井まで!!」


そして、「桃肉伝説」が、今、始まる……。
つづく。(嘘)

No.94 2003/05/10(Sat) 20:14

  桃肉? やんごとなき??? / 萩原じゅん
 

ふぁ。眠いなぁ。
最近毎日肩凝りだし。早いとこあの通学時間にも慣れてくれないかなぁ、私の身体。


「……ふぁ」

と。何だか私と同じく眠そうな声☆
青学の桃城くんだな。おでこに『肉』とかって書かれてるけど……
まぁ、あの広いおでこじゃ、何か書きたくなるのも無理は無いか。


「あれ? 荒井。……と、英二先輩に、大石先輩まで。どうかしたんですか?」
「あぁ。いや、ちょっと様子を見にな……」
「そうそう! そしたら桃、寝てたんじゃん!!」
「あ。……それは、すんません」
「いや。疲れてるみたいだし、いいんだよ」
「ま、いいや。桃も起きたしさ。ちょっと買い物行かない?」
「買い物スか?」
「明日、海堂の誕生日じゃん! ちゃんとプレゼント買っとかないと、ね?」
「あぁ。そうっスね」


つっても、月曜にした方がいいと思うけどね。明日は海堂くん、乾くんと二人きりでお祝いする気がするし。
そうじゃなくても、家族でのんびり過ごしたいだろうしねぇ、彼は。


「じゃ、行きましょうか」
「あ。ちょっと待て、桃」
「んだよ、荒井」
「お前、顔洗って来い!」
「は?」
「いいから早く!!」
「? あぁ、わかったよ。洗って来りゃいいんだろ?」


「何だよ、荒井! せっかく『肉』って書いたのに!」
「だって、一緒に行動するんじゃ、俺たちまで笑われるじゃないですか」
「だからってさぁ、」
「こらこら、英二。荒井の言うことももっともだろう?」
「むぅ!」


で、部室からは「何じゃ、こりゃっ!?」という、桃城くんの叫び声(?)が聞こえてきました。

No.95 2003/05/10(Sat) 21:24

  ☆☆追跡終了☆桃肉伝説の終焉☆☆ / 卯月ウサ&へごちゃん@ふと桃!
 

「……洗っても落ちねぇし。」
桃城くん、困っています。
「ほら。荒井のはちまき、借りればいいじゃん!」
「菊丸先輩!!はちまきなんかじゃないっすよ!!これ!!」


むむ!荒井さまといえども、はちまきを愚弄するやつは許さないぞ!!
「もふ……。」


結局、海堂くんの誕生日プレゼントは買えたみたいです。荒井さまの額当て(?)を借りて、なんとか「肉」をごまかしつつ、帰路に就く四人。
で。
「明日になっても落ちなかったらどうしよう。」
桃城くん、少し凹み気味。


「とりあえず。まぁ、帽子を被るとか。」
「越前っすか?」
「バンダナを巻くとか。」
「まむしみてぇで、嫌っす。」
「はちまきを巻くとか。」
「……ルドルフの人みたいっすよ。」
「前髪を下ろすとか。」
「そうそう!!大石みたいにね!!」
「……大石先輩の前髪じゃ、意味ないっす。」


「なんだと!!桃!!大石の前髪をばかにしたな!!」
「え?!そ、そんなこと……!」
「大石の前髪はな!そりゃ、変だぞ!むしろ、ぶっちゃけ、ありえない髪型だぞ!ついでに言うと、意味も分からないぞ!だけどな!だけど……うがっ。」
「英二……もう、良いから。……帰ろう。みんな。」


そんなわけで。
青学部隊は帰っていきました……。
「もふ〜〜!」
今日も一日お疲れさまでした☆

No.96 2003/05/11(Sun) 00:35