追跡開始! ―未開通で未開拓……!― / 蜜屋文子@色々準備準備!

おはようございます!
……須藤を見る目が変わるわ……!
「一体どんな目で見ていたんだ……」
た、縦縞……?


「樺地」
「ウス」


樺跡だ。

「6月が終る」
「ウス」
「でも、俺たちは終らない……」
「ウス!」


ああ。ベッドに入り直しちゃダメだってば!
遅刻するよ―!


「樺地……」
「跡部さん、これ以上は……」
「ん。また、帰るまでお預けだな……」
「ウス……」


万年お預けなのか?

「若さとは……」

語ってないで学校行こう。

今日も元気にお仕事ですよ―!
(私が言うと真実味に欠けるな!)

No.638 2003/06/30(Mon) 09:43

  若さとは。 / 次代の帝王・現在の皇帝☆須藤白雪様withチクビ&加産米熊@横縞。
 

「どっかーん!!」
「オハヨウゴザイマスデスヨ!!」
うちの兄貴は前人未到の秘境だぜ、派手親父の愛妻の姉ちゃん!!
「ソシテコレカラモ、誰モ踏ミ入ルコトハナイデスヨ!」
そいつは可哀想だぜ。


昨日でかチクビはうっかり世界を間違えて原作版の湘南に行っちまったので、俺様たちがアニメ版城成を訪問することになったぜ!
「めそこがあにめ版ですよ!でかめそはげんさく版ですよ!」
どっちにしても商業誌やブラウン管に現れることはないんだが。


さて。ここが城成湘南の校舎か。
「白雪ちゃん!」
「アノ茂ミノ陰ニ、怖イ顔ノ人ガ蹲ッテイルデスヨ!」
ぬ、本当だ。
しかしどうして俺は、状況解説文の面倒臭い奴らを連れてきちまったんだろうな。
「あ!きれいなおばさ…おねえさんが、むこうからあるいてきたですよ!」


「……葵…」
「…玲冶…?…どうしたの、こんなところで…授業は」
「…先程の体育で足を挫いたので。休んでいました」
「…足を!?だったら、こんなところにいないで、保健室に…きゃっ!」


「きゃ!」
「キャ!☆」
怖い顔の男、あのおばさんの腕を引っ張って抱き寄せたぜ!


「……玲冶」
「…葵をこうするために、待っていました」
「…足を挫いたなんて、嘘ね」
「本当です。貴女のことを考えていて、痛みを感じないだけ」
「……」

No.639 2003/06/30(Mon) 12:06

  底なしの精力。 / でもモヴ予備軍☆須藤白雪様withチクビ&加産米熊@邪?
 


「教エ子ト、教師!☆」
「すくーぷですよ!すくーぷですよ!」
落ち着けお前ら。これが湘南地区の日常なんだろ。


「…もう一度、ここに座っていなさい。湿布薬を持ってくるわ」
「葵」
「手当てをしたら、授業に戻るのよ。いいわね」
「……」


「あり?」
「ソリダケデスカ?」
ふん、大人は色々面倒だぜ。
「白雪ちゃん、帰るですか?」


好きな気持ちはそこにあるのに、何かがそれを表すのを押し止めてやがるように見えるぜ。
何でもっと自由に心を解放できねえんだろうな?
「おとなには、きっとたくさんのしがらみがあるのですよ」
「過去ノ時間ガ人ヲ臆病ニシテイルノカモシレナイデスヨ」


いや、お前らまでシリアスになることはない。変だ。

No.640 2003/06/30(Mon) 12:07

  ウサちゃん、心配かけました。 / メープル@ジン麻疹!!
 

「あれ? 赤澤、観月は?」
「休みだ」


 ルドだ。
 ガングロくんの声、何だか低いな。


「どしたの赤澤、なんか、機嫌悪い?」
「……ああ」
「観月とケンカしただ〜ね?」
「いや……」


 教科書を片す音がします。もう授業は終了のようですね。

「俺が怒ってんのは、裕太の兄貴にだ」
「青学の不二? 観月、またなんかヤられちゃったの?」
「きのう、電話がかかってきてな」
「知ってるだ〜ね。珍しくお礼の電話だったって言ってただ〜ね?」


「それが、ゆうべ夜中になって、観月の受話器をあてていたほうの耳から、王蟲(オーム)が出てきたんだ」
「…………(震)」


「観月、虫が苦手だから、ショック受けちまって」
「…そ、そりゃ無理ないだ〜ね」
「今日はまだベッドから出られねぇ…くそっ」


 がたっ☆

「おい、淳、柳沢、今日の部活休むから、そう伝えといてくれ」
「赤澤?」
「観月に付いててやるだーね?」
「いや、裕太の兄貴に話つけに行く」


『え、えーーーーーっ!!!???』

「観月に手ぇ出すなって言いにいく。止めんなよ」
「ちょ、ちょっと待つだーね!!」
「そうだよ赤澤!! 怨念系でもないキミが不二周助にケンカ売りに行くなんて、自殺行為だよ!!」
「んなもん知るか!!」


 …吃驚。

「怨念系だか何だかしんねーが、これ以上観月をいぢめやがったらゆるさねぇ。あいつのツレとして、それだけはキッチリ言っておかねーと、俺ァあいつを好きでいる資格がねーんだ」

「……赤澤……」

「観月には言うなよ」

 チャイムの音を背景に、ガングロくんは教室を出て行きました。

No.641 2003/06/30(Mon) 15:14

  入植者はいないのか!? / 蜜屋文子@縦縞→斜縞→横縞→邪。
 

「斜めがあったか」
しかし、誰も開拓しないの!?
「では誰が須藤に鍬を挿れるのだ」
太郎さん、漢字変換間違えてるわ。


「ん―…」
「どうした、滝」


滝君、スクールのベンチで難しい顔。

「不二が困ってる―」
「は? 不二?」
「うん。しかもすっごく困ってるみたい―」


あ、あの不二君を困られてるのは誰だ―!!

「まぁ、一般人には手を出せないよね―」
「一般人?」
「お前、わかるように話せよ……」
「不二君が悪意でやったわけじゃない事で、ちょっと困った事になって。で、本人じゃなく関係者が文句言いに来ちゃったってとこかな」
「……わかんねぇって……」
「ん―。だからね、不二に対してアレルギー反応を起こすヤツがいてね?」
「青学の不二はアレルゲンかい……」
「不二、いいお兄ちゃんになってみたかっただけなのに―」
「お兄ちゃん?」
「弟いるぜ! ジローとやったルドの不二裕太!」
「あ! ……ん?」
「お前な! 対戦相手くらい覚えとけ!」
「木更津も助けてやればいいのに―」


どうなってんだ?
不二君ち……電波届くかな?

No.642 2003/06/30(Mon) 17:25

  アレルギーはつらいんだぞ! / メープル@寛解!!
 

「淳、赤澤はどこです?」
「あ、観月、もういいの?」
「大変だっただ〜ね。これで赤澤もひと安心だーね」


「……赤澤はどこです?」

「み、観月、声が低いだーね」
「そうそう、風邪引いたんじゃないの? クスクス」
「もうちょっと、部屋で寝てるだーね。俺のプリンやるだーね」


「……まさか、青学へ行ったんじゃないでしょうね?」

「ち、ちがうだーね観月!!」
「…うん、本当はそうなんだよ、観月」


 クスクス。

「!!! あ、淳!! 何言うだーね!!」
「赤澤は、青学の不二のところへ、怒鳴り込みに行ったよ? くすくす、ホント、バカ澤だね。一般人が敵う相手じゃないのにー」


「……っ!!!」

 ばしっ!

「観月!! 何するだーね!!」
「…いたた、ひどいなぁ観月、ビンタなんて。くすくす」


「き、危険だって解かってたんなら、なんで止めなかったんです二人とも!!」

「…くすくす。だって、赤澤は観月のオトコだろ?」
「…………っ」
「その赤澤が、観月のためにいくって言うんだもん。止める理由なんかないじゃないか……」


「……み、観月?」

 ダッ!
 ガラッ、ピシャッ! どたどたどた……。


「あ、淳、観月行っちゃっただーね」
「うん、思惑通りさ、クスクス」


 木更津くんの思惑とは?

No.643 2003/06/30(Mon) 18:40

  最近ルド多い…。 / メープル@寛解!!
 

「いたた、観月のやつ、見かけより力あるじゃん。細くてもさすがテニス特待生だねー、くすくす」
「淳、アイスノン借りてきただーね。これ当てて冷やすだーね」
「うん、ありがとう慎也、くすくす」


「……で? なんで観月怒らせただーね。あいつはああ見えて赤澤にホレてるだーね。あんな言い方したら、ビンタくらいもらうのわかってただーね」
「……不二の呪いを呼んでいるのは、観月自身だからさ。くすくす」


 ???

「呪いってさ、不幸が続くとか病気になるとか、具体的な結果はみんな、呪われた側が引き起こすじゃない?」
「……まあ、それはそうだーね」
「呪う側は、本当に『呪うだけ』なんだよ。観月は、自分が呪われていることを知って、自分自身で『呪いの結果』を呼び込んでいるのさ。だから、いくら赤澤が不二に抗議したって、観月自身が不二の呪いを克服しないと、ゆうべみたいな現象は続くんだよ。くすくす」
「……そうだっただーね。
 でも、それだったらそうと、観月なり赤澤になり言えばよかったんじゃないだーね?」


「うーん。
 まぁ、これはあの二人に対する、ぼくからのサービスさ。くすくす」
「???」
「あの二人は、自分が相手にどれだけ愛されてるか、もっとお互いに知る必要があるんだよ、くすくす」


「……淳、かっこいいだーね」
「惚れた?」
「もうとっくに惚れてるだーね」
「くすくす、世界中が、俺たちみたいにラブラブになったらいいのにね」


 甘。
 

No.644 2003/06/30(Mon) 19:03

  ☆☆耳から王蟲……!(怖)☆☆ / 卯月ウサ&へごちゃん@佐藤=邪、須藤=縦縞、佐藤+須藤=格子縞。
 

「ボクは……ボクはただ……観月にお礼を言いたかっただけなんだよ。赤澤。」
「だけどな!おかげで観月は寝込んだんだぞ!!」
「それは……ボクがやったんじゃない!」
「じゃあ、誰がやったんだよ!あんな……あんなひどいこと!!」


青学のテニスコートの片隅で。
なんだか不思議な怨念修羅場が発生しております★


「ボクは耳から王蟲なんて趣味の悪い呪いはかけないよ。だいたい、そんな呪い、美しくないじゃない。」
「だが、観月はお前のせいで苦しんでいるんだっ!」
「……ボクが本気で呪ったら……耳から王蟲じゃすまないのに……。見せてあげようか?赤澤?ボクの実力を、今、この場で?」
「話をすり替えようとしてもムダだっ!とにかく、観月に手を出すなっ!」
「……観月がボクの裕太をいじめたから……だからボクは仕返しをしただけだったのに……。」
「裕太とのことは、もう、あの大会で精算しただろ!?」
「うん。……成敗済みだったね。」
「だったらもう、観月に手を出すな!これ以上、観月に何かしたら……お前が怨念系だろうが、なんだろうが、関係ねぇ!」
「……だけど。今回のことはボクが悪いんじゃないよ。赤澤……。」
「お前以外、誰のせいだよっ!」
「……ボクのせいじゃない……(涙目)。」


不二さまたちを遠くから見守っていた青学レギュラー陣。
さすがに不二さまが涙目になったのに気付いて、動き出しました。


「このままだと、不二が暴走する確率、87%。」
「誰か、河村か、大石連れてこい!!」
「にゃー!!タカさ〜んっ!!大石〜っ!!助けに来て〜〜っ!!」


暴走する不二さまを止めることができるのは。
癒し系河村&大石の、青学地味’sのみ!
頑張れ!癒し系!!


「赤澤!!あなたって人はっ!!」
あ。観月くんが来たみたい……!

No.645 2003/06/30(Mon) 20:46

  他校のコートで… / メープル@王蟲!!
 

「このっ……バカ澤っ!!」

 どんっ☆

「み、観月…???」
「ばかっ、ばか、ばか……っ!」


 あああ、観月くん、赤澤に抱きついたまま泣き始めたようです☆
 いいんかい、他校のコートでんなラブラブやって…。


「んだよ観月、なんで来たんだよ…!」
「し、心配したからに決まってるでしょう! アナタみたいな単純な頭脳で、不二周助を敵に回すなんて、怖いもの知らずにもほどがあります!」
「だってお前が不二怖がるから…!」
「だからってあなたが命張るようなマネすることないじゃないですか!! 
 それじゃなんですか、ぼくが怖がったらイラクまでフセイン大統領を暗殺しに行くんですか、あなたはっ!!」
「イヤ、それはいくらなんでもムリだけど…(汗)」


 おいおい。
 話がずれてる、話が。


「だってお前、『ボクの恋人で居たいんなら一生奉仕しなさい』って言ったじゃん」
「……!!!
 い、言いましたけどっ……!!」


 ああああああ。
 キミたち、ここ青学のグランド……。



「……クスッ、なんとかうまくまとまったみたいだね」

 不二様。
 そうか?

No.646 2003/06/30(Mon) 21:39

  ☆☆追跡終了☆怨念の日☆☆ / 卯月ウサ&へごちゃん@一件落着!
 

「なんか、無事、解決したみたいーvv」
「……え?何がですか?」
「んー?いろいろーvv」


滝くん、嬉しそうです。

「青学不二って、ホント、魔王だよねーvv怨念系の鑑ーvv」
「それって褒め言葉なんですか?」
「んー、そうだねーvv俺はそう褒められたら嬉しいなーvv」


さて。
ここで問題。
若様としては、大好きな滝さんを喜ばす為に、「滝さんだって立派な魔王ですよ!」と言うべきなのか、否か。
答えは30秒後。


「きのこ〜。滝萩〜。なんで起きてるですか?おしゃべりしてると幸ちゃんが起きちゃうですよ!」
「あ、ごめんねー。ぷちめそ。俺たちも、もう寝るからー。」
「ぷちめそもおやすみ。」
「あい。寝るですよ。」


ぷちめそちゃんがもう一度、タオルケットの中に潜り込んで。
あっという間に寝息が聞こえて。


「……滝さん。」
「んー?」
「俺は……滝さんが魔王でも魔王じゃなくても……あの……。」
「んー?」
「怨念系でも、そうじゃなくても……滝さんのこと、好きですから……。」
「うふふーvvありがとーvv若vv」


その心は。
できれば、魔王にならないでくださいね。滝さん。
ということで。
今日も一日、お疲れさまでしたvv

No.647 2003/07/01(Tue) 01:57

  ちゃんちゃん☆ / メープル@丑三つ!!
 

「……赤澤」
「ん〜? 何だ?」


 ルド寮で。
 ピロートークだと思いねぇ。


「ひとつ、気にかかることがあるんですが」
「…何だ?」
「あなた、ぼくの耳から出てきた例の蟲、どうしました?」
「あ〜? どうしたっけかな…?」
「・・・まさかその辺に捨てたんじゃないでしょうね」
「ん〜と…あ、そうだ・・・気持ちわりぃから、窓から放り出したんだ…」


 ぎゃぁ。

「こ、校内で繁殖でもしたらどうするんですか!! あんなものがうじゃうじゃ!!」
「心配いらねぇ。すぐにどっか行っちまうって」
「根拠のないことを!! こらっ、赤澤!!」
「ん〜、もういいじゃねーか…」


 ぼふっ☆

「……寝ようぜ」
「……もう!」


 結局甘い二人なのでした。


 ……ところで、氷帝の杜とかに来たらどうしょう。王蟲。
 幸ちゃんがナ○シカになっちゃうよ〜(笑)

No.648 2003/07/01(Tue) 04:04