弐千弐年伍月

 

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弐千弐年分

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君トとりんご
赤いりんごがあって
私はそれを飲み干し
私はそれを丸呑みし
その甘さもわからぬまま咽が詰まった

息が出来なくなって
初めて知った
生きてた頃の感覚
天国が近づいてきたら又君の顔を浮かべた

・・・君言う人種・・・その種は何?
・・・君と言う闇・・・その色はどれ?


闇にも色があって
君はそれを歌い
君はそれを奏で
その切なさに縛られて少し息ができた

世界は狭すぎて
窒息しそうだった
赤いりんごはほっぺ
嬉しくなるから又君の顔を浮かべてた

・・・私と言うブランド・・・特許は気持ち
・・・私と言う存在・・・君の中で揺らして欲しい
2002年05月30日 18時50分44秒

手紙
一枚の便箋に書いた
『もうすぐ私は死んでしまいます』
二枚目の便箋に書いた
小さな小さな三角屋根のおうち

ポストに入れるその前に
顔を覗いておきたかったけど
誰もが心の中のおうちを
大事にしてるから
私は全てをやめると誓ったの


いつか耳に入ってきた歌
『笑顔を絶やさないと誓った』と
私にはそんな事は出来ない
あんな風に歌ってみたいけれど

誰かの顔を見てるのがすきよ
独りじゃ笑顔になれないわ
誰もが私と同じじゃないのね
罪を恥じたから
罰は自分で作れるわ・・・バイバイ


封筒の色は秘密がいいね
興味があったら
逃げ足鍛えてあけにおいで
一枚目の便箋に『ごめん』とかいておくから



君は・・・
今頃・・・何をしてるのかな?
2002年05月23日 00時11分57秒

ネコ
安全マーク
確かめて
ちゃんとここに
大丈夫

私ネコ
だから遊ぼう

ひきこもり
そのわけは
かき乱したから?
なにもしてない

私ネコ
だから出てきて

楽しくて
笑いたくて
ただあいたくなった
乱暴ものかな?

ただのネコ
楽しんだらネコ小屋に帰る


恋はしない
私ネコ
だから大丈夫・・・恐がらなくていい・・・


私ネコ
君の友達
2002年05月22日 08時39分55秒

I’m Natural  〜素敵な夜に〜
夢見るような恋はもう終ったの
自由を奪い本当にごめん
私悲しくないの
私が光なの
だからデートしようよ
いつかデートしよう

もうしにそうな声で電話しないわ
死にそうな私は殺したの
私大丈夫なの
私『普通』なの
だからデートしようよ
今度デートしよう

地獄のような恋はもう終ったの
あなたをメカにもどしてあげる
あなた心ないわ
あなたロボットよ
だからデートしようよ
明日デートしよう

一人ぼっちは命を削るよ
誰よりもながいきするために
今夜デートしよう
今夜でーとしよう

今夜デートしようよ
今夜おしゃべりしよう
今夜映画をみようよ
今夜中身をしようよ
2002年05月19日 00時57分12秒

神と私
声を浴びればまわり出す冬
母に捨てられ恋人にも捨てられ
思い出すのは無口だった父
私を抱かなかった人は
私を捨てる事もない
切なくて・・・距離が切なくて・・・

声が刺さって淋しさ消えた
誰も要らない誰も欲しくない
世界はいつも粉々になる
私の向き合うべくものは
私の内にある
儚くて・・・人の心は儚くて・・・

大きな声に飲み込まれてく
至福の時はあまりにも短く
空腹は残酷に心を抉り
私の肉が繁殖する夜は
私のネコが許してくれる
優しくて・・・ネコのお腹が優しくて・・・



神の声・・・内に中に・・・・目を閉じて・・・血管に・・・細胞に・・・
2002年05月10日 00時22分42秒

音楽
地獄のような館
ここには逃げ場もお部屋もなくて
あの美しい音楽の誘惑さえたちきられるから
息が出来なくて
あの美しい花嫁のモノクロの写真からは
血がにじんでる

お外に救いを
お花畑を捜し求めて
虐げられた悲しみに針をもつミツバチが集まるから
肌がうづいて
刺されるままに・・・指刺されるままに
愛しい物を置き去りに


なぜに
人は
変わり果てる
変わりえない現実を抱え・・・


受け入れられない心
記憶の貼り付いた脳が割れてしまいそうに音をたてる
恋の匂いも忘れ
ときめかぬままに・・・ピストルを隠し持ちながら
心中の時をはぐらかす

なぜに
愛は
救えない
モノクロの花嫁


永遠のループ
いくつもの性別が絡まりあい首を絞める音がする
2002年05月09日 15時11分10秒

人間の匂い
温かな匂い
大好きな悪臭
漂うのは波風にさらされても消えない匂い

ゴミ箱から拾ったお人形
生ゴミがついていてまるでケーキ
脱水機から取り出したぬいぐるみ
顔も尻尾もなくてかわいいマリモ

懐かしい匂い
夢見た悪臭
漂うには漂う為の人間が必要ないいにおい

電池が切れた泣き人形
白いベットで意味なく踊るまるで猫
おひさまに干されたぬいぐるみ
ハラワタからノミといっしょに出る汗はジュース

優しい匂い
私は知っていた・・・人間の・・・清い悪臭・・・

人は誰も優しくて
2002年05月01日 10時38分27秒


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