私の日記です

「真夜中」
見上げれば
冴えわたる月光

灯りの落ちた街を
蒼白く浮かびあげている

いたいほど冷たい夜の風が
裸木の枝を揺らしている

時折聞こえる
車のクラクションと犬の遠吠え

時計の針は今今日を昨日に変えて
私は独り肩をすくめて
真夜中の風の中

詩い人=東央鷹 2002年02月25日 02時07分51秒

流れ星の涙
くらい夜空を横切って
小さな星が流れてゆく

人は、流れる星に願いをかけた

星はその小さな体に
願いをまとい、明日へと
夢を運んでゆく

でも空も見えない街では
見上げる人もなくて
まとう願いのない星は
哀しそうに消えてゆくだけ

まるで空の流した涙のように

詩い人=東央鷹 2002年02月19日 00時14分02秒

春を感じて
肌寒い風が吹いている
でも日差しは少し和らいで
見上げる空はまぶしくて
春遠からじそんな気分

青い蒼い空を割って
飛行機雲が突き抜ける

まるで冬空の扉が少し
開いているように見えませんか

ほら扉の隙間から
覗いているよ
春一番のしっぽが

詩い人=東央鷹 2002年02月17日 03時15分24秒

「時に追われて」
街角のデジタルにゼロが並び
シンデレラの時が終わりを告げる

眠らない街の片隅を
秒針に追われるように走り出す
黒い車とそれを見送る人影

客待ち顔のタクシーの群れが
垂れ流す哀しいメロディーが
星の見えない夜空に溶けてゆく

時に追われるように
夜は深い闇をまとい
街角をすり抜けてゆく

新しい朝が生まれるまでに
悲しみを飲み干すために

詩い人=東央鷹 2002年02月16日 03時09分02秒

永遠の夜の中で
星空をひとかけらの雲が
風に追われ流れてゆく

冷たい土のかんしょく
背中に感じながら見上げる
星空はまるで
終わることのないように
冷たく凍てついている

隣に横たわる君の温もりが
つないだ手のひらから伝わってくる

もしこのまま二人凍てついて
逝ってしまったとしても
この手の温もりは忘れない

つないだ手を少し強く握りしめた
永遠の夜のなか
ふるような星空の下で

作、東央鷹 2002年02月15日 03時21分01秒

「かごの鳥」〜天使は瞳を閉じて〜
 窓から見える青空に憧れて
さえずる青い小鳥はいつも
かごから飛び立つ日を夢見ている

そこにはどんな明日が待っているかと
狭いかごの中で羽を繕いながら

ある日かごの扉の隙間から
鳥は青空に向かい飛び立った
あこがれと夢を胸一杯に詰め込んで

もうおまえの憩える場所も
おまえを守るものも
何もないんだよと

天使はつぶやき
そっと瞳を閉じた

鳥が飛び去った
青空に背を向けながら 2002年02月05日 13時26分56秒

荒野の果て
今君の心は荒れ果てて
一滴の水も流れていない
まるでひからびた荒野のよう

涙さえもかれてしまったの?

でもね、あけない夜は無いように
終わらない悲しみなんて無いから

きっと明日は光に満ちた
新しい幸せがやってくるから

自分を信じてもう一度
歩き出してください

荒野の果てにはきっと
緑あふれる草原があるから

            東央鷹 2002年01月28日 03時20分08秒

朝日の向こう側
稜線から放たれた光に押され
月が薄れて溶けてゆく朝

冷たい朝の風は
落ち葉を巻いて通り過ぎていく

ニュースを運ぶ
単車の音が遠ざかってゆく

今上る朝日の向こうには
何が待っているのだろうか
 
笑顔?涙?争い?

待っているものはそれぞれ違うけど
確かに今日はやってくる
誰にも平等に
あの朝日の向こうから

          東央鷹 2002年01月26日 03時09分11秒

風の早さで
 遠いところへ行ってしまったあなたに
私の心とどけたいけど私の足ではもう届かない
風を越えて光の速度で届けられるものなら
今ここからとんでゆきたいあなたの胸に

でも私は光にはなれない
あなたの胸までたどり着けない
せめて想いを風に乗せてあなたの胸に届けたい
 
張り裂けそうなこの胸の想い
風の早さで届けたい

            東央鷹 2002年01月26日 03時04分03秒

樹海
迷い人には、死出の道しるべの森
でも耳を澄まして
目を凝らしてごらん

命芽吹き育みし大地
ほとんど手つかずのままの自然が
見えませんかあなたには

ここは命と精霊のふるさと
けして死出の道しるべではない

ただここで朽ち果てた命は土に帰り
次代の命へと帰る
ただそれだけの森

         東央鷹 2002年01月25日 08時16分58秒

れんあい
恋は想い燃やすもの

愛は二人で奏でるもの 2002年01月25日 08時12分23秒

言葉を君に
愛しい気持ちを君に伝えたい
でも僕には今の気持ちを
ツタえらえる言葉を持たない

好きですとか
愛してるなんてありきたりの言葉じゃ
今の思いは伝えられない

駆け寄りたい 

抱きしめたい

一つになりたい

どういえば伝わるのだろう
僕の中にあるすべての言葉を
はき出しても見つからない
愛の言葉を君に

眼差しに変えて

          東央鷹 2002年01月25日 07時53分08秒

雪ひとひら
この町ではめずらしい雪が
ちらり、ひらり舞っている

灰色した重い雲から
ちらり、ひらり舞い落ちる

黒いアスファルトの上
落ちては溶けて消えてゆく

降り積もることもなく

泣いてゆく君の頬に
落ちてはと来て流れている

雪ひとひら

君のかわりに落とした空の涙

            東央鷹 2002年01月25日 07時47分58秒

劇役中毒日記
舞台写真を少しでも多くの人に見てほしくって
一人でも良いから、演劇に興味もって
くれれば嬉しいなと思って立ち上げた・・・
2000年02月27日 01時34分56秒


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