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28/5/2000日仏学院
『第三の岸辺』 1993年 監督:ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス 出演:イラ・サン・パウロ、ソニア・サウリン 音楽:ジルベルト・ジル オレンジ色に光るまぶしい夕日をバックに、タイトル、クレジットが現れる。 続いて、強烈な色彩に負けない力強いギターが響いてくる。音楽はジルベルト・ジル。なんだかわからないけど、パワフルな映画。ソ連の『フルシチョフ、車を』とは違うパワー。 |
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2000年07月20日 23時56分03秒
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8/6/2000日仏
『ひとりぼっちの狩人たち』 監督:ベルトラン・タヴェルニエ 原作:モルゲン・スポルテーズ 出演:マリー・ジラン、オリヴィエ・シトリュック、ブルーノ・ピュツリュ、リャシャール・ベリ 原作『lユappat』に関する講演会に合わせてビデオ上映された。1984年の冬、一人の少女と二人の青年が弁護士を殺害する。実際にあった殺人事件を題材にした原作を、映画監督、ベルトラン・タヴェルニエが映画化。殺人の動機があまりにも幼稚、もしくはまったくないことが、世間に衝撃を与えた事件。 映画は、中流階級育ちで両親は離婚している少女、事業に成功した父のいる家庭に育つ裕福な青年、そして、彼らの家に居候しているホームレスの青年の三人を中心にストーリーは展開する。84年という設定ではあるが、中流以上の家庭に育っている子供たち、そしてホームレスとの関わり方など、2000年の社会問題としても観ることができる。驚いたのは、中流階級の子供ならある程度の教育は受けているはずなのに、考え方があまりにも幼稚なこと。裕福な青年は、人生の成功者である父への憧れだけでなく嫉妬もあり、父を追い越そうとしてもどうしてもできない葛藤がいつしか焦りになり、窃盗を思いつくのだが、なんとも幼稚に感じてしまう。少女は、女優を夢見てナイトクラブで若さを武器に芸能界に強いコネクションがありそうな奴を捕まえて、彼らを玩んでいる。情婦扱いされると泣くところが、まだ幼い感じ。 |
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2000年07月20日 23時54分52秒
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http://cinemacafe.net/interview/geiger/02.html
カリフォルニアの海岸の町。幼なじみで子供の頃からサーフィンに親しんでいた4人、ノア(グレッグ・レインウォーター)、ランス(マーク・マティセン)、シュワルツ(ロバート・カソ)、ジェブ(トロイ・ファジオ)が高校卒業以来久しぶりに再会した。癌に侵され入院しているボブもサーフィン仲間の一人だった。病気で変り果てた姿に自信を無くしていた彼を病院から連れ出し、メキシコへ向かう。現実の厳しさや責任の重さに悩んでいる彼等は、この旅によって本当の友情を知る。 実話がベースになっている映画。 監督であるウィル・ガイガーは脚本を執筆するにあたって、ベースが実話であることも含め、自分たちの周りにいる本当の海の仲間たちのことを映画にしようと考えていたという。先日、本人をお見かけする機会があった。御自身もサーフィンを楽しむと聞いていたので、どんな人なのかと不安もあったが、思いの外、柔らかい印象の方だった。監督自身の人柄がよく出ているシネシネ独占インタビューは先日CINEMA DE CINEMA誌の号外として送信されている。浜田編集長が親密な一夜を熱く語っているのでぜひ再読して頂きたい。映画を観る前に読んでも楽しめるし、観た後に読んでもまた、感慨深く楽しむことができると思う。 静かに、そして激しいうねりを見せる海の波が映し出されている。主人公、ノアの声が語りかける。 「イルカは群れの1頭が死に掛けると傍らを離れない。メキシコで観察されたある群れは瀕死の仲間を交代で水面におしあげながら、3日間も泳ぎ続けたという...。」 映画の冒頭のワンシーンである。いきなり神秘的な言葉が大画面から迫ってくる。夏だ、海だ、サーフィンだ!といった類いの映画ではない空気が流れてきた。だからといって難しく考える込むような映画ではない。 子供の頃から仲良く遊んできた青年たちが、学校を卒業してそれぞれの道を歩み出していく。その後、社会に出た彼らは大人にならなければいけない現実とぶつかり悩み、責任の重さにもがく。そんな彼等の等身大の姿はまるで自分たちのこと、友人たちのことを観ているように感情移入できるのではないだろうか。旅を続けていくうちに誰からというわけでもなく、それぞれが自分の悩みを打ち明けていき、さらに友情を深めていくのだがそれは、嫉妬をおぼえるくらいの純粋な友情だ。懐かしい友人と会う時に生じがちな見返りや虚栄など、本物の友情の前には無意味なのだ。 サーフィンを素材に作られた映画はいままでにもたくさんあった。例えば『ビッグ・ウェンズデイ』(1978)もそうだ。アメリカの60年代を描いたこの映画は、強いアメリカはもはや幻想になってしまったことを誰もが感じたベトナム戦争について言及している部分もある。徴兵を逃れる者、うまく逃れなかった者、自ら志願した者など、アメリカに住む青年たちの戦争への様々な考え方がみてとれる。 海という自然と付き合っていくサーファーたちは、自分を信じて予測不可能な動きをみせる波の中に身を委ねる。時には命を落とすこともある大自然を前にして、自分の力を把握し仲間を信じて生きていくことを遊びの中から学んでいるのだろう。国のために命を落とすことと自然の生き物としての海を行くことと並べて捉えて観ることもできるのではないだろうか。 『オーシャン・トライブ』は、本物の友情を見つける青春ロードムービーだ。登場人物の全員が現在の自分の立場や今後の方向を見定めきれずに悩んでいる。気ままな旅をし、バカ騒ぎをしていても現実の厳しさは変わらない。自信を持つ拠り所が見つからない。しかしその不安定な気持ちを仲間に打ち明けられた時、本物の友情を見つけその素晴しさに気付く。今の自分を受け入れる勇気を持つことが、これからを生きる自信を得ることができるのだ。 by 伊藤義子 (ライター/エディター) |
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2000年07月20日 23時52分10秒
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『ドグマ』 ギャガ・コミュニケーションズ 監督:ケヴィン・スミス 出演:ベン・アフレック、マット・デイモン、アラニス・モリセット、 冒頭、バカ丁寧なお断り(言い訳)が延々、つらつらと書き出される。 神を冒涜していると思わないで、全てユーモアです。とかなんとか。 物語の中でも、いろんな映画を茶化していたり、笑える。 まあ、基本は相変わらずのケヴィン節。今回は、金を掛けられただけあって、いつものダベっている会話だけじゃない。聖書をモチーフにして、「世の中、ユーモアなくては生きられぬ、アホなことばかりナリ」ってことをケヴィンらしく炸裂させた映画。オモロイ。 ソドムとゴモラを滅ぼしたり、大洪水を起こしたりする、大量殺戮担当の天使ロキ(マット・デイモン)と彼を見張る天使(ベン・アフレック)が、神とケンカして、天国を追い出されて早数千年。今では、空港で募金活動をする人をからかったりして遊んでいる。堕天使って、地獄に落とされたのかと思うけど、 この映画では、「地獄だって?そんな甘いところじゃないよ、ウィスコンシン州だよ」とか言う……。地元の人、ユーモアを持って観てください…。 そんな調子で進んでいくわけです。最後もまた、おもしろい人物が登場する。 それは神なんだけど、彼女はアラニス・モリセット。これもまた、ナイスなキャスティング。で、神の声は、人間が直接聞くことができないワケがここで判明する。 「最高ですかあ?」のオヤジ、やっぱり詐欺師っすね。 オススメよ。 |
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2000年05月30日 23時10分34秒
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