古代エジプトにおいて、スカラベは神、そして王の象徴であった。
牧畜・農耕民族であった当時のエジプト人の社会では、動物が接触するものはすべて神聖であり、それには牛糞さえも含まれる。
スカラベはそのような牛糞にまみれながらも、太古よりその美しい鎧と生を保ち続けている。
今日もエジプトの人々のそばで、ボールの黒い影を大地に落としてたくましく生きている。