| 小さな中国のお針子 |
| 観賞日 |
| 2003.1.31 |
| Director |
| ダイ・シージエ |
| Cast |
| ジョウ・シュン、チュン・コン、リィウ・イエ、ワン・シュアンバオ |
| 評価(5ツ星) |
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★★★★ |
| Summary |
| 文化大革命の嵐が吹き荒れる只中、医者を親に持つマーとルオは、反革命分子の子として再教育のため山奥深くに送り込まれる。そこは、大自然とけわしい山々がそびえる、小さな村…。雲に至る石段を上がると、その村が現れる。村人は素朴で、読み書きを知らず、村長によく従っていた。二人の再教育が始まった。彼らを待っていたのは、屈辱的な仕事や、つらい畑仕事。。。ある日二人は、年老いた仕立て屋と美しい孫娘のお針子に出会う。仕立て屋の持っているのは時代遅れのミシンだが、西洋文明からかけ離れたこの村ではモードを生み出す近代化の象徴だった。ルオはたちまちお針子に恋をする。そして文盲のお針子に物語を語り聞かせてあげたいと思い立つ…。 |
| Comment |
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何よりも中国の大自然の美しさに目が奪われます。目を瞑っても思い出せるような石段、なくなった人を弔うお祭りの風景。これだけでも観る価値があるように思います。ストーリーはこういう映画には珍しく、意外な方向へ展開していきます。一人の女性と二人の男性。二人の男性のそれぞれの愛し方と、文盲ではなくなった女性のその愛への応え方。そして数十年経ったときの、それらに対する感慨。なんだか胸が痛くなるような、けれども美しい思い出を感じることが出来ます。そうそう、私はこういう女性ってとっても素敵だと思うのです。3人のうちの2人で過去を振り返るって言う設定もいいですね。。。これが3人でも、1人でもだめだったかなって。惜しむらくは、最後のダムのシーンがわざとらしいので、ない方がよいかな、と。もっと自然な終わり方が良かったなって思います。 |