| 銀幕のメモワール |
| 観賞日 |
| 2003.2.16 |
| Director |
| ピエール・グランブラ |
| Cast |
| ブノワ・マジメル、サガモア・ステヴナン、ジャンヌ・モロー、マリオン・コティヤール |
| 評価(5ツ星) |
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★★★☆ |
| Summary |
| 25歳の映画監督サムは、第二次大戦前に活躍し、その後、消息不明となった伝説の銀幕スター、シルヴァン・マルソ−の生涯をドキュメンタリ−にする企画を立てる。唯一の手がかりは、リザという署名のある女性の写真だった。サムはリザに会うが、自分の名を隠し、過去を語りたがらない。しかし、サムの熱意によりリザは第二次世界大戦によって引き裂かれ、彼女の人生を変えてしまった生涯唯一の恋を回想し始める・・・。 胸が締めつけられるような思い出をたどりながら、リザは次第にシルヴァンとサムを重ね合わせていることに気づく。一方、サムも、戦時下、ナチの粛清によって孤児となり、戦後を懸命に生き抜いてきた両親の口から意外な事実を聞かされることになる。それによって自らのアイデンティティを見つめ直し、撮るべきテ−マを発見したのだった。 |
| Comment |
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端的に言って、全く飽きることもないし、ラストシーンもかなり楽しんで見ることが出来ました。しかし・・・この映画は一見すると恋愛映画のように見えるのですが、実はリザとシルヴァンの恋愛を通じて、サムが自分自身を発見していく映画だと思われます。そういった観点で見ると、とても中途半端なつくりに見えてしまいます。一方で恋愛映画としてみると、逆にサムがアイディンティティを発見していく過程が邪魔なのです。 と、いうことでどちらにしろ中途半端な感は否めないのですが、つい泣いてしまえるのは、私好みの音楽のせいでしょうか?それともノスタルジックな映像のせいなのでしょうか?まあ、泣けるというだけではなく、ユダヤ人問題を恋愛や、その後の人生と絡めて、間接的に描いている映画であることもプラス評価となりました。 ちなみにジャンヌ・モローの存在感というものは目を見張るものがあります。今回はそれが抑えられ気味とはいえ、やはり目立っていたなあ、と思うのです。 |