ストーリー
キリストの12使途のうちのひとりユダの側から見たキリストが十字架で処刑される前の一週間についてのおはなし
純粋に愛するが故に 愛されぬ憎しみはいっそうつのるユダ
「なぜ私を愛してくれぬのだ」
「さびしさは誰にだってあるのだよ」とキリスト
「嗚呼もう駄目だ 私は嫌われている」
「あの人を殺して私も死ぬ」
「私は私の生き方を生き抜く」
「花はしぼまぬうちこそ花である」
「売ろう 売ろう私があの人を売ってあげる」
「金 人生は金だけだ」
2転3転どんでん返してゆれるユダの切なく激しいキリストへの思い
そしてユダは駈け込み訴える‥‥‥‥
プロフィール
松崎 謙二 まつざき けんじ
朴訥な個性と演技力。
矛盾するかのようなふたつの要素が彼の持ち味である。
20歳で無名塾に入塾。
トライアスロンで鍛えた運動神経と天性の演技感覚の鋭さで初舞台から注目を集め、以後ほぼ全ての無名塾公演に出演、欠かせない存在となる。
素朴で誠実な人柄を反映した役柄を本来得意とするが、師・仲代達矢氏との舞台経験で才能を開花、様々な役柄を体得した。
上演にあたって
この倉庫でなにかできないの?
それが今回の芝居の始まりだった
それじゃなにかやってみましょうと言う事で動き始めた
もちろんただの倉庫があるだけで舞台も客席もありゃしない
ほんの2.3日も稽古すればどうにかなるんでしょ 本職なんだから
そんな言葉を全く裏切って1ヶ月以上の稽古が続いた
「信じるものは救われる」キリストは言うけれど それじゃ
信じないものはどうなるのか
僕たちは本当にわからなくて神父さんに聞きに出かけた
「聖書をそのまま解釈すると そのことについては書いてない」
本当に聞きたかった諸々の事はみんなその言葉で終わってしまった
僕たちが実践してわかった事 実際に行動して手助けしてくれて人
見守ってくれて人 応援してくれた人に感謝
きょう そしていつかまたこの倉庫でお会いしましょう
(チラシより)