〜出産〜
6月8日(日)
すでに予定日から5日が経過。
もういつ産まれてもおかしくないはずなのに、一向に気配はなし・・・
なんとなく前駆陣痛はあるものの、ちっとも続かないので病院に相談しようもない。
とっても楽しみにしているだけに遅れるとかえって落ち着かない・・・
今日は気分転換にパパと遠出をしていっぱい歩こう!!
と意気込んで大阪市内からりんくうのアウトレットモールへf(^-^;
思わず3時間もうろうろ歩いてミキハウスとかいろいろ見てまわってしまいました。。。
22:00ごろ
夜、もうすぐ実家の母のところへ戻らなければいけない・・・またパパと離れ離れで暮らすのだ・・・
早く産まれてきてくれないといつまでもこの生活のままだ・・・
そんなことを考えながら母の待つ家へ帰る支度をしていると
「ん?」
なんだか痛い。おなかが『きゅ〜』ってなる。
今までの前駆陣痛より少し強い感じ。
パパに時計を確認してもらって30分後、『きゅ〜』
「んん??」
そのまましばらく計ってみると少しづつ狭くなってくる。
「これはもしや!!」
10分間隔になってもあんまり痛みは強まらない。
こんな状態じゃやっぱりまだかな・・・と思ってたんだけど、パパは心配なので病院に電話。
「そうですか。それじゃすぐに来て下さい」
(なんだかまだまだ産まれない気がする・・・)
そう思いながらも入院セットを持ってパパの車で病院に。
6月9日(月)1:00ごろ
内診をしてもらうと
「まだ子宮口は開いてないねぇ〜入院してもらってちょっと様子みましょ〜」
といつもの男の(院長)先生ではなくおばあちゃん(理事長)先生。
看護婦さん曰く「たぶんまだまだだと思うけど・・・先生がああおっしゃってるので」
どうやら当分先のようだ(−−;
でももう平日になるのでパパは心配だろうしとりあえず入院することに。
2:00ごろ
とりあえずパパは今日は泊り込み。
いつ産まれるかわかんないし、立会い出産希望だったので。
陣痛はあまり強くはならないものの、10分間隔を繰り返してる・・・
まだ「いたたた・・・・」程度。
パパは明日もしかしたら会社に行かないといけなくなるかもしれないし
立会い中に寝るのもばからしいから仮眠をとってもらう。
それでも私は眠れない・・・
「いたた・・・・・いたたた・・・・」
4:00ごろ
「いたたた」と言うのにも少し疲れたようで2時間ほど仮眠。
朝方目が覚めてまた「いたた・・・」
強さはそんなに増してない。間隔も15分くらいにあいてしまった。
「やっぱり今日は無理かなぁ・・・」「う〜ん・・・・」
9:00
昨晩メールで報告していた母が病院に到着。
痛みはおさまってきてしまっていた。
「なぁ〜んや、その調子じゃまだまだやなぁ〜」母はノンキだ(−−;
朝食は少しだけ食べたけど、後から思うともっと食べておけばよかった・・・
分娩監視装置をつけるけど陣痛らしき動きはない。
助産婦さんがきて「浣腸まだですよね?」
といって浣腸された(−−;
しかも「3分は我慢してくださいね〜」と言い残し去っていった。
我慢でき〜ん!!!!!!!!
しかもトイレまで歩いていかなくてはいけない!!
陣痛の痛みと浣腸を耐える痛み・・・
こんなに苦しいものはないです。(−−;
11:00ごろ
いつもの院長先生の診察。
やっぱり内診でも子宮口の開きはまだ1cmにもなっていないらしい。
「先生は自然に出てくるのを待ったほうがいいと思うんだけどね〜
赤ちゃんが自分で産まれてこようとするようになるからね〜
でもこの様子じゃ今すぐとかいうレベルじゃないので一回おうちに帰って待ってみてもいいよ?」
私もそう思ったけどやっぱりしばらく病院で様子をみたかったので入院続行。
家に帰ってまたすぐに来るのも一苦労だし。
とりあえずまだだということでパパは一度家に帰って仮眠。
昼食は出たけどほとんど食べず。
15:00ごろ
痛みが不定期になってしまった。。。
完全におさまったわけじゃないけど時間がまちまち。
少し眠れそうだったのでちょっと寝る。
18:00ごろ
パパが病院に到着。でもいまだ進展なし・・・
「今日はやっぱり無理かぁ〜」おかんはやっぱりノンキだ(−−;
私の痛がりかたを見て「そんなんじゃまだまだや〜」と言ってばかり。
しかしちょっと痛いっていうのも続くと疲れる。
しかもどんどん不安になる・・・
晩御飯はちっとものどを通らないのでそのまま返却。
夜
とにかく寝れない。
痛い。痛い。痛い。
痛いのでナースコールで看護婦さんを呼んでも
「みんなとおる痛みなのよ!お母さんがんばって!!」
と言って去っていく。
どうすればいいんだ〜!!!
6月10日(火)
ほとんど眠れないまま朝がきた。朝食なんてのどを通らない。
夜中に何度苦痛の表情を浮かべて叫んだか(−−;
横で仮眠を取っているおかんを起こしてはいけないと思ってうなりっぱなしだった。
2時ごろに斜め向かいの部屋に入っていた人が叫びながら車椅子に乗って運ばれていった。
4時過ぎに戻ってきたからびっくり。もう産んだの??!Σ( ̄□ ̄|||)
私も早く産みたい・・・・
朝ごろには痛みはだんだん強くなっていた。とにかく腰が痛い。
10:00ごろ
院長先生の内診。子宮口は3センチに満たない・・・
「どうしましょう?このままもう一日待ちますか?先生は待ったほうがいいとは思うけど、
あんまり開かないようだったらバルーンを入れるか誘発剤を飲むかしますか?」
気分的には待ちたかった。でも体が待ちたくなかった。
早く産んであげたい。赤ちゃんも私も辛い。
でもバルーンはこわい。・゜゜・(>_<)・゜゜・。
ということで誘発剤を使ってみることにした。
2時間おきだったかな?5回飲んだ。
12:00ごろ
誘発剤が効いてきてるのか、痛みは増していく。
お尻のあたりがものすごくめちゃくちゃ痛い!!!!
う○ちが出そうな痛みだとは聞いていたけど、それどころじゃない。
下痢の苦痛のほうがなんぼかましだ。
どう考えても赤ちゃんの頭が私の骨盤に押し付けるようにアタックしてる。
腰から膣にかけて裂けるように痛い。
それでも出ない。出られない。
陣痛の間隔は5分おきから3分おき。しかもそこから縮まらない!!
「いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいぃぃぃぃ〜〜!!!」
私の叫び声が廊下に響き渡る。
看護婦さんはまるで私が我慢の足りない子のような発言をしては去っていく。
ソフロロジーの出産法をしている産院だったけど
私は産休(8ヶ月)まで働いていたのでそんな教室通えなかった。
「いっぱい息吸って〜!!ほら、鼻から吸うのよ!!」
吸えん!!口からならなんぼでも吸うたる!!
確かに言われたとおりにするとすこ〜しだけましなような気がしたが
痛みが先にきちゃってそんな余裕ない。
15:00ごろ
もう限界。腰も痛すぎて何が何だかわからない。
とにかくこの痛みから逃れたい。早く出したい。
陣痛の波がくるのがわかるようになって
「きたきたきた!!」とパパに訴え腰を何度もさすってもらう。
叫び声はとっくに泣き声に変わっていた。
一体いつから痛いの?もうどれだけ時間が経った??もうどうにかして!!
そこへ通りかかった理事長先生が
「まだ痛み進まないの?お母さんよく頑張ったね〜
これ以上待ってると赤ちゃんもしんどいよ〜
開きましょうか?」
この一言に私もパパも赤ちゃんも救われた。
このときパパは真剣に泣きそうになっていた。
あとから聞いたら
「見てるのも辛くて可哀相で、早くどうにかしてやってほしかった」とのこと。
とりあえず承諾書とかはパパにまかせてあとは手術の準備を待つ。
17:30ごろ
なんと今日は朝から私を含め3人の帝王切開手術が入ったらしい。
しかも夜中に1人自然分娩で産んでいるので同じ日に産まれる子がここだけで4人。
満月でもなかったのに・・・( ̄▽ ̄;A
手術が決まっても時間がまったくわからなかった。
15:00に手術をすることが決まって、いつ開始するんだ??
2時間ずぅ〜っと泣きっぱなし。。。
そこへ2度目の浣腸。もうやめて〜(T▽T)
腰が痛くて立つのもやっとなのに・・・
陣痛の合間を見て死ぬ思いでトイレにいきました(T▽T)アハハ!
いっそトイレで産まれてもいいや〜とか思いながら(苦笑)
しかし腰から膣がもう張り裂けてしまいそうなのに破水もしない。
思考回路はすでに痛みに支配されて何も考えられない。
意識朦朧という状態を始めて味わった。
と、そこへ看護婦さんが2人。ストレッチャーを持ってきた。
「それでは手術に向かいます」
よいしょ。
がらがらがらがらがらがら・・・・・
なんだかわからないまま拉致られていきました(笑)
パパは「いってらっしゃいとも頑張ってとも言えないまま連れていかれた(T_T)」
と泣いていました(笑)
18:00ごろ
手術室に入っても陣痛は収まらない。
手術台に乗せられてすっぽんぽんにされた。
そのまま陣痛(T▽T)
ビニールシートをかぶせられてしばし待つ。
その間にも陣痛(T▽T)
下半身麻酔だったので注射の説明を受ける
その間にも陣痛(T▽T)
脊髄に注射するのでかなり痛いけど背中を曲げたまま絶対動かないでね〜
といわれたけど、陣痛のほうがよっっっっぽど痛かったです(T▽T)
ちなみに導尿も痛いと聞いていたけど、陣痛に比べたらちっとも(笑)
しばらくするとお腹のあたりからじわぁ〜っと麻酔が効いてきた。
足をつつかれても何にも感じない。
足がしびれたときの3倍くらい感じない( ̄▽ ̄;A
感じちゃってたら手術なんてできないんだけどね(笑)
麻酔が効いてやっと陣痛の痛みから逃れられたヾ(@T▽T@)ノ
お腹をぐにゅぐにゅ・・・もぞもぞ・・・
私の中での時間で約10分。
お腹をぐるっと持ち上げられた感触があって、急に軽くなった。
ずるるっ!!
「・・・・・げぶっ・・・ごはっ・・・・んにゃぁ〜!!」
18:51、奏が産まれました
羊水を相当飲み込んでいたらしく、出てすぐには泣けなかったので
「げふっ・・・」のあたりで吐き出させてくれてたようです。
「おめでとう!!無事産まれましたよ!!」
「・・・・女の子ですか?」
自分が最後まで疑ってたみたいだ( ̄▽ ̄;A
男の子だったら名前考え直さなきゃとかこんなときに考えてた(笑)
「元気な女の子ですよ!」
よかった(笑)
周りの血を拭いて看護婦さんが顔の横に連れてきてくれた。
真っ白。一生懸命泣いてる・・・
「・・・おつかれさま・・・♪」
出た言葉はそれだけでした。あとは胸がいっぱいで・・・
そのあと縫合に入ったんだけど、執刀いしてくれてる院長先生が
「いや〜いい判断だったよ。羊水がかなり濁っててあのままだと赤ちゃんはダメだったかもね〜」
「胎盤の機能が落ちてたよ。酸素もちゃんといってなかったんじゃないかな〜」
とか、帝王切開にしていなかったら奏は産まれられなかったと言われました。
しばらくすると麻酔が効いて意識がもうろうとしてきた・・・
とっても気持ちが悪い。吐きそう。
「・・・・・・気分悪いです」
「あ、そう?ちょっと頭上げてあげて」
看護婦さんが頭を上げてくれたけど、もうだめ〜!
うえっ・・・おえぇ・・・
食べてないので中身は出なくてえづいただけ(T_T)
もうしばらくすると心拍数がもんのすごく早くなった。
ばくばくばくばくばく・・・
このまま私死んじゃうんだぁ・・・本当にそう思った。
そこへ理事長先生がきて院長先生に何か言ってる。
そうしたらすぐに楽になって・・・
たぶん眠りに入りました。
気が付くと終わっていて、パジャマを着せられまたストレッチャーへ。
しっかり導尿がついてる(T_T)なんか気持ち悪い。
まだ麻酔は効いてるんだけどなんとなく感覚があるような・・・
待機室で寝ているとパパが覗きにきた。
ほっとした顔をして「おつかれ〜!よく頑張ったな〜!」って。
「あんまり遅いから様子見に来た」・・・って今何時??( ̄▽ ̄;A
21:00
約3時間私は拉致られっぱなしで病室ではやきもきしていたらしい。
どうもおかんが「産声が聞こえた?」と言って19:00ごろ新生児室にパパと行ったらしく
そのときたまたま出てきた奏と遭遇!(笑)
「なんで教えてくれへんかってん〜!」とパパは怒っていたけど、
今産まれて出てきたんだもん、しかたないっしょ( ̄▽ ̄;A
そこからはばあば(おかん)じいじ(おとん)やおばちゃん(妹)がカメラで奏を撮影。
しかし私はいっこうに出てこない。
パパは「みんなママは心配じゃないんか?」と疑問を抱きつつヤキモキしてたらしい。
そこでたまたま出てきた看護婦さんに私のことを聞いたら今ここにいるとのこと(^ー^;A
心配してくれててありがとね〜パパ(T_T)
帝王切開についてもう少し語ると・・・
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こうしてやっと出産することができましたとさ♪
そして子育てへ・・・
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