Brodie
原型はケビン・スミス監督の友人だったウォルト・フラナガン。どちらも大変なコミックおたくで、いつも眠たそうで、セガマニア。ブロディ・ブルースという名前は、『ジョーズ』のブロディ保安官とサメのニックネーム(ブルース)から。
高校を出たブロディは、大学に行かず、自分がなにをやりたいのか見つけようとしている(といっても、モールをうろついたり、ゲームをしたりの毎日だが)。常に否定的なので、彼女を愛しちゃいるけれど、絶対にそれを認めない。
ジェイソン・リーは、まさにはまり役。『クラークス』のランドル(演じるジェフ・アンダーソンは監督の高校時代の親友)と同じく、早口でおたく知識を披露する役をとても気楽に演じている。
Rene
ブロディと向かい合わせの鏡のような存在のルネは、ケビン・スミス監督の昔の彼女がモデル。映画のブロディと同じく、彼女を長時間座らせてNHLホッケー(もちろんセガジェネシス)のゲームに興じていた。
彼女はブロディと一緒にいて、たくさんの挫折感を味わっている。でも、ひそかに、セガを愛していたり、コミックスを読んだりしてるはずだ。ブロディにそれを教えて、満足させたりはしないけれど。ルネは辛口だけど、決してクソ女ではない。
シャナン・ドーハティは、ルネと同じく買い物好きで、1シーンごとに衣装チェンジを主張して、1日中そのための買い物をしていた。役柄を体現していて、わかりやすい。
T.S.Quint
TSとブロディは、長年の友達。TSは特別意味のある略語ではなく、『ガープの世界』の主人公のTSガープから付けられた。結婚を中心に考え、生活の中心は恋愛。
TSを演じたジェレミー・ロンドンは、一癖ある周りのキャラクターを引き立てる難しい役をこなし、主演男優としての責任を果たしている。ケビン・スミス監督も彼の仕事ぶりにはリスペクトを感じているらしい。