つ噛み砕きながらJ


田原が歌舞伎町に
ほど近いマンションを
襲ったのと、時を
同じくして、松村が
率いる暴力組織の
別部隊がある金融
会社の経営者宅を
訪問していた。

その金融会社は奴が
資本金の一部を
出資している。

経営者の名前を、
田村という。

田村は詐欺罪、
強姦罪などで
現在までに8回ほども
刑務所にぶち込まれ
ている人間の
クズだ。

田村は身長165
センチ、体重84キロの
豚だ。毒マムシの
ような目を持ち、
月の月面かと見間違う
頬の、潰れた顔をして
いる。

田村は奴と結びつき、
社会的信用を得、
年に100億近い手形割引をしている。

しかし、その殆どが
偽造手形だ。
会社を作っては、
潰し、作っては、
潰しの自転車操業で
荒稼ぎをしていた。

手形をつかまされた
ものは
奴と奴のいきの
かかった有名政治家
などと一緒に
とった写真を
田村が見せると
あっさりと信用
してくれた。

しかし、田村の
金融会社も松村に
尻を叩かれた東京
地検特捜部の
内偵捜査が行われ
はじめていた。

逮捕されるのも
時間の問題だ。

田村は悩んだ。
今までに8回
ブタ箱にぶち込まれた
身だ。慣れては
いる。だが、汚く
稼いだ金を根こそぎ
地検の木っ端役人
どもに持っていかれて
は面白くない。
どこに金を隠そうか
迷いに迷った。

しかし、田村は
その問題を解決した。

田村は逮捕されるのを
待っていた。

しかし、逮捕されるのが
わかりきっているの
なら、派手に
遊ぶのもいいだろう。

田村は毎晩、
豪遊した。
一晩で100万を
使い切ることなど
ザラだ。

金さえあれば、
面白いように女が
寄ってくる。

逮捕され金の使い
道を尋問されたとき、
都合がいいし、
女遊びは
大好きだ。

田村はその
不細工な面のために
暗く惨めだった
青春時代を
懐古しながら、
自分のちんぽを
抜き身で、メス豚どもに
突きまくった。

チビのくせに
ちんぽだけは
太い。

田村はキングサイズの
ベッドに女を並べた。
金の威力で
女たちは四つん這いに
なり、尻だけを
突き上げ田村の
ちんぽが
挿入されるのを
待っている。

田村は右端の
女から即入れ、
即抜きを繰り返し、
3人の女を代わる
代わる
のたうたせていた。

その時、部屋が
ノックされた。

「私です。」

女の声だ。

「何だ、入れ。」

20歳ぐらいの
女が入ってきた。
田村の妻である
亮子だ。

田村が無理やり
強姦したのが
知り合うキッカケ
だった。

田村は23歳ぐらいで
巨乳の女の胸を
もみ、激しく
スラストをしながら、

「何だ?
どうした?」

と、妻の亮子に
言った。

妻は顔色も変えずに、

「お客様が
お見えになっていますが・・・」

と答えた。

田村の家を訪問
してきたのは無論、
松村側の人間だ。

田村は亮子が
出ていった後、
1分間ぐらい奮闘
したが、結局
発射できずに、
訪問者の所に
きた。

丹前姿だ。

田村の前に
現れたのは3人だ。

日本人二人に
ヨーロッパ人一人だ。

田村は早稲田大学
政治経済学部卒業と
自称しているが、
実際は高卒だ。
英語がしゃべれない
ことがばれると
一瞬あせった。

だが、

「はじめまして、
田村さん。」

と中央に座った
ヨーロッパ人が
いったのを聞いて、
安心した。

「突然の訪問
失礼いたしました。
田村さん。私は
スイスのあなたが
隠匿・・・いや、
失礼。あなた様が
預金なさいました
銀行の者です。」

と、流暢な
日本語ではなした。

「私が田村です。
はじめまして。」


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