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パート1 自作真空管アンプの巻 (2001.09/10)
パート2 自作RCAケーブルの巻 (2001.10/29)


















自作真空管アンプの巻

当HP掲示板で、みなさんご存じの小心者さんが、自作真空管アンプの製作されました。2001.09/10) 以下は校正なし(管理人ボンの勝手な都合です)の小心者さんのレポートです。まったりした管球アンプの世界をご堪能ください。


こんばんはー。小心者です。皆さん、お久し振りで御座います!
ワタクシ小心者はお盆の間、脱水症状により倒れておりました。(泣)お陰様で約一週間、家から一歩も出られませんでした。初めて点滴なるものを2本もうちました。それから3日目くらいに効果が出まして。回復する間、口にしたのはスポーツドリンク系とお粥のみ…。体重も2キロほど落ちて顔もやつれていました。無精髭も生やして、坊主姿と言うこともあり、三木道三みたいでした。(爆)台風が来て、秋もすぐそこに来ております。また残暑もあると思われます。皆さんも体調にはくれぐれもお気を付け下さい。m(_ _)m

前置きがだいぶん長かったですネ。(汗)本題なんですが、以前カキコさせていただいたときに僕は真空管アンプでシステムを構築したいと言っておりましたが……とうとう、20日なんですが、念願の真空管アンプが“完成”いたしました!!! 恐縮ですがキットの詳細なんぞを紹介させていただきます。別にどーってコトは無いんですが。

「アドバンス」と言うメーカーのキットで製品名「HC-1」です。使用真空管はナント!!「300B」デス!!
知る人ぞ知る(?)まぁー、買い換えるだけでも躊躇するような(僕的に考えると)お値段の付いてる真空管です。一本1.5万円くらいから始まり、上は限りない……。それを二本差し込むんです……。
頼むから「タマ切れ」しないでくれー!!

何故そのキット、真空管にしようと決めたのか?
それは簡単です。お世話になったお店の方に相談して決めました。相談だけじゃなくて足繁く通いました。毎週一回行ってるペースです。日本橋に行くたびにそのお店に行っては「宇多田ヒカル」のアルバムを何時間も聴いて、真空管の音に浸ってから帰るのです……迷惑そうな顔を一つもせず、お金持ってなさそうな僕を受け容れてくれたそのお店のご主人と奥様には感謝感謝感謝……。#まぁ、一応お客様(?)であることには変わりないですが…。

それに「300B」のタマは「女性ボーカル」をリアルに再現してくれるそうです。
他にも「2A3」や「KT88」と言ったタマもあるんですが。女性ボーカルが“だーい好き”な(?)僕小心者にはピッタリかな?と思いましてこのキットに決めました。#視聴盤はいつも宇多田です。日本橋で宇多田を視聴してる 坊主がいたら、それは小心者です。(笑)

そのお店で視聴したシステムの詳細はPRIMAIN AMP;ADVANCE「HC-1」 CD Player;kenwood 型番不明・チョット年代物。SP;Technics 型番不明・値段ペア\60,000 SP cable;オレンジと黒のねじったモノ。ベルデン?何度か見たことある…。です。

何曲か聴いている間にタマを暖めて、20分くらいすると落ち着く。
「HC-1」を聴いた感想。
最初全く興味無くって、見た目も少しチープかな、って。(笑)お店の奥さんに薦められて聴いてみようかなって感じで…。他に、サンオーディオのパワーアンプの「SV-2A3」を聴いてましたらコレも分厚い音がしていました。音の厚さと言いましょうか、何ともライブ感のある感じ。当初、サンオーディオに決定かなー、って思ってました。でも、その横にチョコンと鎮座していた(?)「HC-1」。「あ、コレも聴かせて下さい」

一聴してもピンとこなかった。
でも、聴いているうちに何かすごいことになってました。ヒッキーが目の前に浮かび上がる……低音が広がる…、高音が煌めく…細かい音も再現出来てる…。頭の裏側まで音が廻ってくる……
また、石アンプと違う点は「聴き疲れしない」トコロだと思います。だから数時間も聴いていることが出来たと思います。#お店の方にとっては、かなりの迷惑者???

「あぁー、パワーアンプも良いけどもこの値段でコレだとチョット嬉しいんじゃないの?」って思うようになって。

キットのお値段ですが、定価\76,000でした。
そして「ニコニコ現金(?)」だと、もう少し勉強させてもらうよ!!ってことで……、送料サービスで\68,400でした。また配線等を自分でハンダして、それでも音が鳴らない等、の場合は店の旦那様が面倒見て下さると言うことなので、「コリャー安いぞ!!」ってコトで商談成立。(?) 10分で三◎住●銀行で「虎の子」を下ろしてきて購入。旦那様も僕もニコニコ。(?) 買った帰りに、また「HC-1」を視聴してから帰りました。

届いたのは翌日。
キットをし始めたのはその届いた翌日。どこから手を付けて良いのやら……。最初はドギマギしてました。

キットをするに際して、改良と言いましょうかオリジナルを出したいと思ってましたので手を加えました。

  1. 線材を当初はS/A Labのハイエンドホース3.5の中の線で 内部の線材に、と考えてましたが何とも硬い!! 初心者にはハンダが出来るか心配。それに硬いねん! →それに挫けて(?)ベルデンの30芯に。コレも少し硬めで…。
  2. カップリングコンデンサーってトコロを変えるのが 真空管アンプの醍醐味。ここを付属の一個200円のモノから 一個¥600のモノに交換。「温かい音が出るよ、ウン」とは 日本橋にあります、東京真空管商会さん。 それを4個も交換。安いゼ!!コレくらいなら!
  3. トーンコントロールも一人前に(?)付いていて、それの抵抗も10円のからオーディオ用のモノに交換。 ひとまず、回路の中軸の「信号系」のトコロに乗っかってる。 抵抗を片っ端から交換する事に。 「アンプが変わっちゃったかな?って思うよぉ」  とは再び東京真空管商会のお兄さん・談。(?)
  4. ハンダを無鉛・銀入りのチョット高価なモノに交換。 逸品館でハイエンデホース3.5と共に購入。 数メートルあったハンダも最後は30センチ残して終了しました。 最後の方ではチョット足らないかなー、とビクビク…。
  5. RCAケーブルを中の配線にも使おうとモガミというメーカーの 6φのシールド線を導入。(¥340)  結果として太くてゴワゴワしてた。 また、基盤に不適合な太さゆえ、基盤を破壊してしまった……。 お陰でinputのCDの部分が右チャンネルから音が出ない…。(泣)
 8/24殉職。(?)
 8/26復帰。(?)
   何とかして線材を集めてハンダ付けしたら復活しました。(笑)
 8/28カナレというメーカーのRCAケーブル(1m*2)を
   AVアンプのプリアウトと「AUX」に繋げました。
   
手を加えるコトこの5項目。まぁ、基本ですね。コレくらいのことは。結局、コンデンサーと抵抗、ハンダ、配線材の項目しか成功してないのが、分かりますねぇ…。(泣)

ベルデンの線材は使えます!
最初から使ってりゃなぁーと悔やまれます。ほぼ後半戦から使ってました。(爆)電源系に使ったし、太めの配線だからイイでしょ♪ 細かいところは付属の細い線を止む無く使いました。

あと換えたかったのはボリューム。
メッチャ安っぽいボリューム使ってるんですよ、このキット!! 大抵ボリュームなんて安いモノを使ってるらしいんですが「そりゃねーだろ」って感じのモノです。ハイ。

ボリューム換えるだけで違うんだから!!
オーディオ用のボリュームなんてモノもこの世の中には存在するそうで…。数千円から数万円であるんだそうです。
ぐはーーーーーー

8/24 ヴォリュームの部分を修正。

ヴォリュームの位置が悪くて音に支障を来していた。 
そのため、RCAのモガミの線材を撤去して、
六角のをきつく締めないようにして終了。
   
結果、ナントか音には満足。高域、低域ともに安定した音を出せるようになった。あとはスピーカー端子やRCAジャック………色々あるなぁ…。まぁ、予算はイイとして、所有者の技術力がナイ!!! 一番致命的でした。(^ ^ゞ
ひとまず、工作しなきゃ☆
色々大変でした。ハンダも最初は上手くいかず、ハンダ経験者(20年も…)の両親に言わせれば、「お金貰える腕じゃないねー」 当然でしょーが。(笑)

説明書読みながら進めていきましたが、実体配線図(カラー写真)なんてモノが付いて無くて困りました。白黒コピーが3枚だけ……。初心者をなめてんのかぁーー?? ってウソですよ、冗談♪( ̄ー ̄)ニヤリッ

まぁ、基本はハンダ。
後はネジの種類の多さに戸惑いました。ちゃんと使えてるのか最初から疑問でした。(泣) まぁハンダが出来て且つ、配線図とニラメッコしてたら最後まで出来ます。
最後、回路がちゃんと全部繋がってるか確認してたら、47kΩの抵抗と47Ωの抵抗を間違えていたらしく、47Ωは救出が出来たんですが47kΩは………あ"あ"〜〜
そのためだけに台風の中買いに行きました、日本橋に…。(火曜日ですね。近畿直撃の日……)
日本橋、半分以上のお店閉まってました。(泣)
でも部品屋さんは開いてた。ヨカッタァ〜

シリコンハウス共立さんにお世話になった。
二個\40の酸化皮膜抵抗の買い物のために\460の電車代を払って行った僕って……(泣) 親には「物好きやなぁ……呆れた…」と。

オーディオ用、国産カーボン抵抗でも買えば良かったけど、これ以上変更しても音の変化が分かるのかが一番の疑問……。

21日にナントか完成しました。

いやー、長い道のりでした……。
ホント、電源入れるときがドキドキでした。(汗)親に「家が飛んだらゴメンナ。通帳用意していて」と言うと、「壁コンの件で懲りてないの?」と。んーー、懲りない面々…。(?)

緊張したぁ〜。何せキットは初めてだったんで…。
「ハンダごて」くらいなら握ったことはありますけど。(中学以来)

昨日、「音だし」で出ていた音。
広がる音場は最高でしたが、高域が濁る?感じでまた、レンジもすごく狭かったんです。「あれぇ〜。こんな感じやったかなぁ…」と嘆きました。今日の仕事も手に付かず……(?)

22日、朝の8時から13時までの勤務のはずが、スーパーが忙しかったので18時半まで残業……。気になる真空管アンプをいじりたくてウズウズ……
帰宅してすぐ、宇多田で視聴。
21日と相変わらず……それには閉口…
そこでボリュームをいじってみるとずれていたので、ちゃんと締め直しました。すると………今まで濁っていた高域がキレイに。低音もビシッと出るようになりました。「なーんだ。ヨカッタ〜」と思ってるのも束の間。新たな難題(?)。聴いていると音がビリビリ震えているんです。
何でかなーって考えていると答えが出ました。何かと言いますと「パソコンのフィルターの振動」でした。実はパソコンデッキの上に置いて、ニアフィールドで聴いています。それ故、中央にあるパソコンのCRTに被せてあるチラツキ防止のフィルターの振動だったんです。この「ビリビリ」もアンプのせいかな、って…。「何でこんなアンプ買ったかなあー」って思ってましたが、原因が分かってメッチャラッキーです☆
低音が出るが故に振動が伝わってるんですねぇー。

8/28でも、まだ出てるんです……低域のビビリ……  何だか心配。アンプのせいなのかなぁ…。(半泣)
しかし、前から興味のあった真空管アンプのキット。
実際自分で作ってそれで好きな音楽を聴いている時間……。
何とも言えない幸せな気分です。(笑)
宇多田ヒカル聴いてシビれてます!?

最終的に、小心者SP・真空管アンプを聴いての感想は
1.定位がバッチリ真ん中に決まる
2.低域が豊か(決して質の悪い低域ではない)
3.高域が綺麗に出る
4.知らない間に目の前がライブ会場(?)かのように
 ボーカルが中央に浮かび上がる
5.音が分厚い(主に中低域)
6.細かい音の再現力が良い
7.音が耳の後ろまで廻る
8.女性ボーカルが最高(と、お店の奥様もそう言っていた。)

ついでにスピーカーは"ALR JORDAN Entry S"です。
これも同時期に購入。いやー、小さいですねー。ホント。
手に収まる、コンパクトなスピーカーだこと♪

しかし、その小さな筐体から出てくる音は……
丁度去年の今頃買いましたAVアンプ・SONYのSTR-V828Xで鳴らしたところ、完璧にスカスカ…。低音がボン付いていました……(泣) ですがぁ〜!!

真空管アンプに換えた途端、命を吹き込まれたかのように生き生きと鳴り始めたではないですか!! 何が変わったのか……それはまぁ、真空管アンプを聴いた感想のトコロを読んでいただきましょう!?

特筆すべきは低域。
絶対出せません、STR-V828Xでは!! 低域の量、質が全然違います。雲泥の差。言い切っちゃいます!
高域なんて、透明感が違いますね。中低域、バツグン。そこらの石ころトランジスタアンプなんて軽く凌駕しますよ。

この音を手に入れたいのならば、トランジスタアンプではお値段にすると「ン十万」はご用意下さいと言いたいですね。
決して大袈裟に言っているのでは無いです。ひとまず、かなりHi-Fiな香りのする(?)音を奏でます。当分システム入れ替え、無いかな?もしくは、自分でアンプ作っちゃいそう!? って、今でもかなりウズウズしてるし!

長くなりましたがこの辺りにしておきましょう。長い間読んでいただいてありがとうございました。次回の何らかのレポートもご期待下さいマセ!?