タワゴト その29

謎の生物グメゴーラは果たして存在するのか!?
 我々、水曜スペシャル取材班の元へ謎の生物グメゴーラの生息に関する情報が入った。グメゴーラとは、鉄下駄をも切り裂く鋭い牙、10キロ先の指パッチンを聴き取る事の出来る地獄耳、一昨日の晩御飯のおかずまで判別することの出来る驚異的な嗅覚、十二単を着込んだ女性の下着の色まで言い当てることの出来る千里眼を持つ伝説上の生物である。果たして、謎の生物グメゴーラは実在するのか!

 我々はグメゴーラが生息すると言われている日本の南国、久米島へ向かった。久米島は那覇から西へ約100kmの位置にある周囲約48kmの美しい島である。年間を通して温暖な気候であり、北上する黒潮海流が豊かな漁場を形成している。農業を基軸とした産業構造が形成されており、昔はその名のとおり、稲作が盛んに行われていたが、減反政策により近年はさとうきび作を中心に生産され、経営の複合化及び作物の多様化が進んでいる。特産品は、従来からの久米島紬、泡盛等に加え海洋深層水を利用した製品も開発され、地場産業として島外にも広く知られるようになっている。



戻る
次へ