最近なんにも書いてないし張り合いなくてつまんないので、日記でも書こう かなぁと思い、久々にHPに手を付けました。多分日記って限定しちゃわ ないで、自然に思いついたことを何の脈絡もなく書いて行く雑記ってのに なると思うんだけど、とにかく何事も「とりあえず」です。
2002年8月13日 「今日からしばらくお盆休みです」
記念すべきマイHPリニューアルの第一日目。本当は1週間前くらいから 書きたいことがたまっていたので、日付を8月10日くらいにしたい所だけど、 それでは捏造もしくは改ざんになってしまうので断念。ここは一つ正直にね。
まず、最近気になることと言えば・・・あれだ。カフェオレとカフェラテって 違うよね?ここ数ヶ月の間に何軒かカフェに行ったけど、その内の2軒で メニューに「カフェオーレ」って書いてあったくせに、頼んでみたら違うモノが 来た。カフェオレっていったらやっぱりミルクとコーヒーが半々くらいの配分で 入ったもんでしょ?そしてカフェラテといったら、卵白を泡立てたメレンゲが 上にのっかってるやつ。私、生卵だめなんだよね。だから生に近いメレンゲも 駄目なんだってば。そんな私がメレンゲの乗ったカフェラテを頼むわけがない からカフェオレを頼んでるのに、これって詐欺じゃん。ケチじゃないけど、 「お金かえして」って言いたくなるよ。頼むからメニューだけは正確に書いて 下さいな。今日は格別変わったこともなく昼間ちょっと買い物に出かけて、あとビデオ屋 3軒まわってきました。元チビノリダーで最近ではカロリーメイトのCMに 出てる伊藤淳史の出演してる「独立少年合唱団」を探してたんだ。 それがなければ「鉄塔武蔵野線」でも良かったんだけど、どっちもないっつの。 彼(伊藤淳史)はジャニーズ系でもなければドラマ受けする感じでもなく、 どちらかと言えば背が低くてごつい顔立ちなんだけど、流行り廃りとかに 関係ない、古風で純朴な青年といった雰囲気を漂わせてますね。NHKの ドラマ「僕はあした十八になる」で、とても良い演技をしていました。 時々見せる表情が、素なのか演技なのかわかんないけど、何だか切なくなる ような良い顔します。作品も良いのを選んで出てるような感じだし、これから 良い俳優になる成長株だな、と楽しみにしてるんだ。
お目当てのビデオがなくてガッカリ。でもめげずに他のを2本ばかり借りて 帰ってきた。でも家族の見たい番組とかもあったので今日はビデオは見ず、 夜八時から「怪談百物語」ってのを見ました。初回の今日は「四谷怪談」。 菅野美穂が毒殺されて化けて出る妻お岩を演じていて、ダンナの原田龍二を とり殺すんだけど、菅野ちゃん相変わらず捨て身の演技で凄まじかったデス。 彼女そんなに好きな女優でもないんだけど、顔を崩すことを厭わない点は 尊敬しますね。自分を綺麗に見せようと意識して演技しちゃってる女優は やっぱ薄っぺらな演技になっちゃうから、そうやって取り繕わない彼女は 将来大女優になれるかもしれません。でも、顔が毒で崩れてもやっぱり 綺麗だねぇ。しかし四谷怪談を見て毎回思うのは(飲むと顔の一部が 凄まじく崩れる毒って一体何なんだ??)てこと。そんなのないよね。
2002年8月14日 「水菓子」
夏といえば汁気たっぷりの果物がおいしいですね。昔は果物のことを 水菓子って言ったらしい。良いよね、響きからして風情があって素敵です。 私はスイカ、梨、桃、葡萄、このあたりが一番好きだな。ついこないだ なんてスイカを1/4カット食べてしまいました。しかも大玉。食べ盛りの 中高生が部活から帰って「めっちゃうまーー」とか言いながら食べるのなら まだわかるが、こんな育ち盛りすぎた女がおおだま1/4食べるなんて、 可愛くも何ともない。それはともかくとして、今日も梨と葡萄いただき ました。好きな物に理由なんてないけど、その果物やお菓子にまつわる エピソードのある場合って私はもっと好きです。たとえば梨のお話といえば やっぱり中国の梨仙人(これは決してこんな題名がついてるわけじゃ ないんだけど、そう名付けてしまえば話は早い。)昔の中国で、こんな暑い盛りにある梨売りが荷車いっぱいに積んだ梨を 売っていたそうな。そこへ一人の貧しげな老人がやってきて「どうか一つ 梨を恵んではくれないか」と頼んだところ、商人は「これは売り物だから 欲しけりゃ買うんだな」と冷たく突き放します。これを気の毒に思った 周囲の人々がお金を出し合って梨を買い、その老人に与えます。いたく 感謝して梨を食べ終わったその老人、「お礼に私が皆さんに梨を振る 舞いましょう」と言って今食べた梨の種を地面に埋め何やらブツブツ呪文を 唱えると、あっという間に芽を出し葉を出し見る見るうちに大きな木に なって花を咲かせ、鈴なりの梨の実が生りました。皆大喜びでお腹いっぱい 美味しい梨を食べて満足します。が、その間ぼう然として見守っていた 梨売りがふと振り返ると、あんなに沢山あった自分の荷車の梨が一個もナイ。 慌てて老人を探してみた所でとっくの昔にどこかへ消えていなくなっていた、 というお話。ありがちなんだけど何か好きだねぇこういう話。
もう一つ、ブドウ関連のお話といえばやっぱ有島武郎の「一房の葡萄」 絵の大好きな少年が出来心で友達の絵の具を盗んでしまい、それが発覚して クラスメート達からつるし上げを食らって担任の女センセの部屋に連れて 行かれるのですが、この先生は盗まれた男の子の方を上手く懐柔して くれたばかりかこの少年の方も慰めてくれて、部屋の外の壁を伝っていた 葡萄を一房もいで、それを半分に分けてその少年二人にくれます。後は 別に面白い展開も何もないのでカット。この話のポイントはやっぱり、 壁をつたう葡萄でしょう。家の壁にブドウの蔦があるなんて何て 素敵でしょう!?って子供心に憧れを抱き、羨ましく思ったもんです。 たとえこれがそんなに甘い葡萄じゃなくても全然良いわけ。自分ちで穫れる って所が嬉しいんだよね。しかし友人と共に他家の桜んぼや柿の木によじ 登って傘や棒きれなどフル稼働して実を叩き落とし、時には見つかって 死ぬほどド叱られたりしたのは、ただの食い気ですね。「黙って取ったら 泥棒なんだから、欲しい時は下さいって言いなさい」と言われても、 そんな恥ずかしいこと子供にはお願いできないって。それにこっそり 見つからないように取るというスリルがあるからこそ戦利品が余計に 美味く感じるって事もあるわけでして・・・やっぱこの人やばいよ。
2002年8月15日 「うたかた」
ネットで注文した本が届いたナリ。田辺聖子の初期短編集「うたかた」。 古本だけど昭和50年の初版でしかもハードカバーの本なので定価よりちと 高めの\1000。に、送料+手数料込みで合計\1950。まぁ仕方ないでしょう。 実はこれ以前図書館で借りて読んだことあるんだけど、表題作の「うたかた」 が実に良くってどうしても忘れられず、ずーっと色んな本屋さんを漁って いたものの初期の本だから見つけられなくて、とうとう古書で検索して 買ってしまいました。この作品の主人公は尼崎の下町に住む、いわばブルーカラーの 若者なのですが、ある時ふとしたことがきっかけで知り合った女の子に 恋をします。この女の子がまた清楚で美しくて、彼は彼女をあまりにも 好きで手も握れないんですが、念願叶ってある日やっと彼女と一夜を共に するのです。その時はお互い幸せそのもので片時も離れていたくない ような気持ちだったはずなのに、彼女はまた会う約束をしたきり姿を 消してしまう。彼は彼女を探して探して、諦めた頃に偶然通りかかった ある小学校で子ども達に囲まれている彼女を見つけます。やっとの思いで 声をかけた彼に対して彼女の態度は冷え切っていて、彼をゆすりたかりの チンピラ扱いしてあからさまに距離をおき、それと知った彼は怒りの あまり顔面蒼白になり、彼女に「オレの街の売春婦の方がお前より よっぽど綺麗だ」と言い放って二人の関係はジ・エンド。
実際に女ってこういうしたたかな所がありますね。昨日まで 優しかったのに今日は「もう嫌いになった」なんて。それにこの作品の 男女は住む世界が違いすぎて、現実的に考えて長続きすることは無理っぽい ですし。でもこの話の醍醐味は、最後頁で主人公の彼が言った言葉の 「俺は幸福の味を思い出すといつもちょっと胸が痛むけれど、それは仕方 ない。渦巻蚊取り線香みたいな人畜無害の幸福なんてこの人生にありえない からだ。」という科白にあると思います。彼は結局最後に「あの夜の 幸福はうたかた(水の泡)でなく確かなもので、彼女も自分と同じように 幸福だったと思う」と言っています。私は人生において恋愛ほど不確かで あやふやな物はないと思うと同時に、これほど記憶の中では鮮烈で切なくて 確かなものはないとも感じます。心底好きだった人と気持が通じた瞬間を 思い出すと、幸せだったなと感じると同時に、身を切られるような思いが します。懐かしいなんてヤワな感覚ではないですね。その痛みを感じる たびに(あれは本当だったんだな)と再確認するんです。こういった感覚を 経験するのは多分私だけじゃないと思うんだけど、田辺さんの 「うたかた」は私の気持をそのまま代弁してくれたようで、読むたびに 共感できる秀作です。読者の心をつかむってのは文字通りこういう事 なのでしょう。特にこれは作者の初期の作品なので、何度も言葉を選び、 迷いつつ筆を進めているような初々しさを感じさせるんです。後期の 作品になると流れるような筆運びで、確かに上手いんですが心に残りにくい。 そう考えると、慣れてしまうということは良いことなんだけど、もう 後戻り出来ないんだという一抹の寂しさもありますね。
2002年8月16日 「お盆休みも最終日」
今日で盆休み終わりだー何もしてないぞ。今日はバレエに行く予定 だったけど犬の散歩に行ってたら時間なくなっちゃってヤメ。あーあ まだプリエも満足に出来ないのにこんなことでいいのかいな?朝TV見てたら三重県のどこかの駅からのリポートで、売り物の 電車のオモチャを手にしたリポーターの若い女が「これなら私とか 女の子でも楽しめます〜」とか言って、ちゃちな新幹線のオモチャを 見せてたけど、若いくせにおばさん臭い奴だなあ。レベル低くした 「女子供向け」のオモチャが嬉しいのかな。私だったらもっと マニアで精巧な作りの車や電車の模型の方が嬉しいけど。 子供の頃からずっと思ってた事だけど、女の子は可愛い物をとか 年齢相応に、みたいな古くさいこと言う人って苦手。うちは母が 可愛い赤の新車乗ってて私が中古のぽんこつに乗ってんだけど それ見てすぐ「お母さんと車とっかえてもらったら?」とか「反対 じゃないのー」って言う人の多いこと。「はぁ」と笑いながら テキトーに流しつつも「こういう普通のこと言う奴の相手したく ないなぁ」としみじみ実感。だって人間て意外性がなきゃ 面白くないじゃん。還暦すぎたじいさんがハーレー乗り回してるとか 着物美人が電車の中で競馬新聞読んでたりだとか、そうゆうのが あるから面白いんだと私は思うんだけどなあ?
くだを巻くのにも飽きて洗濯だけは何とか終了。今日は雨上がりで カラッと晴れてました。これから一雨ごとに涼しくなるらしく、私の 大好きな寒い季節がやってくるかと思うと嬉しくて涙がダー。 夜も10時を過ぎれば涼しくなったので、鏡の前で真っ黒なタートルに ウールのミニスカを合わせてついでにジャケットなどはおってみては 「私ってやっぱ冬が似合うよね!」と家族に見せびらかしに行けば 「寄るな。暑苦しい」の一言。やっぱり?でも褒めてよお。
明日仕事先に持っていこっかなと思い、レアチーズケーキを1つ 作りました。これって焼かずに冷やすだけで済むから簡単そうに 思えるんだけど、裏ごししたりレモン搾ったりクラッカーの土台を 作ったりクリーム泡立てたりしなきゃいけなくて、一人じゃ大変。 その上使うボールの数も多すぎだから洗うのしんどい〜。 部屋の掃除もしたかったのに、出来なかったのが残念やわ。でも 9月1日までには何とか済ますつもりだからいいの。