このコーナーでは私のラブリーな人たちを紹介しています。
加羽沢美濃(ピアニスト)
チョン・キョンファ(ヴァイオリニスト)
ナージャ・サレルノ・ソネンバーグ(ヴァイオリニスト)次回掲載予定
ジャクリーヌ・
デュプレ(チェリスト)
オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ)
プロフィール
神奈川県横須賀市出身。3歳よりピアノを弾き始め、幼少より数々の自作曲や即興による演奏活動を行い、ヤマハJOCなどで活躍。天才少女として話題を呼ぶ。
1998年、東京芸術大学大学院作曲家卒業。在学中は毎年「闇シリーズ」と銘打って、現代音楽の作曲に取り組む。
1997年11月には日本コロムビア、DENONレーベルよりCDデビューし、現在までに6枚のアルバムが発売されている。特に鈴木光司プロデュースによる「楽園」は大きな話題を呼んだ。
現在は、室内楽や歌曲、テレビドラマの劇半音楽などの作曲やポップスの作編曲そして、即興演奏を中心としたコンサートなどで活躍。特に即興演奏では、次々とあふれるメロディーとハーモニーで多くの聴衆を魅了している。ジャンルを超えた新しいタイプのコンポーザー・ピアニストとして、今後の活躍が期待されている。
これまで発売されたディスク
A WHOLE NEW WORLD
(1999.3.20)
ディズニー音楽をピアノ・アレンジしたアルバム。ピアノ・ピュアシリーズの最新盤。
<収録曲>美女と野獣、いつか夢で(ライオンキングより)、星に願いを、など全20曲。
Memories of 1998 (1998.11.21)
1998年のポップスのヒット曲をピアノ・アレンジしたアルバム。
<収録曲>夜空のムコウ(SMAP)、Love
is …(河村隆一)、長い間(Kiroro)、MY
HEART WILL GO ON(セリーヌ・ディオン)、など全18曲。
楽園 (1998.7.18)
鈴木光司の名作「楽園」から受けたインスピレーションをもとに作曲された初のオリジナルアルバム。
Mino meet JAPANESE
FOLK & NEW MUSIC (1998.4.21)
日本のフォークソング、ニューミュージックをピアノ・アレンジしたアルバム。
<収録曲>駅(竹内まりや)、季節の中で(松山千春)、オリビアを聴きながら(杏里)、いい日旅立ち(山口百恵)、など全19曲。
Memories of 1997
(1997.11.21)
1997年のポップスのヒット曲をピアノ・アレンジしたアルバム。デビュー盤。
<収録曲>CAN YOU CELEBRATE(安室奈美恵)、渚にまつわるエトセトラ(PUFFY)、明日、春が来たら(松たか子)、など全18曲。
CHRISTMAS MELODIES
(1997.11.1)
クリスマスの名曲ををピアノ・アレンジしたアルバム。プレ・デビュー盤。
<収録曲>ホワイト・クリスマス、クリスマス・イヴ(山下達郎)、など全17曲。
ひとくちコメント
センチメンタルなアレンジあり、コミカルなアレンジあり、時には大胆なリダルダント(注:だんだん遅くすること)あり、と原曲の違った一面を見せてくれます。中にはやり過ぎではと感じる人もいますが、あふれるイマジネーションを押さえきれないというふうに、私は感じます。
彼女のコンサートやレコード店のイベントでは、リクエストコーナーがあり、リクエストした曲をアレンジして即興で演奏し、聴衆を魅了しています。また、「踊るさんま御殿」でもお馴染みのヴァイオリニスト高嶋ちさ子さんとのコンサートのトークコーナーでは、ボケの加羽沢美濃、ツッコミの高嶋ちさ子、という図式で、会場を笑いの渦に巻き込んでいるそうです。
ぜひ、そんな加羽沢美濃のピアノの世界を楽しんでみてください。
最新情報
7月からテレビ朝日系「新・題名のない音楽会」(日曜午前9:00)の新司会者に決定!! これで加羽沢美濃の大ボケぶりが白日のもとにさらせれる?!
また、高嶋ちさ子との共演ディスクが7/21に発売予定。フェスティバルホールでのコンサートも決定。
チョン・キョンファ Kyung-Wha Chung(ヴァイオリニスト)
ジャクリーヌ・デュプレ Jacqueline Du Pre(チェリスト)1945〜1987
プロフィール
1945年オクスフォード生まれの女流チェロ奏者。6歳よりロンドンのチェロ学校で学び、以後、トルトゥリエ、カザルス、ロストロボーヴィッチに師事し、1961年ロンドンでデビュー。生気と力感にあふれるスケール大きな演奏で、天才女流チェリストと絶賛されたが、1971年多発性脳脊髄硬化症という難病を発症し、1973年には演奏活動中止を余儀なくされた。1987年没。
約10年の短いキャリアの間に残した協奏曲、室内楽の録音は今なお最高の評価を保っており、その早い死が惜しまれる。
指揮者・ピアニストのダニエル・バレンボイムとは夫婦であった。
お薦めのディスク
残された録音すべてが最高の名演といっても過言ではない。「ジャクリーヌ・デュプレの芸術」と称した全集もある。
ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調(1970)
今なお、この曲のベストワンに挙げられる名演。これを聴かずして、この曲を語ることはできない。デュプレのすべてがここにある。
同曲のLDもある。
サン・サーンス 白鳥(チェロ小品集)(1962、69)
唯一の小品集。メンデルスゾーン「無言歌」や、フォーレ「エレジー」などすばらしいカンタービレを聴かせてくれる。
ひとくちコメント
NHK/BSでデュプレのドキュメンタリーを見たことがあるが、まさにあふれる才能を押さえ切れんばかりで、とにかく圧倒されたのを覚えています。チェロを弾く姿、出てくる音色、どれもすばらしかった。その中で、彼女がヴァイオリンをチェロのようにして弾いている姿が映し出されていたが、本当に楽しそうに弾いていたのが印象に残っています。来日していないので、彼女をナマで聴けた日本人はほんのわずかだろうが、CDがあるおかげで、そのすばらしい演奏を聴くことができる。それは本当に幸せなことだと思います。
映画「ヒラリー&ジャッキー」について
彼女の姉でフルート奏者のヒラリーと弟のピアーズの共著により、一昨年出版された「家族の中の天才」を原作とした映画である。デュプレの少女時代から、音楽家としての活動や生活、恋愛が描かれている。
それは、情緒不安定になった彼女が、姉の夫とベットを共にすることを、姉自らが勧めた、という衝撃的な内容であった。したがって、映画が公開されると、生前の彼女を知る音楽家や、ジャーナリスト、ファンから猛反発の声が挙がった。
しかし、映画としては評判が高く、今秋、日本でも公開予定である。彼女のファンならずとも、いろいろな意味で必見の映画となりそうだ。
オリガ・ボロディナ Olga Borodina(メゾ・ソプラノ)
プロフィール
ロシア出身のメゾ・ソプラノで、レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)で学び、1987年にキーロフオペラに入った。ワレリーゲルギエフに認められ、イギリスのコヴェントガーデン王立歌劇場との共同製作の常連となり、高い評価を得る。その後、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場などでも大成功を収めた。現在もっとも多忙な歌手の一人である。
お薦めディスク
オンブラ・マイ・フ〜 オペラ・アリア集(1995、1996)
彼女の魅力が詰まった一枚。特に「サムソンとデリラ」の3曲がすごい。これらを聴けば、ボロディナの魅力にとりつかれること間違いなし。
ひとくちコメント
まだナマで彼女に接したことがないので、CDで聴いた声だけが頼りなのですが、それだけで、多分ナマで聴いたら完全にノックアウトされてしまうだろうと思えるほどすごいのです。声が美しいのはもちろんですが、歌い方に何ともいえない色気があって、一度聴いただけで大ファンになってしまいました。
若手のメゾ・ソプラノの中ではバルトリとこのボロディナの二人が目下大注目です。
はまった人は、若手ナンバーワン・テノール、ホセ・クーラとの「サムソンとデリラ」の全曲盤も聴いてみてはいかがでしょうか。