MOVIE

MATRIX
んー何て言うか、設定や構成はなかなか面白く、ワイヤーによるアクションも香港映画みたいで楽しいのだが、おそらく自分の精神年齢が高いせいか、「メチャメチャ面白い」とまでは行かず、なかなか楽しめるB級映画と評するのが妥当なトコロだろう。ストーリー設定に関してはどこかで聞いたことのあるような感じがするんだけど、マトリックスの有り様や、人とAIの関係が斬新で興味深い。SFというジャンルは、えてして暗黒の未来を描きがちだ。この映画もそのオーソドックスな流れを汲んでいる。論理的な「事実」と非論理的な「予言」をミックスさせながら物語は展開していくんだけど、その両者をつなぎ合わせる説明が不足していて、どーもしっくりこなかった。あの予言の部分をもっと説得力のある簡潔な形で表現できたなら、もう少し印象に残る映画になったと思うのだが。

SHURI
もう、最高。近年まれにみる秀逸な作品。おすぎが勧めるのも頷ける。最後は涙でスクリーンがぼやけてしまった。韓国映画って初めてみたけど、こんな良い作品作れるんだね。韓国の人は自国でこんなにも質の高い映画が誕生したこを誇りに思っていることだろう。作品のバックボーンが複雑な朝鮮半島情勢にリンクされているので日本のチンケなスパイものなんかは足下にも及ばないリアリティがある。が、同時に日本人に生まれてきて良かったとも思った。どんなに堕落しようとも平和に勝るものはないもんね。(日本の政治や警察などの税金で飯喰ってるヤツの腐敗ぶりは俄には信じられないものがある)平和な中で、上げ底ブーツが流行り、ヤマンバが出現し、モラルが低下しているのもまた憂慮すべき事実だ。

SCENT OF A WOMAN
この映画は昔行ったお医者さんの看護婦さんが勧めてくれた映画だ。正義・勇気という今じゃ恥ずかしくてなかなか口に出来ないことを教えてくれる作品だと思う。アル・パチーノがまたいい味出してて(自分のなかではアルの出演作品の中ではナンバー1であると思う)、何て言うか、こんなおじさんが身近に存在すれば良いのにと思った。全編を通 してアル・パチーノ演じる盲目の退役軍人、フランクのスタイリッシュぶりが小気味よくて、「人生はもっと若い内に遊んで楽しんでおかなくては」とも思った。日本では遊ぶことがイコール罪悪という江戸時代に発生した質素倹約的な美徳が社会通 念化している節があるが、個人的には人に迷惑をかけさえしなければ、派手で浪費家な人間がいたって全然いいと思う。世の中にお金を落としてるんだから、それで潤うってもんだ。若いうちにしか出来ない事ってたくさんあるわけで、出来るならやっておくのが後悔がなくていい。

DIE HARD

ご存知、娯楽映画の超大作だ。3部作中最も娯楽性が高いのは、やはりPart1だろう。ナカトミビルに潜入したテロリスト集団と対決つすジョン・マクレーン刑事の活躍は時間を忘れさせるほど面 白い。ブルース・ウィルスもこの頃が最も魅力的だったと思う。自分は役者としてのブルースが大好きなので、彼の出演した映画はほとんど目を通 しているんだけど、やっぱり「1番は?」と聞かれたら、「ダイ・ハード1」と答えるだろう。この映画は繰り返し観ても面 白いので、レンタルではなくビデオやDVDを購入しても決して損はないと思う。(自分も通 算何回観たか覚えてないほど観た。何度観ても面白いのは、この映画が本物の娯楽映画だからだろう)Part2もなかなか面 白くてオススメだ。Part3は面白いんだけど、つじつま合わせが強引な感じがして自分的にはイマイチだが、そこはダイ・ハード、なんだかんだ行っても面 白いのだ。オープニングからエンディングのスタッフロールまで幸せな気分で見れたのはやっぱりPart1と2だな。クリスマスにマクレーン刑事に襲いかかる災厄って設定がイカしてるのだ。 なんだか、また観たくなってきたゾ。


THE SIX SENSE

ふと、気づけばブルース・ウィルスのファンだったりする俺。派手なアクションこそないものの、じっくりと魅せる演出で最後まで飽きずに見られた。主演の男の子がイイ演技してて、しかもカワイイ。実際に会ったら、クソ生意気なガキなんだろうけど。2度3度と見たくなる映画だ。2度目には最初に見落とした箇所も見えてきて面白い。まあ、2度目にも同じ箇所で涙したりしたが。内容に関してはあまり話したくないと言うか、何も知らない方が楽しめるというのが持論なので話さない。特にこの映画は事前に内容を聞いてはならない。しっかし、ブルース・ウィルスって稼ぎまくってるなぁ。映画1本で百億円を超える収入が得られるなんてスゴイよな、本当。汗水垂らして働いてるほとんどの地球人の風上にも置けない所業のような気がする(笑)特に製造業に携わっている人から見れば、元手もなく莫大なお金を稼ぐハリウッドスターって許されざる者に写ることだろう。でも興行収入に応じたロイヤリティ契約なんて阿漕な契約だと思うな。出演料とは別なんだもんなぁ。一体幾ら欲しいんだろう。まったく、外タレときたら欲深で・・・。何だか映画の寸評じゃないなー。うーん。まあ、オススメの映画です。


恋は舞い降りた

珍しいことに日本映画である。深夜帰りでテレビを付けたら偶然始まるところで、翌日仕事があるにもかかわらず全部見てしまった。(4時位まで)この映画が公開された当時は江角マキコや唐沢寿明(こんな漢字だったっけな)といった役者があまり好きではなかったことと、恋愛モノが苦手、実写の日本映画は屑ばかりという理由から映画館に足を運ばなかったのだ。が、見てみて驚いた。「イイ映画じゃないか、コレ」というのが見終わっての正直な感想だ。凶悪犯罪や異常な事件が多発する中、こんなに心温まる映画っていうのは貴重だと思う。映画というよりはお芝居に近い構成だと思うが、あのでかい江角マキコがとても可愛らしく映像化されてて唐沢のオーバーアクションとのマッチングも良く、人間の心を持った人になら誰にでもお勧めできる作品に仕上がっている。テレビの放映で1回、その後ビデオで1回見た。何度見てもこの作品の魅力は衰えず、ささくれだった心を癒してくれる。うーん、この作品は実は癒し系なのでは?ともかく、クリスマス、恋といった定番のモチーフを基盤として展開される作品群の中では秀逸な作品だ。玉置浩二などキャスティングも味があって好感がもてる。オススメ。