
作曲家集団 MINUS SIX は、作曲家の山口 淳と内藤正典の提唱により、1995年7月に結成された若手作曲家のグループである。結成当初は洗足学園大学作曲科出身者と松平頼曉氏の門下生だけでメンバーを構成していたが、その後、メンバーの新加入や入れ替わりがあり、1996年に山口、内藤、荒尾岳児、石渡玲玲、山上 玲、さらに大阪から関西深新會の大慈弥恵麻が加わった6人に固定された。グループ名のMINUS SIXは、結成時のメンバーの人数が6人であったこと、グループが結成された1995年が21世紀まであと6年だったことに由来している。
作品展は過去2回、1996年10月と1998年2月に開催している(演奏曲目、出演者は下記の通り)。フィリアホールを会場としていたことからも明らかなように、首都圏の作曲家グループでは珍しく横浜に活動の拠点を置いていた。
これまでの作品展は同世代の若手作曲家をゲストに招き、いずれも、メンバーの新作の初演とゲスト作曲家の作品で構成された。このプログラミングは、出演した演奏家も含め、日本の現代音楽界の最先端に立つ若い世代の状況を、鋭く多様に映し出すことを目的としている。
なお、1999年に石渡玲玲が退会し、鶴見幸代が新しくメンバーに加わった。また、グループの活動の拠点を横浜から東京に移すことになった。
<第1回>1996年(平成8年)10月15日 フィリアホール
ゲスト作曲家は横山勝己氏。横山氏は1994年に、この日再演された「Music for<Head 、>(F.Bacon1949)」で秋吉台国際作曲賞を受賞、その独特な思想と音楽が注目される作曲家だが、これまであまり知られているとは言いがたかった。グループの旗揚げとなった第1回作品展は、同時に横山氏の音楽的発言をまとめて紹介する貴重な機会にもなった。
〜 プログラム 〜
♪ 大慈弥恵麻/「風韻」〜フルートのための
Fl:中務晴之
♪ 荒尾岳児/O.メシアンの背中
Pf:門 光子、中村和枝 指揮:荒尾岳児
♪ 横山勝己/消費(1996) <日本初演>
Pf:門 光子、渡辺和子 指揮:山口 淳
♪ 山口 淳/化身」
Trp:曽我部清典
♪ 内藤正典/メカニズムの勝利
Pf:新垣 隆
♪ 石渡玲玲/Infantia
Sax:齋藤貴志 Guit:佐藤紀雄
♪ 横山勝己/Music for <Head 、> (F.Bacon/1949)(1994)
Trp:曽我部清典 Tbn:村田厚生 Pf:山口 淳 指揮:新垣 隆
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