ANEURYSMとは?

 

その出会いは・・・

ANEURYSMとは、NIRVANAの「HORMOANING」というアルバムの2曲目の曲名です。
NIRVANAのアルバムとしては、あまり知られてないでしょう。
このアルバムは、未発表曲6曲を収録した日本オリジナル企画アルバムなのです。
しかも、今は廃盤になっています。
このアルバムの定価は1700円。
しかし、私がこのアルバムを買ったときは(確か高校1年のときだから7年位前)、1万8千円位だったと思う。
新宿の、小さいレコード屋で見つけた私は、そのときパチンコで大勝ちして金に余裕がありました。
前々から欲しかったが、手が出なかったため、思い切って購入しました。

HORMOANINGとは・・・

これが噂のHORMOANINGです。
ちなみに、内容は以下のとおり。

1.TURNAROUND
2.ANEURYSM
3.D-7
4.SON OF A GUN
5.EVEN IN HIS YOUTH
6.MOLLY'S LIPS

   

  ついでに解説を覗いてみよう。
  

1991年12月14日付『ビルボード』誌を見ると、ニルヴァーナのアルバム『ネヴァーマインド』は6位で、シングルの「Smells Like Teen Sprit」はランク・インからたった2週間で23位。
ちょっと前までは‘シアトルのシーンから飛び出した注目すべき有望株バンド’のひとつでしかなかったはずの彼らは、現在、間違いなく他の誰よりも‘音楽業界を騒がせている’存在だといえる。
注目を集め、トレンド視されていたのは、‘シアトル’という地域で括られた音楽だったはずなのに、いつしかそれはニルヴァーナと同義語になり、同時にその名は、典型的なフォームには囚われない新しい世代のへヴィ・ロックを指すものとしての‘オルターナティヴ・へヴィ・ロック’なるカテゴリーの代名詞のごとく扱われるようになった。

ま、ここでそうした音楽ジャンルの位置関係といったものについて云々するつもりはないし、彼らの音楽をどう呼ぶかは聞き手の感性次第なのだから、この場でそれを特定の枠の中に押し込めてしまうようなマネはしたくないのが、とにかくニルヴァーナというバンドの音楽が現在、最も鋭角的で‘今’という時代が反映されたものとしてとらえられていることはほぼ間違いない。
同時に彼らの商業的な成功が、現在の音楽シーンにおける最大の謎だと言うこともできる。
誤解して欲しくないのだが、これは、彼らの作品がプラチナ・ディスクを受賞するに相応しくないという意味ではない。
誰にもこうした状況を(期待することはできても)予測することはできなかったし、その原因となったものを明確にとらえることなどできるはずも無いからだ。
レコード会社が戦略的な売り方を試みたというならまだハナシはわかりやすいが、彼らの所属するアメリカの‘ゲフィン’レコードが決めたこのアルバムの初回出荷枚数がいかに少なかったかというのは、いまや語り草になるつつある。
GUNS N' ROSESが若者に支持される現実を正確に把握しているはずの‘ゲフィン’でさえ、ニルヴァーナが彼らの心を掴むことになるのを予測できなかったというわけだ。
とはいえ、誰よりもこの現実に驚いているのは当のメンバー自身だろう。

実は去る11月下旬、ちょうど英国ツアー中(ちなみにサポート・アクトは、彼らのお気に入りの少年ナイフとCAPTAIN AMERICA)だった彼らと話をすることができたのだが、ヴォーカルとギターを務めるカート・コバーンは次のように語っていた。
「こんなことになるなんて、考えてもみなかった。『ビルボード』のトップ100にはいるとも思ってなかったからね。メジャーと契約すればディストリビューションが少しは良くなるだろうとは思ってたけど・・・。自分でもよくわからないんだ。ちょうど大騒ぎになる前にアメリカを離れて、それ以来ずっとヨーロッパにいるから自分ではそれに関わらずに済んでいるけど・・・ま、そうした状況に飲み込まれずにいられればいいと思ってるよ。空港の外でファンがキャーキャー騒いで俺たちのことを待ってるなんてゴメンだしな」
カートは、そう言いながら‘自分を見失わずにいろ’と彼自身に言い聞かせているかのようでもあった。
たとえアメリカ本国を離れていようと、取材陣は(それこそ僕自身がそうだったように)世界中から彼らの話を聞こうと押し寄せてくるわけだし、状況が刻一刻と変化しているのを感じずにいることは、それがどんな人間であろうと不可能に近い。
そして、そのまま自分自身を見失ってショウ・ビジネスの迷路の中で迷子になってしまったミュージシャンが過去にどれだけいたことか。
ニルバーナは建て前や社交辞令が通用するバンドではないし、誰かが‘自分自身を見失わずにいてください’とお節介なことを言ったところで、少しも表情を変えずにハナで笑われるのがオチだ。そんなことを言われる前に、彼らはとっくに彼らなりのやり方で自己防衛を始めているのだ。
攻撃は最大の防御、という言葉があるが、彼らのやり方もまさにそれだ。
まもなく実現する初来日公演を観れば、きっとその意味が、僕が彼らの英国での公演を見て感じたことがわかってもらえるはずだ。
一応、彼らのライヴがいかなるものであるかを予測するためのキーワードを幾つか挙げておく。
まずは‘無愛想’。MCは必要最低限だけ。
そして彼らが‘その場のノリ’や‘その時の気分’にとても左右されやすいバンドだという事実も付け加えておこう。

さて本作は、その来日公演に先駆けて急遽リリースされることになったミニ・アルバム。
実はこの原稿を書いている時点では、マスター・テープはおろか収録曲のリストさえ未着のため、内容についての解説が一切書けない状況であることをご理解いただきたい。
ただ、日本のレコード会社の担当氏によれば、「Smells Like Teen Spirit」の輸入盤シングルに収められていた2曲のみ発表オリジナル曲、「イーヴン・イン・ヒズ・ユース」「アニュウリズム」に加え、昨年10月に英国の『BBC RADIO-1』で放送されたライヴ音源が含まれることになるはずだとのこと(うちおそらく何曲かは、彼らのお気に入りでもあるTHE VASELINESのカヴァーになるとの説もアリ)。
本作を購入するほどの方であれば当然『ネヴァーマインド』というアルバムもお持ちのはずだと思うので、バイオグラフィー等についても同作のライナー・ノーツを参照していただきたい。
そして万が一、このミニ・アルバムで初めて彼らの音楽に触れたという方がいらっしゃるなら、是非今からでも『ネヴァーマインド』を体験してみて欲しい。
いきなりチャートを駆け上ったことで、敬遠がちになっているリスナーが少なくないことも予測できるが、このアルバムはいわゆる‘ヒットもの’とはワケが違うのだから。

[DEC.1991/増田勇一/BURRN!]

ANEURYSMの本当の意味、そしてこの名前に込めた私的真意

ANEURYSMの辞書的な意味はというと、

 


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