Lunatic Doll
あなたはあなたの後ろにある窓から夜空を見上げている。
見えるはずのない街の光を探しているように。
あなたとボクがここに来てから、二日が経った。
あなたは悲しそうに、心細そうに空を見上げて
「返して……許して………」時々そうつぶやく。
ボクの最後の願い…。もう何も望まない、願わないから…。
彼女の心を戻して
あの日のボクらに、二人を戻して
小鳥がさえずる朝。あなたは疲れた顔でいた。
あなたは空に浮かぶ雲を 灰色の瞳で見つめていた。
灰色の瞳と時計の針はボクにこの時の終わりを告げていた。
これ以上は無理だと…。
これが最後の願い…。もう何も望まない、願わないから…。
彼女と共に眠らせて…安らかに
ずっとずっと一緒に