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クリムゾン・リバー<★★★>
原題:LES RIVIERES POURPRES (’00・仏)
監督:マチュー・カソヴィッツ  原作・脚本:ジャン=クリストフ・グランジェ  撮影:ティエリー・アルボガスト
  出演:ジャン・レノ/ヴァンサン・カッセル/ナディア・ファレス


  この作品は、映像だけを観ていたらフランス映画ではなく、ハリウッドじゃないの?って思うようなスケールの大きなものに仕上がっています。制作費もフランス映画としては破格らしいですよ。もちろん大ヒットしたんですけど、ジャン・レノ&ヴァンサン・カッセルが主演だったからっていう理由もあるんじゃないかな(;^_^A

  アルプス山脈の麓にあるゲルノンという町で連続殺人事件が起こった。その死体には無数の裂傷、骨折があり、目がくり抜かれ、手が切断されて胎児のような形に裸で縛られていた。そこで、パリから派遣されたベテラン警視のニーマンス(ジャン・レノ)は捜査を開始するのだが、ゲルノンの町がほとんど大学関係者という閉鎖的な雰囲気に違和感を覚える。ニーマンスは死体の第一発見者ファニー・フェレイラ(ナディア・ファレス)に話を聞きに行くが、彼女もこの大学の閉鎖的な雰囲気に反感を持ちながら、必要以上のことは話そうとしない。
  同じ頃、100キロほど離れた町では同時に起きた墓荒らし事件と小学校への強盗事件を若手刑事のマックス(ヴァンサン・カッセル)が捜査していた。別々の事件と思っていたが、荒らされたのは18年前に死んだジュディッド・エローという少女の墓で、小学校で盗まれたものというのはその少女の記録だったのだ。
  二人の刑事が追うそれぞれの事件は、捜査を進めるうちにある接点が...。それから二人は大学町に秘められた謎に迫る。

  “ジャン・レノ”と“ヴァンサン・カッセル”というフランスを代表する俳優が主演というだけで、どうしても期待せずにはいられないですよね。予告を観ると、かなり私好みの映画かな〜って思って観たんですが...残念ながら期待はずれでした(-_-;) 二人が出会うまでの前半は結構面白くて後半を期待したんですけど、逆にゴチャゴチャしちゃって...前半の別々に行動していた場面のほうが個性が発揮されているような気がしました。せっかく文句のない役者をキャスティングしてるのに、なんとももったいない(-_-#)

  この作品は、サスペンス、サイコスリラー、アクションなどの色々な要素を取り入れているんですが、なんだかどれもが中途半端な感じは否めないですね。謎解きもこんなもんかって感じがしちゃって推理モノとしても少し物足りないし...若手とベテラン刑事が狂気殺人事件を追うストーリーということもあって、『セブン』と良く比較されているようなんですが、個人的には『セブン』のほうが断然面白いと思います。なんだか『羊たちの沈黙』を彷彿させるようなシーンもあって新鮮味にもちょっと欠けてるかなf(^_^) 面白かったのは、マックスが殴りあうシーンですね。その場でやっていた格闘ゲーム(ストリート・ファイター?)の音が効果音になっていて、なかなか面白かったですね(⌒‐⌒)

  観終わっての率直な感想は、確かにスケールも大きいしフランス映画にはあんまり無いタイプの作品なんですが、「フランスだってハリウッドみたいなこんな映画が作れるんだぜ」っていう意気込みが一番伝わってきた作品ってところでしょうか(;^_^A 本当なら★は2個って気分なんだけど、ジャン・レノとヴァンサン・カッセルに1個プレゼント(^-^)



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