★★ ブロードウェイミュージカル"Footloose"について ★★

《スタッフ》
演出
Walter Bobbie
脚本
Dean Pitchford
脚色
Dean Pitdhford and Walter Bobbie
振付
A.C.Ciulla
音楽
Tom Snow
作詞
Dean Pitchford
初日 1999年8月2日
劇場 Richard Rodgers Theatre
上演時間 2時間30分
公式サイト
  NAOさん、ありがとうございました!
《キャスト》
Ren McCormack - Jeremy Kushnier
シカゴからの転校生
Ethel McCormack - Catherine Cox
レンの母
Reverend Shaw Moore - Stephen Lee Anderson
牧師
Vi Moore - Dee Hoty
ショーの妻
Ariel Moore - Jennifer Laura Thompson
ショーの娘
Lulu Warnicker - Catherine Campbell
レンの叔母(エセルの妹)
Wes Warnicker - Adam LeFevre
ルルの夫
Elenor Dunbar / Doreen - Donna Lee Marshall
町の婦人(町議会議長) / ダンスホールのコーラス
Coach Dunbar - John Hillner
体育教師(エレノアの夫)
Rusty - Stacy Francis
エリエルの親友
Urleen - Kathy Deitch
同上
Wendy Jo - Rosalind Brown
同上
Chuck Cranston - Billy Hartung
町一番の不良(エリエルの彼氏)
Lyle - Jim Ambler
チャックの取り巻き
Travis - Bryant Carroll
同上
Cop / Country Fiddler - Nick Sullivan
警官 / 酒場の客
Betty Blast / Irene - Robin Boxter
バーガー・ブラスト店主 / ダンスホールの歌手
Willard Hewitt - Tom Plotkin
レンの親友(ラスティの彼氏)
Principal Clark / Saloon Keeper - John Deyle
校長 / 酒場の店主
Jeter / Cowboy Bob - Artie Harris
ウィラードの友達
Bickle - Hunter Foster
同上
Garvin - Paul Castree
同上


《音楽》
青字は映画でも使われた曲、緑字はミュージカルのオリジナルナンバーです。
歌詞とストーリーは適当にニュアンスで訳したんで、全然違ったらごめんなさい。
ACT I
1 Footloose/On Any Sunday Ren,Ethel,Shaw,Vi,Ariel,Company
Footloose:
ご存知、ケニー・ロギンスの大ヒット曲です。曲調は明るいロックで、毎日仕事でクサクサするから今夜は思いっきり踊ろうぜ〜って内容。
On Any Sunday:
一転して日曜の礼拝風景。ポップス調の賛美歌です。さらにレンの、父に捨てられシカゴを離れた寂しさなども歌われています。
ソロパートがあるのはレン/ウェンディジョー/ショウ。
終盤はレン&エセル/コーラス/ショウ&ヴァイ/若者たちの4パートが重なります。
2 The Girl Gets Around Chuck,Ariel,Travis,Lyle
アップテンポのナンバーで、チャックと一緒に遊び回るエリエルを描いています。
1番はチャック、2番はエリエルのソロ。
映画では、エリエルが女の子たちの車からチャックの車に乗り移ろうと、大股開いてイエーッてやってるシーンで使われてます。
3 I Can't Stand Still Ren
ウィラードと友達になるところで歌うようです。
オリジナルナンバーの中ではいちばん映画のテイストに近い。曲は明るいけど内容的にはレンの焦燥感みたいな感じかなぁ。
しかし難しそうな曲…。ミディアムテンポで低めで音数多くてまーがすっごく苦手そう…ああ不安不安。Almost Paradiseより嫌な予感がする。
もひとつ予感としては、チェケラウだけ英語のままだったら嫌だなと。
4 Somebody's Eyes Rusty,Urleen,Wendy Jo,Company
マイナー調で、「この町では、どこにいても誰かに見られてる」ということを女の子達がレンに忠告する内容。
3人それぞれにソロがあります。
映画では、チャックとエリエルが木陰でいちゃついてるシーンに使われています。
5 Learning to Be Silent Vi,Ethel
母親同志がわかり合うシーン。とても優しいバラードで、ハーモニーや掛け合いも素敵です。
最も楽しみなナンバーの1つ。ピンクレディーだ!
6 Holding on for a Hero Ariel,Rusty,Wendy Jo,Urleen
ボニー・タイラーが歌って大ヒット、日本でも浅倉未稀のカバー(と言うか、「スクールウォーズ」の主題歌)で有名な“HERO”です。
「あたしたちをどきどきさせてくれる野郎はいないの?!」と女の子達の苛立ちが爆発する感じかな?
若い女優陣、特に裕ちゃんの見せ場になりますね。サビ以外はほとんどソロです。
映画では、レンとチャックのチキンレースのシーンで使われています。
7 Heaven Help Me Shaw
ショウが娘への想い、聖職者としての想いの狭間でひとり葛藤している感じの曲です。曲調は明るいんだけど。
8 I'm Free/Heaven Help Me Ren,Shaw,Company
レンの怒りを表すハードな曲。これもケニー・ロギンスで、日本では渡辺美里がカバーしました(デビュー曲)。
レンがチャックたちにやられた翌日、体育の時間にキレるらしい。「俺がダンスでこの町を変えてやる!」って感じで歌う…のだと思う。
この曲のダンス&アクロバットが凄いようです。
終盤、ショウの台詞との掛け合いになり、ラストは若者たち/ショウ/コーラスのパートが重なり、大盛り上がりで一幕終了となる模様。
映画ではラスト近く、みんなでダンスパーティの準備をするシーンに使われているので、全然違いますね。
ACT II
9 Let's Make Believe We're in Love Irene and the Country Kickers
ミディアムテンポのセンチメンタルな感じの恋の歌。
レン、エリエル、ウィラード、ラスティが遊びに行くダンスホールで生バンドがやる曲だと思う。
この歌い手さんが浦島りんさんなんじゃないかと思うんだけど、どうだろ。(正解!)
10 Let's Hear It for the Boy Rusty,Ariel,Irene,Doreen
女の子らしいポップなナンバーです。デニース・ウイリアムスが歌って大ヒットしましたね。大好き。歌詞可愛い。
「アタシの彼氏はヘタレてるけど、アタシのことすごい愛してくれてて、超超好き!」って感じでしょうか(笑)。
1コーラス目はラスティのソロ(後半もメインはラスティ)。
映画ではレンがウィラードにダンスを教えるシーンのBGMになっていて、舞台でもここでウィラードが踊れるようになるようです。
歌詞カードには男性陣のすごい開脚ジャンプの写真が出ています。
11 Can You Find It in Your Heart? Vi
静かで優しい曲です。夫と娘の関係を修復させようとするヴァイが、夫に「大切なものから目を逸らさないで」と語りかける歌。
穏やかだけど芯の強いヴァイをよく表していると思います。
12 Mama Says (You Can't Back Down) Willard,Bickle,Garvin,Jeter,Ren
ウエスタン調、でいいのかな? カントリー? ビバップ?(すいません疎くて…)
ウィラードが「うちの母ちゃんが言うことにゃ」と、弱気になってるレンを励ます歌。
ウィラードメインでお友達は合いの手です。
13 Almost Paradise Ren,Ariel
これまた大ヒットしたラブバラードです。原曲はアン・ウィルソン&マイク・レノ。
チャックと大喧嘩して別れたエリエル(映画ではマジぼこぼこなんだけど、どの程度やるのかな)はレンを隠れ家に連れて行く。そこで友情が愛に変わるのを自覚するふたり……。映画と大体同じようですね。
「王様のブランチ」で稽古風景が流れたとき、せっかくこのシーンだったのに、なぜかスタジオには「Let's Hear〜」がかかるし、出演者たちの「懐かしい!」の大合唱でよく聞こえませんでした;;
どうか外さないで…。
14 Dancing Is Not a Crime Ren,Willard,Bickle,Garvin,Jeter
ビックリ! 映画でとても好きだった、町の集会でレンが演説するシーンが、HIPHOPになっています。ウィラード&お友達は合いの手。
しかし、うーん、聖書の言葉を引用した演説を日本語でRAPかぁ…。専門の方がカッコよく訳してくれることを期待しまーす。
15 I Confess Shaw,Company
歌詞を読んで泣いてしまいました。村井さんの歌声でだー泣きの予感大。
ショウが死んだ息子・ボビーとの想い出を語り、気持ちを変えてゆくエモーショナルな曲。正統派ミュージカルナンバーって感じです。
16 Can You Find It in Your Heart? (Reprise) Shaw
そしてついに頑なな心を解くショウ…という感じでしょうか。
映画を観てすごく良いな〜と思ったショウとヴァイのシーンの台詞が入っていて嬉しかった。ここも泣きの予感。
17 Footloose (Finale) Company
ついに実現するダンスパーティ! タキシードやミニドレスでの華やかなダンスになりそうです。
最初の男の子たちの「お洒落して花買って彼女を迎えに行くぜっ」って感じの歌詞が可愛くて良いなぁ。
レンが踊りまくる“Never”はブロードウェイ版ではないんですね〜。
すごく残念。せっかく未唯さんもいるのに…。
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《評判》
いろいろと批評を見て回りましたが、はっきり言って、ロクな評価を目にしません。
トニー賞もノミネートばっかりで1つも獲れず。

中途半端な古臭さも災いし、映画を超える良さを舞台として表現できなかったようです。
(映画自体、それなりに爽快で音楽が最高だからその世代の人々の心に残っただけで、大して面白いもんではないと思うのですが)
「役者陣の演技の素晴らしさだけが救い」ということらしいです。どきどきしてきました。

ダンスについては「力強い」「非常に難しい振付」という表現の他、「アクロバティック」という文字も目立ちました。
「ロープに宙吊り」って、それはアクロバティックって言うかまんまアクロバットだなぁ…。V6とMAのお家芸っちゃぁお家芸だけど。
「役者達の体力に感心」という言葉を目にしてますますどきどきが高まってまいりました。