こんにちは。ほりこしです。GWが明けて、久しぶりの書き込みです。 「イロ」と「間夫」のちがい…ですか。絶対の自信はありませんが、たぶんあってい ると思います。 イロ=恋人、愛人。つまり色恋に終始した仲、ということでしょう。 間夫=内縁関係の夫。つまり非公認の夫婦であって色恋だけではない、深く通じた 仲ということになりますね。 だから「イロ」なら助六の本名である曽我五郎ということも知らないでしょうし、母 親の満江の挨拶を受けることもない、ちゅうことになるでしょうね。 で「間夫がなければ女郎は闇」というセリフも理解しやすくなります。ただの愛人な ら結局全てを預けることは出来ないし、むしろ駆け引きのある間柄になっちまいます から。 てなところでしょうかね。それでは、また。
はじめまして。 私は玉三郎さんの舞台、美しさ、などはもちろんですが、それの根元である彼 の真摯な人生哲学に強い感銘を受けます。 そのため、ヨーヨー・マと共演し、舞踊を創り上げていく姿をおさめたLDや、 80分間にわたって、演技、歌舞伎、死生観、などを語りつづけた「東京蜃気楼」 というビデオがたまらなく大好きです。 さて、来る5月11日(月)から15日(金)までの5日間のPM11:00〜11:30、 J-WAVE(FM81.3)という局の「BMW SENSE&EMOTION」という番組に玉 三郎さんは出演されるとのことですが、大阪に住む私はこれを聞くことができ ません。東京の方、あるいはPerfecTVをお持ちの方、録音テープを適価で譲っ ていただけませんでしょうか。 御一報をお待ちしています。
今回は私の無知と不勉強のせいもあって、さらさらっと目の前を流れるのを 茫然と観てしまいました。ぐっと心を引き込まれるというか、感情移入して 観ることの出来た演目が少なかったです。 うーん、もう一度観たほうがいいのでしょうか......。 ○将軍江戸を去る 難しいお芝居でした。それぞれの役が一人で喋る時間が長い。分量が多い。 その上動きが少ない。開演5分前に滑り込んだ私は番附での予習が出来なか ったので、早口で喋られると内容の細かいところや背景等が解らないまま先へ 進んでしまいます。後で見た番附の内容と自分の理解した内容はだいたい 合っていたにもかかわらず、山岡が必死に慶喜に目通りしようとする理由や、 慶喜に勤王を説く気持ちに初めて観る私が納得し、引き込まれるに至るのは 難しかったです。山岡はただただ必死で、でも私はどうしてそんなに必死な のかは解らなくて、一命を投げ打つ覚悟で慶喜に意見した気持ちに共感する ことが出来ませんでした。「さらさら〜」と観てしまいました。 もう一回観るべきなのかしらと思います。 梅玉さんの慶喜は高貴さ、品位が感じられました。 でもそれは公家のものとは違い、何かしっかりとした実のある、 武家の頭領のそれであったところが素晴しかったと思います。 ○鰯売恋曳網 恋の病の猿源氏(勘九郎さん)は本当にかわいい。 こんな息子だったら何とかしてやりたいと思うのももっともです。 かつては武士で、よく遊んでもいた海老名なむあみだぶつの役は、気骨と 茶目っ気のある(と私が勝手に思っている)左団次さんにぴったりです。 近頃の私は、きれい、美しいを通り越えて玉三郎さんが時々怖く見えるとき があります。ごめんなさい。 愛之助さんは立役、女形、どちらもきれいですね。これから先、どんな役を なさるのか楽しみです。とても神経の細やかな方ではないでしょうか、他の方 が芝居なさっているときの視線に好感が持てました。 居並ぶ傾城達の中で、扇雀さんの目の持つ強い力、気品と色気はさすがですね。 ○伊勢音頭恋寝刃 青江下坂の鞘が割れて、その後万野や岩次や北六をどんどん斬っていくところ、 妖刀の魔力に取り憑かれている感じがもう少しあってもいいのでは? 綺麗すぎて、なんでいきなりバサバサ斬りだすのか不思議でした。 私の感覚が鈍いのかもしれません。 ○引窓 私はやはりこういうほろっとさせられる人情物が好きなのでしょう。 今日の中で一番それぞれの役者さんの持ち味やうまさと役柄が全て がっちり組合わさっていたと思います。 ○口上 4月も出演なさっていた方々はほとんど同じ内容でした。 左団次さんはいつになったら「仁左衛門○。○。」と呼べるのでしょうか......。 2階席だったので、前回のようにビリビリと伝わるものは少し弱まりましたが、 私自身としては何度観ても胸が一杯になってしまいます。 ○助六曲輪初花桜 これが観たかった!揚巻が登場したときの客のどよめき。無理もないですよね。 仁左衛門さんと玉三郎さんの助六は関西では初めてですから。 私が前に観たときは、お父上の13世仁左衛門さんが意休をなさっていて、 その時とつい比べてしまうのですが、我当さんの意休はもっと嫌われ者なところ や威圧感、迫力のようなものを強く出されてもよかったのではないでしょうか。 その方が傾城たちに振られた時や助六が喧嘩をふっかけた時の面白みが増すよう に思います。仁左衛門さんの助六、前に観た時はひたすらかっこいい男だったのが、 今回は「やんちゃ坊主」っぽく見えたのは私が年を取ったせいかもしれません。 勘九郎さんの通人里暁、おいしいというか、こういうときにやはりこの方は 楽しませてくれます。お客を笑わせる「間」を十分心得ておられます。 そういう点では雁治郎さんの白酒売(兄)もとてもよかったです。 来るぞ、来るぞ、と分かっているのにそれでもやっぱり笑ってしまいました。 今回は理解し切れていないところが多く、感想と呼べるに至っていないもの ばかりで自分でも書いていて恥ずかしいです。失礼な発言も沢山あります。 一つわからないことがあったので、どなたか教えていただきたいのですが、 番附の「新仁左衛門に聞く」の中に、 「助六は揚巻の”イロ”ではなくて”間夫”なんです。」という一節があります。 この二つの違いを教えてください。 辞書をひいてみたりもしましたが、いま一つよく解りません。 どうかお願いします。
こんばんは。早速ですが、以下のチケットを引き取って下さる方を探しています。 ・團菊祭五月大歌舞伎 5/24(日) 夜の部 16:30開演 ・演目/ 「お国と五平」 「船弁慶」 「江戸育お祭佐七」 ・出演/ 團十郎・菊五郎・雀右衛門・時蔵・芝雀・新之助・辰之助・菊之助ほか ・席番/ 一階 い列 27番 (最前列ほぼ中央) ・価格/ 定価¥14,700− (交渉にも応じますが、定価に近い額でお願いします。) ご希望の方は、希望価格&メールアドレスを書いたメールを下さい。送料は負担させて頂くつもりですので、 どうか宜しくお願い致します。
はじめまして、 美条さんの書かれた歌舞伎座の千穐楽の時のお話のように、 生の舞台に近い人のお話を、私はとっても知りたいと思って いたので、「そんな事があったの!?」と、ほくほくと 読んでしまいました。(だって地方在住なんだもん) それに、私が読んだかぎり事実を曲げる意志を感じる文章では ありませんでしたし。 播磨屋さんがなさった事に云々とは、見てないので何も言え ませんが、私の大いなる勘違いでは、播磨屋の愛だったんでは ないでしょうか?(^_^;(愛です、愛。) 舞台だって見る人すべてが同じ感想な訳はないですから、そういう いろんな事を踏まえてもなさった事なんだと思います。 これも一つの経過として、明日の歌舞伎に繋がって行くんだろう なと、思っています。 見てないのに大胆な事を書いてしまいました・・。(^_^; お梅
歌舞伎役者および制作関係者しょく〜ん! 君たちが、時々、こっそり覗きに来ていることはわかってるんだぞ〜! ほれ、君!君のことだ! ファンのこの熱い思い。君たちに、伝わっているか〜〜〜〜〜!ヨヨヨヨヨヨヨヨヨ しっかり頼むぞ〜!
こんにちは、はりまやがすきさん。 書き込みありがとうございます。 はい、4/27の私の書き込みは勿論本当です。一応、可能な限り写実に書いてみた つもりですが、果たしてどこまで真実をお伝えし得ているかどうか?? ボキャブラリーが貧困で恐縮ですが、いやぁ、ホント「スゴかった」の一語に尽 きます。 西で演じたブッサイクな女郎とは、「伊勢音頭」のお鹿のことですね、きっと? 観に行かれなかったのですが、劇評でかなり褒められていたので、私もその時は 悔しい思いをしました。でも今回醜女を拝見出来たお蔭で、やっとどのようなも のだったか想像がつきましたョ。 通常の(?)醜女は愛らしくて、程も良くて結構でしたよ(テレビカメラが来て いたようですので、先かも知れませんが放送があるのではないでしょうか)。 今月のご感想で”この役が決定して以来頭を悩ませ続けた””笑えなかった”と おっしゃっていた思議さんのような方もきっといらっしゃるでしょうが、私は楽 しませていただきました。 歌舞伎役者のそれに限らずファンにもタイプがあって、好きな俳優については基 本的にカッコいい役、好ましい役をするのを喜び、不格好な役の時は今一つ不満 に感じる(orそういう役は観ない)という人もいるし、その俳優がやるものであ れば取り敢えず何でも楽しむという人もいます(この二つに大別する訳ではあり ませんが)。私は後者です。特にこの醜女などは、ご本人が楽しんでなさってい るのが解るので、(涙ぐんでしまったとまでおっしゃる思議さんには申し訳ない のですが)素直に笑わせてもらいました。 さて、千龝楽の「釣女」醜女の拵えや挙動は、確かにちょっと(かなり?)トン でいたので、恐らくはそれに対して批判的な声もあろうかと思います。 そこでこの場をお借りして、そのことについて少し書かせていただきたいと思い ます。 以前出席したトークショーで、「最近は楽日にソソリはないのか」と問われた時、 吉右衛門丈は「昔のお客様は歌舞伎を見るのが日常の娯楽で、同じ芝居を月に何 度も見て下さる方が多かったが、今はそうではない。千龝楽一日の観劇のためだ けに遠方からお越しになる方もいらっしゃる。それでハチャメチャなことをやっ ていたらお客様は怒るだろう。だから今はソソリは殆どない」という内容のこと をおっしゃっていました。つまり、楽日にハチャメチャなことをやるのは、歌舞 伎座客席の現況を考えた場合あまり望ましくない、ということを吉右衛門丈も当 然自覚されている訳です。その上でなさったことですから、丈としては、今月の あれは千龝楽ならではの洒落(として観客に受け取って欲しかった)の範疇だっ たのだと思います。 先の書き込みでも申したように、楽とは言えあそこまでなさるとは想像していな かったのでちょっと意外だったのですが、確かに、「何か変わったことをして下 さったら面白いな」という期待は私も抱いていました。そういう観客の気持ちに 役者としてお応えになったということだと思っています。 ですから、あるいは「甘い!あの楽日のやつはやり過ぎだ」という方がいたとし ても(いや多分いるでしょう)、私は否定的には捉えていません。勿論、ファン は無批判でいいと思っている訳では決してありませんが、私は、吉右衛門丈の役 者としての人格に全幅の信頼を置いているからです。 問題は観客がそのおかしみ(ここでは千龝楽における洒落としてのそれ)のセン スを理解出来るかor受け容れられるかどうか、なのではないでしょうか。 昨年、二度目の法界坊を演じられた時にも、吉右衛門丈は「派手におかしくやっ た方が客受けはいいだろうけど、徒にそういう方向を狙いたくない。大体、客の レベルに合わせるというような考え方はお客様を馬鹿にしている」という意味の 発言をされています(←済みません、手元にその文章がないのでちょっと言葉足 らず・・丈の真意をお伝え出来ていないかも知れません。昨年八月の朝日新聞で す)。 また時折、「いつも、どこまで解るようにすればよいかということを考えている」 ともおっしゃっています。 簡単な例で言えば、嬉しい場面なら、役者が笑顔を見せれば、その役の人物は喜 んでいるのだということが(多分)誰にでも伝わりますが、全ての人が嬉しい時 には必ず笑うという訳ではありません。”この人物ならこの場面では物理的には 笑顔を作らず、心で喜んでも表向きは平静を装うだろう”と思われる状況でも、 役者が頬を緩めないことによって役の人物が喜んでいることがもし客に解らなか ったとしたら何にもなりません。客の中にも、その人物が嬉しがっていることを 理解出来る人もいればそうでない人もいるでしょう。 上記はあまり適切な例ではないかも知れませんが、「どこまで解らせるか」とい うのはそういうことだと思うのです。やり過ぎると、肚が割れ過ぎてしまうとか 或いはクサいとかいうことになってしまうし、出さな過ぎても観る者に伝わらな い。 表現とは、その二つの間(あわい)を探るというか、程を探すというか、そうい うことだと思うのです。これは演技及び演劇だけでなく、芸術全般に当てはまる ことだと思います。 受け手の感じ方にも当然差がありますから、「最大公約数を如何に大きくするか」 (←これは吉右衛門丈の言。平成1、2年頃の「演劇界」)ということです。 「ミマン」という奥様雑誌の今月号で、中野翠さんが、流行り物や流行語を多用 し、古風と今風との落差のおかしみだけで笑いを取っている感の強い昨今の歌舞 伎の舞台について、「笑わせ方がイージーで、ハッキリ言って低級だ。歌舞伎の ミニマリズムを破壊している」と書かれています。私は中野さんの意見を否定す るつもりはなく、その部分の内容には基本的に同意出来ると感じています。 ただ、中野氏が”イージーに遣われている流行語”の例として挙げている言葉の うち幾つかは、昨年の舞台で吉右衛門丈がお遣いになったものなのですが、他の 役者さんはいざ知らず(ス、スミマセン ^^; 他の方はどうでもいいと思っている 訳ではなく、本当に知らないだけなんです)、上記のようなことに常に意識的で ある吉右衛門丈が、ユーモアとしての流行語の取り入れ方などについて無頓着で あるとは考えにくいのです。 言葉の問題のみでなく、前述の法界坊に例を採れば、初演・再演を通じて「(腰 を振って引っ込む等の)勘三郎流の入れ事は継承すべきではない」「勘三郎流の 法界坊はホント許せない!吉右衛門さんだからこそ、”芸”で見せて下さい!!」 (←いえ、決して勘三郎さんが悪いということではなくて --; by美条)等の意見 がありました。役や狂言のおかしみや笑いどころについて役者が心を砕き、その 結果選択した表現方法や表現の程度が、必ずしも観る者に理解され得るor共感さ れ得るとは限りません。ここでは笑い、ユーモアについての問題ですが、これは 全ての芸術作品に通ずることーー”表現”をその生命とする、芸術というものの 持つ宿命だと思います。 意図的に低俗なギャグや趣向で笑いを取ろうとしている(=客を見下している) のではなく、歌舞伎の世界の粋を崩そうとしている訳でも無論なく、どうすれば、 &どの程度なら、演技の意味や芝居の味が今の観客に適切に伝わるか、吉右衛門 丈は常にそれを念頭に置いていらっしゃると思います。 以上のようなことを踏まえていただいた上で、それでも先日の「釣女」は行き過 ぎだったとおっしゃる方があれば(今のところ誰かがそう言っているのを聞いた 訳ではないのですが、あの醜女を批判的に受け止める方も多分いらっしゃったの ではないかと思うので、それを前提に書いています)、それはそれで傾聴に価す るご意見でしょうし、そのような感じ方を否定するつもりは毛頭ありません。も しかしたら、ご本人も今頃「ひょっとして、ヤッパやり過ぎたぁ?」なんて思っ ていらっしゃらないとも限りませんからね(^^;)。 ただ、考えもなく安易に客受けを狙ったと取られては、上記のような意味での客 席とのコミュニケーション(表現者と享受者との関係)を日頃から、恐らくは人 一倍お気に留めていらっしゃるであろう吉右衛門丈がお気の毒のように思われた ので。。 我ながら全然まとまらなくて、本当に申し訳ありません。長々書いてしまいまし たが、そおです、ただ単に、ファンだからかばいたかっただけなのよぉ・・!! (長さ+稚拙さ+乱文+誤字脱字勘違い、どうかお許し下さい) マスター、ごめんなさい、長過ぎたらdeleteして下さい。 す、少し仕事せねば・・(-_-;)。
私ビデオもってます。染五郎くんの「越後獅子」 ヨくうさんにもメールでお知らせしておいたんですが、反応なし。 遠慮されてるんでしょうか? それとも、すでに入手に成功されたんでしょうか? NHKのスタジオ内収録のものです。 追伸…◯◯さ〜ん、菊ちゃんの弁天&藤娘、お手元に届いてますか?
こんちは。(^.^)/ 美条さんの書き込みを拝見しました。そ・それホンマですかーっ!! わたしは大阪在住なんですが、今月は中村会はおろか、わたしの縄張りである松竹座へさえも行けずに、 みなさんの書き込みを拝見して、日々悶々と暮らしておりました。 いやぁー 文面から察するにキョーレツだったようですね。 わたしも、以前名古屋だったかなぁ・・・ブッサイクな女郎の役で「おいおいそんなメイクえぇんかいなー」 っていうような爆裂吉右衛門サマをみたことがあります。 でも、千秋楽の日ってぇのは、特別なんですね。あーっ!なんとしても行くべきだった!!と今モーレツに 後悔しております。クヤシーッ 美条さんの書き込みを拝見して、「やぁっぱり、舞台は見に行かないとアカンなぁー」と決意を新たにしております。 また、チャットの方にもいらして下さいね。(^。^)
くう様 はじめまして。 長唄「越後獅子」の ビデオを 御所望とのことですが それは市川染五郎丈のもの が ご希望なのでしょうか? (書き込みの文面にてその可能性もあるかと思いまして。) それとも 「越後獅子」ならば どなたが踊っていても どの流派の方が踊っていても いいのでしょうか? はたまた 「越後獅子」の「演奏」をお聞きになりたいと いうことなのでしょうか?? わたくし 日本舞踊関係も 結構マニアなので テープも ビデオも かなり 所有しておりますが 「染五郎丈の越後獅子」は持っていないのです。 ちなみに 私は チャットの方に良く出没しております。 (この頃は忙しくて頻度は以前よりも大分減りましたが) くう様も どうぞ いらっしゃいませ。
思遠さんのご観劇記を読ませていただいていて、ちょこっと書きたくなりました。 残念なことに、4月は「封印切」と「身替座禅」しか、観られませんでした。 わたくし、上方の人間ですが、上方ものがあまり好きではなく、この日もお目当ての 口上を見逃して悔しい思いをしました。 「封印切」は、以前、孝夫さん時代に、八右衛門役で観ましたが、わたしは、この 憎たらしい役の方が気に入っています。このときの忠兵衛は一度は勘九郎さん、一度は 翫雀さんの襲名披露公演でしたが、あの美しい孝夫さんの憎ったらしには、また格別の 味わいがありました。ほんとに、憎憎しいの。 秀太郎さんはとても好きな女方さんです。ああいう風情をもった女方さんって あまり見当たらないような気がします。一見、薄幸そうでいて、実は芯がとても強い、という 感じ。姿も美しいし、昨夏には、中座での自主公演で、徳三郎さんとの共演を堪能しました。 わたくし、いちばん好きなのは、吉右衛門さんなのに、最近、他の役者さんのことばかり 書いているような気がしてきました。 きょうは、けったいな書き込みでごめんなさい。急に眠気を催してきました。 おやすみなさい。
思遠さんのご観劇記を読ませていただいていて、ちょこっと書きたくなりました。 残念なことに、4月は「封印切」と「身替座禅」しか、観られませんでした。 わたくし、上方の人間ですが、上方ものがあまり好きではなく、この日もお目当ての 口上を見逃して悔しい思いをしました。 「封印切」は、以前、孝夫さん時代に、八右衛門役で観ましたが、わたしは、この 憎たらしい役の方が気に入っています。このときの忠兵衛は一度は勘九郎さん、一度は 翫雀さんの襲名披露公演でしたが、あの美しい孝夫さんの憎ったらしには、また格別の 味わいがありました。ほんとに、憎憎しいの。 秀太郎さんはとても好きな女方さんです。ああいう風情をもった女方さんって あまり見当たらないような気がします。一見、薄幸そうでいて、実は芯がとても強い、という 感じ。姿も美しいし、昨夏には、中座での自主公演で、徳三郎さんとの共演を堪能しました。 わたくし、いちばん好きなのは、吉右衛門さんなのに、最近、他の役者さんのことばかり 書いているような気がしてきました。 きょうは、けったいな書き込みでごめんなさい。急に眠気を催してきました。 おやすみなさい。
初の書き込みです。萬屋びいき(特に時蔵さん)の、ちょうちょと申します。 これからも、よろしくお願いいたします。m(_ _)m 早速ですが、6月に三越劇場で、三越歌舞伎がありますので、お知らせを。 ●演目と配役 一、 彦山権現誓助剣 毛谷村 六助‥‥中村 信二郎 微塵弾正(実ハ京極内匠)‥‥大谷 桂三 お園‥‥片岡 孝太郎 二、 鷺娘 (長唄囃子連中 藤間勘十郎 振り付け) 鷺の精‥‥中村 時蔵 ●日程と時間 6/5(金)→24(水) 初日と楽日のみ1:00の回のみ それ以外は、11:30/4:00の2回公演(ただし、8日・22日、17日の4:00の回は休演) ●料金……8,200円(全席指定・税込み) ウリとしては、「時蔵」初役の鷺娘と、吉右衛門さまご教授の六助の「信二郎」をはじめ、 ^^^^ みなさん、初役だということです。 さ、三越のお買物がてら、6月は三越劇場へ行きませんか(^-^)。 ※※あ、チケットの発売は5/1(金)より。 お問い合わせ・電話予約は、三越劇場エ03(3274)8675(AM10:00〜6:30)まで。 チケットぴあ、チケットセゾン、CNプレイガイドでも販売いたします。
失礼致します。美条と申します。 先月、歌舞伎座「忠臣蔵」の千龝楽で音羽屋さんが笑いを取っていたということ でしたが、今月は案に違わず?、「釣女」醜女役の吉右衛門丈がやって下さいま した。 被衣を取ったその下は・・・両瞼の濃いブルーのアイシャドウの上にうっすらと 一面の金ラメ、そして両方の鼻の穴には派手な金のピアス(どーやって付けたん だか・・)。口元は、いつもは前歯を虫歯様にしていたのですが、昨日は全体的に 鉄漿を付けていたように見えました。「これ、吉様?」と言おうより、「これ・・ 人間・・??」と訊きたくなるような、それはスゴいご面相。太郎冠者が「許いで くれ〜」と言うとすかさず「まじぃ〜?超ツレないじゃん!」(場内大爆笑)。 くしゃみをしたり(このタイミングがまた絶妙で何とも言えない)、歌昇さんの 大名に向かって鼻ピーを示して笑わせたり、太郎冠者をふんづかまえて口移しで (もち、フリだけですけど)お酒を呑ませたり、もぉやるわやるわ。最後は客席に 向かってVサインとガッツポーズで締め括りました。 吉右衛門丈はこういう役は結構お好きだと思います。しかし丈は舞台を大切にされ る方なので、楽でもそんなにブッ飛んだことはなさらないのではないかとも思って いたのですが、いやはや、ちょっと予想外?でした。あまりにもスゴ過ぎた(あんな ものが歌舞伎座の舞台に乗っていたということが未だに信じられない!!)ので、 ご本人が心からなさりたかったというよりは、ユーモアセンス溢れる丈の「釣女」の 千龝楽に対する観客及び周囲の期待を裏切らないよう、サービス精神を目一杯発揮 された結果なのだ・・と、ファンとしては思いたい(^^;)といったところです。 いえ、私も笑かしていただきましたけれどね。 以上、簡単ながら中村会四月大歌舞伎千龝楽のご報告でした。御免下さい。
はじめまして。私は深い歌舞伎の知識はなく、劇場へ足を運ぶ度に、初めての ストーリーに笑ったり、泣いたり、息を呑んだり、うっとりしたりしている者 です。皆さんのお話しを聴いていても(見ていても)全部の内容は解らない上に、 「あぁ、こんなところに観るポイントがあったのか。」と勉強させて頂いている ような状態です。こんなレベルの私ですが、自分が感じたことを勇気を持って 怖がらずに書いてみようと思いました。間違って理解していたり、見当違いな ことを言っているようであれば、教えて下さい。宜しくお願いします。 全部の演目は書けませんが.....。 【夜の部】 ○角力場 雁治郎さんの放駒、取組み直後のふうふうと息の上がった感じや、若い力士といった 役柄がとてもよく出ていたと思います。富十郎さんの濡髪は品格や大きさが感じられ ました。昔の関取は帯刀を許されていたことを改めて「なるほどなぁ。」と思わせ られるくらいに。現在の力士達には横綱ですら感じられませんが。 ○口上 やはり一番盛り上がりました。観客の期待や応援やいろいろな気持ちが、客席に 座っている私の肩や頬をかすめて一つの方向に向かっていくのがわかります。 仁左衛門さんは毎日これを受け止めているのだから、すごいことですね。 ○封印切 我当さんの八右衛門、観ている私達までもが憎たらしく思うくらい、ぽんぽんと 口をついて出る見事な悪態でした。雁治郎さんのおえんもよかったです。 秀太郎さんの梅川、私は好きです。秀太郎さんが遊女の役をなさるときは、いつも 素敵だなと思って観ています。忠兵衛が意地と見栄からどんどん退けない状況へ 追い込まれる度に「あぁっ、あかんて!」とつっこみを入れていました。出が にこにこと愛らしいだけに、その後封を切ってしまう人間としての弱さや、切って しまったあとの死の覚悟に私も突き落とされてしまいました。 ○身替座禅 「上方和事」「絶望的結末」の封印切の後なので、大きく空気が変わります。 菊五郎の右京も面白く、楽しませてくれましたが、なんといっても団十郎さんの 玉の井です。こーわい、こわい。ごっついおばちゃんです。怒って眼をむいたら 右京でなくても縮み上がってしまいます。でも、見た目のごつさとは反対に、 女性としては可愛らしい、夫の右京のことが大好きで、大好きで、とても大切に しようとする人なんだなぁという面が伝わってきました。 【昼の部】 ○暫 権五郎が太刀の一振りで悪者の子分達の首を切り落とす場面がありますが、 首を切られた子分達が「走って」逃げたのは今考えると可笑しいですね。 ○寺子屋 私も周りのおばちゃん達も涙を拭いました。 筋書きわかってるのに。派手な動きなんてないのに。健気に首を差し出した 小太郎の最期を聞いたときの松王丸にもらい泣きしてしまいました。少し 言葉の判りづらいときもありましたが、そんなのどうでもいいです。 私は団十郎さんのお芝居をこんなにたくさん、ちゃんと観たのは初めてです。 伝承していることのすごさ、静かな安定感を感じました。どんな役をなさっても 深くみせて下さるように思います。これまでは「団十郎」というお名前に「派手さ」 を感じていたのですが、静かに着実に歩む人という印象を強く受けました。 昼に松王丸を演って、夜は封印切の忠兵衛.....。 どちらも最終的にものすごくテンションの高いところまで登り詰めていく役で、 しかもその過程を見せる、見せなくてはならないという、大変な役です。 こんなのを毎日、何か月も演るのだからすごい。どの役者さんもとても気合いが 入っています。この人達はものすごい集中力の持ち主なのですね。 私は東京と大阪の両方はそうそう観ることが出来ませんが、大阪でかかるときには なるだけ観にいくつもりでおります。また拙い感想を引っ提げてお邪魔することも あろうかと思いますが、その時は宜しくお願い致します。
松竹座七月大歌舞伎演目 昼の部 一、傾城反魂香 又平=八十助、おとく=時蔵 二、近江のお兼 菊五郎 三、口上 左近改め二代目辰之助、丑之助五代目菊之助 四、弁天娘女男白浪 弁天小僧=菊之助、南郷力丸=八十助、忠信利平=辰之助、赤星十三郎=新之助 日本駄右衛門=團十郎、鳶頭=菊五郎、浜松屋幸兵衛=田之助 夜の部 一、梶原平三誉石切 梶原平三=團十郎、六郎太夫=田之助、梢=時蔵 二、勧進帳 弁慶=辰之助、冨樫=新之助、義経=菊之助 三、権三と助十 権三=菊五郎、助十=八十助、おかん(?)=田之助 漢字等の誤字はご容赦を
松竹HPの歌舞伎座六月大歌舞伎の頁のアドレスが変更されたみたいです。http://shochiku.co.jp/play/kabukiza/06/okabuki/index.html
年鑑おもだか’97を頂いたのですが、その中に「劇評に愛をこめて」という一文を 石川耕士さんが、寄せられているんです。 もちろん、私は素人でかつ<見巧者>でも<通>でもなく(狂?だけど・・・ ^^;)、 通俗とミーハーの代表例みたいなものですが、 その文章を読んで「言いっぱなし」はいかんなぁ・・・・と思いました。素人なりにも。 自分でも、 >「ちゃうねん、そうぢゃないね〜ん!!」 じゃあ、どうなんだ?って突っ込み入れたりもしたんですが、その時は言語化出来ず、 気持ち悪いまま(自分の書いたものに対して)送信しちゃったんだけど、 先日久しぶりにテレビを見て、そう、半次郎のお母さんって、なんだか 下町のお母さんみたいだったんだよー、と思ったんです。 もっと故郷の母!って感じで、情感深く演じてくれれば、 忠太郎の母(肉親)への思慕もより活きてくるのに、少しばたばた?してるおかんでした。 それと、あの舞台、なんか頻繁に幕が降りてきたでしょう? テレビのドラマって、だいたい15分おきくらいにCMが入るじゃないですか? このCM挿入と同じように(別に幕は15分毎には降りてないが) ちょっと観客の気持ちを削いじゃうような気がしました。 ・・・と、ふとそんな事を感じたので、続いててすみませんが、追加送信。
【道行】の静が、笑也さんのハズないではないですか!(今回という意味) 芝翫さんの間違いです(^^;) びっくりした方、ごめんなさい。
きゃー! 笑也さんの名前が変なとこに・・・ 送信したら余計ゆがんでいる・・・・どうなっているのだろうか?? 見苦しくてすみません m(__)m ご容赦。
【序幕】 秩父庄司重忠 歌 六 静御前 笑 也 弁慶 猿 弥 卿の君 春 猿 源義経 段治郎 【伏見稲荷鳥居前】 忠信実は源九郎狐 猿之助 静御前 笑 也 弁慶 猿 弥 源義経 段治郎 【渡海屋・奥座敷船矢倉・大物浦の場】 銀平実は平知盛 猿之助 お柳実は典侍の局 宗十郎 弁慶 段四郎 相模五郎 歌 六 源義経 門之助 入江丹蔵 猿 弥 【道行初音旅】 忠信実は源九郎狐 猿之助 静御前 笑 也 逸見藤太 段四郎 【下市椎の木の場 竹薮小金吾討死の場】 いがみの権太 猿之助 弥左衛門 吉 弥 小せん 門之助 主馬小金吾 右 近 猪熊大之進 猿 弥 若葉内侍 笑 也 【下市村釣瓶鮨屋の場】 いがみの権太 猿之助 弥助実は平維盛 芝 翫 梶原景時 段四郎 弥左衛門 吉 弥 小せん 門之助 お里 亀治郎 若葉内持 笑 也 【川連法眼館の場】 忠信実は源九郎狐 猿之助 源義経 右 近 亀井六郎 猿 弥 駿河次郎 段治郎 静御前 笑三郎 なんだかちょっとづつ、名前がずれてますが、私のパソコン技術では直せません。 失礼!!
松竹HPで、歌舞伎座六月大歌舞伎の頁が更新されました。http://shochiku.co.jp/play/kabukiza/kabu6_index.html
松竹座七月大歌舞伎演目 昼の部 一、傾城反魂香 二、近江のお兼 三、口上 二代目辰之助(?)、五代目菊之助(?) 四、弁天娘女男白浪 夜の部 一、梶原平三誉石切 二、勧進帳 弁慶=辰之助、冨樫=新之助、義経=菊之助 三、権三と助十 漢字等の誤字はご容赦を
始めまして。 ここは、良くお邪魔しています。 いまから、気の早い事ですが、来月の松竹座に見に行かれた方は、感想・内容等を ここで、紹介して下さいませんか。宜しくお願い致します。
前進座のHPのアドレスが変更されました。 五月、国立劇場興行(熊の唄・お染の七役)の詳しい内容も掲載されています。http://web.infoweb.ne.jp/aaa-brains/zenshinza
全体の感想>夜の部 個人的には、今までの3ヶ月間の昼夜の中で、一番よかったと思いました。 すごく贅沢で、お買得感たっぷり。 上方に来て、これぞ上方っていう感じのものを見せてもらったので、大満足。 (昼が悪かったわけではありません) ●角力場 富十郎さんの濡髪は堂々と貫禄があって、よかった。 ただ、プロンプターが付いててその声が3階には響くので、ちょっと気になった。 (プロンプターが付いていること自体はしょうがないと思いました。富十郎さん、出ずっぱりなんだもの) 雁治郎はんの与五郎は、じゃらじゃらしてて、さすがバリバリの上方役者!という感じ。 もっとねっとりしていやらしくなるかと思っていたら、全然そんなことないですね。 私、こういう役が全体的に好きなのかも。 「扇鶴ご両人!」という声が何度かかっていました。 あとで母に聞いたら、昔、「武智歌舞伎」というところでよく2人が使われていたそうですね。 その頃からの贔屓の人が懐かしさに掛けたのではと。 そして、「えっここで終わりなの?」という幕切れ(いやぁ初見なもので)で、びっくりしました。 ●口上 みなさん、2月のときとそれほど変わらないことをおっしゃってましたのでパス。 ●封印切 いやぁ〜〜、吉田屋もそうだけど、やっぱりこういう孝夫ちゃんが好きっ!!! なよなよ系の弱音ちゃんがねー、またこの人だからカッコよくって、 ついつい許して、助けてあげたくなっちゃう。 雁治郎はんのおえんは初役だそうですが、いい感じでした。 あと、我當兄さんの「はっちぇもん」が、憎たらしい役なんだけど、その悪態をつく大阪弁が、 ポンポーンとリズムがあって気持ちよかったです。 (母によると、十三代目のはっちぇもんも昔よかったそうです。<今言われてもねぇ) 秀太郎兄さんの梅川は、声がねぇ…まあ、今更言うことではないのですが、ちょっと残念。 忠兵衛が封印を切る直前、苦悶の中で、頭がフラッとなって、 髷の先の髪が一瞬「はらり ん」となったのです。 それがとても、美しく、悲しく、私の心に、スローモーションの映像で記憶されました。 ●身替座禅 最後にふさわしい、楽しい演目でした。 菊五郎の右京は、うん、期待通りの器用さ。こういうの、菊五郎さん、楽しんでやってるよねっていう感じ。 でも、なによりもなによりもよかったのは、玉の井by團十郎。 絶品でした。 わざと女形っぽくしないで、ぼさぼさとした立ち居振舞いがまた可笑しさを誘う。 さすが成田屋! さすが荒事のお家! 会場は大喝采でした。 それでは、長々とお邪魔しました。
もう10日も経ってしまって、記憶も薄れてしまいましたが、報告いたします。 ●君が代松竹梅 進之介、愛之助、孝太郎の従兄弟トリオ。 とても凛々しくて(松、梅の君)美しかった。衣装もきれいだし。 終わり近くで、竹の姫の裾がフットライトにひっかかり、少しの間動けなかったのですが、 何とか自力でひっぱって、最後はちゃんと決まって、ほっと一安心でした。 ●暫 大阪で上演されるのは、実に30年ぶりぐらいだと、イヤホンが言ってました。 やはりこれは團十郎でないと、と思いました。すごく爽快、気持ちよい! 荒々しさと子供っぽさが同居しているみたいでかわいかった。 出の七三でのセリフに「松嶋屋」「十五代襲名」「松竹座」などが折り込まれていて、 おめでたさを盛り上げていました。 ●藤娘 雁治郎さん、きれいですね。 わたしは藤音頭をちゃんと観たのは初めてだったので、(潮来出島しか知らない) おもしろかったです。あと、演奏の人たちの位置とかも私にとって初めて見る型 だったので、興味深かったです。 ●うかれ坊主 富十郎さんって、踊りうまいですねぇ〜。なんて私が言うまでもないと思うのですが、 とてもよかったです。なんか、子どもの頃、松緑さんがこれを踊ってる写真を見た気がする… と、思い出しました。1月から毎月お見掛けしているような気がしますが、 お体に気をつけていただきたいと思いました。 ●寺子屋 これはどうしても1月と比べてしまいますね。 源蔵(團十郎)、涎くり(翫雀)、玄蕃(芦燕)は、私の好みでは1月の方がよかったです。 でも後半の松王と源蔵のからみはとても緊張感がみなぎっててよかったです。いい形!って感じ。 残念だったのは「いろは送り」のところで、「たっぷり!」「いろは送り!」と言った 大向こうさんがいたこと。しんみり場面で、悲しみの糸がぷつんと切れるようでした。 3階席までお線香の香りが漂ってきました。けっこう好き。 では、夜の部に続く…
皆さん、はじめまして。 はじめましてと言うからにはここに来るのも初めてのわたくしです。 いきなりですが、長唄「越後獅子」のビデオをぜひとも手に入れたいのですが、 入手方法もなーんにも分からない、手がかりもないと言う状況で困っています。 どなたか、ご存知と言う方があればお教えいただけないでしょうか? 以前、NHK?で市川染五郎さんの「越後獅子」を みたような記憶もあるのですが・・・。 さだかではありません・・・。 どなたかこんな私に救いの手を差し伸べてください!! お願いします!!!
4月18日(土) 【一條大蔵物語】(スミマセン^^;オリジナルの漢字が私のpc技術では出せません) ひゃ〜葵さんが出てるなんて知らなかったので得しちゃった気分!! 何せチケットの手配もヒトに頼んであって演目の時間配分も良く分からず きゃ〜豚だわ豚(失礼^^;3ヶ月振りの歌舞伎座なものでハイテンション) と、思っていたらそれは昼で終わってました。 現代の観客の生理に合わんとか(観客を客席に拘束する時間的な意味と ストーリーがという二重の意味で)いう理由で、見取狂言が並べられる ようですが、これなんか通しでやった方が余程、<現代の観客>には親 切なような気がするけど。牛若と弁慶なんてそれこそ、万人に共通の物 語で(って言っていいかな?でも、新人類←既に死語・第一世代?の私 たちでさえ知ってるし〜。)興味あるわ。こういうところから観客を物 語り世界へ引っ張っていけるんじゃないかなぁ。 見たこと無いけど「菊畑」なんかザ・歌舞伎的な色彩美のパラダイスら しい。あっ、でも今回は『一條大蔵卿』の物語か〜。 ついつい復活通狂言に洗脳(?)されているので、余計なことを・・・ でも、せめて「桧垣茶屋」からやって欲しいと思いません? おもだかチームにいた弥十郎さん、お久しぶりっ!(←わたし的に) 相変わらず^^;・・・ノーコメント・・・・・・ う〜ん、役者さんは結構私の好きなというか興味のある人が揃ってるん だけど、私、太夫さんしか目に(耳に)入りませんでした。 とにかく太夫が語る語る(好きだけど!)なので、役者には忠実な心理 描写より、よりよいかたちを期待して観てました。特に久しぶりに三階 席に座って思ったけど(別にこれは私がリッチゆえ常は一階に座ってい る訳ではないことは皆さんご存知ですね?)、視覚的に魅せてくれない と入っていけませんのよぉぉ〜! 唯一残念だったのは、私の視力では、 細かい表情が見えないのですが、ぶっかえった瞬間の吉さまの表情だけ は、見たかったです。(あれはアホに戻る為の?ぶっ返りですよね?) (でも、ホントはアホじゃないけど、アホにならなきゃいかん己と常盤御 前の不遇な状況を笑いを取ることによって、より深めているという微妙な ところ??) 【釣女】 無条件に楽しめますよね〜。楽しかった!! これは、役者さんの台詞のテンポの間がわりと良かったからだと思います。 こういうのってホント間が悪いとどうしようもなくなっちゃうもんね。 チラシに「イタリア公演でも各地で笑いをまきおこしました。」って 書いてありますが、確かに言葉が分からなくても、充分通じる演目だと 思いますが、私たちにとっては、言葉が通じるからこそ間が大切だと思う。 ずっと見続けていた訳ではないので、知ったようなことは、言えないけど 梅玉さんが、こういうカンジも(思っていたより)イケてたというのは意 外でした。福助さんは再び痩せて素敵になりました!やっぱり華がありま すよー。ぱっと出の瞬間に場内がどよめきますもん。納得の絶世の美女。 さて、噂の?吉右衛門 さんの醜女。う〜ん、デカい!! 顔が大きいというか頭が大きいというか、こしらえ全体デカイ!! (一緒に行った知人が、双眼鏡で覗き、眉の位置が高いもん、カオ、余計 デカく見えるよ、と分析してた。) 最初は迫力を感じましたが、私、これ、アホより好き!! もう仕種が可愛くて、だんだん、いるよね、こういうお姉さん。向島の 料亭の芸者さんかなんかにって感じ。見れば見るほど女らしくなってくる。 はとバスツアーのみなさんは、これ観にいらっしゃ〜い。 【瞼の母】(うちのpcではこの字しか出ません〜> 十二月の盲目物語では、いまひとつは入れなかった勘九郎ワールド。 今回はずぼずぼハマってしまいました。 (あっ、ここにも弥十郎さんが・・・ノーコメント!!) 獅童くんというのは私はよく知りませんが、なんか最初からカタギにしか 見えませんけど。獅童いや半次郎のお母さん(誰?)も違う。なんか上手 く言葉で表現できませんが、「ちゃうねん、そうぢゃないねーん!!」 と何故か(偽)関西弁で突っ込んでしまいました。 勘九郎さん、 情感たっぷりの切々とした台詞廻しでしっかり掴んでくれました。 全然あざとくなかったですよ。 最初は一等の方からすすり泣きが、聞こえてきて、「わぁ〜後援会の皆さ ん入りこんでるわ〜。」とか俯瞰していたのに、いつのまにか、私の頬を 伝う涙が・・・。同行者も周囲の人々も。 宗十郎さんも良かったし。 しかし、それをぶっ壊してくれたのが、一部の大向こうのおやぢっちだな。 そう三階上手にいたあなたよー! 私はもともと怒鳴り付けるような大向こう、そして○○屋ぁぁ〜〜と伸び るかけ方は好きでないの。輪唱されるのはもっと嫌。 きっぱりしてほしいし、大歌舞伎ならいいけどさ、こういうしんみり系の ものは考えてよぉー、かけるところ。 しかも、料理屋のとこで宗十郎さんが、「籠、籠!」の台詞のあと、中村 屋!って約一名かけてましたよねぇ。あれ、うつむいてただ座ってる勘太 郎にもしかしてかけたのか?場内の37%の人は内心「紀伊国屋だろっ。」 と突っ込みいれてました。(たぶん) 40%の人は「黙ってろ。」と思ったことでしょう。(たぶん) 残りの人は、ワールドにはいっちゃってるのでそんなことは、どーでもよか と言ったところでしょうか。 歌舞伎でやらなくてもいいけど、歌舞伎でやっても面白い。 というか、勘九郎さんでやるから、面白い演目なのかな、と思いましたわ。 それから、この演目でいちばん気に入っちゃったのは、最初の場面で出て きた印象派のようなリアルな木です。綺麗でしたー。
歌舞伎座六月大歌舞伎演目(仮チラシで確認版) 昼の部 一、薫樹累物語 与右衛門=梅玉、歌形姫=芝雀、金五郎=東蔵、かさね=宗十郎 二、金閣寺 松永大膳=幸四郎、雪姫=玉三郎、慶寿院尼=田之助、狩野直信=宗十郎 十河軍平 実は 佐藤正清=左團次、此下東吉 実は 真柴久吉=團十郎 三、藤娘 藤娘=雀右衛門 夜の部 一、俊寛 俊寛僧都=幸四郎、瀬尾太郎兼康=左團次、丹波少将成経=藤十郎、 海女千鳥=松江、平判官康頼=彦三郎、丹左衛門基康=梅玉 二、保名 安倍保名=團十郎 三、日本振袖始 岩長姫 実は 八岐大蛇=玉三郎、稲田姫=芝雀、素盞鳴尊=左團次 漢字等の誤字はご容赦を
帰ってきていきなり真面目な?(たぶん)、桟敷席に失礼します。m(__)m 私、自分の仕事のアサイン表に、<米米>の文字が書かれているのを見て、 てっきり、農協関係者のアテンドかと思いました!! そう、私、89年に米米クラブの皆さんと御一緒に、ハワイに行ったのでした!! (その年の2月まで、豪州に居たのでK2Cが、ブレイクしていること、知らなかったの。) 当時全盛を誇っていたホノルルのマハラジャで 「やめて〜やめて〜せめて〜せめて〜」(←未だに何の歌かようわからん^^;) で、お立ち台ならぬ、テーブルの上で踊っていた私の同僚・・・・^^; いやぁ、石井さんはフェロモン出しまくりの素敵な、そして礼儀正しい方でした。
茨牡丹さんへ 茨牡丹さん こんばんは 資料の方色々とありがとう ございます。 とてもわかりやすく 説明してくださって本当に 助かりました。 市川九女八の資料(コピーの事)ですか゜ もしよろしければ 送っていただけないでしょうか? 私は 広島の田舎に住んでいるので なかなかそちらの方に 行くことが出来ないので すみませんがよろしくお願いします。 住所などは メールにて改めて 送らせていただきます。 ご無理を言って すみませんが よろしくお願いします。 ほりこしさんへ ほりこしさん こんばんは 色々 教えてくださり 本当に有り難うございました。 初めて書き込んだのに こんなに早く 色々教えていただけるなんて 考えていなかったので とても 嬉しかったです。 本当に 有り難うございました。 追伸 ほりこしさんのおっしゃる通り 私のHNは 石井竜也さんの 映画からとりました。(昔から 大ファンなものですから)
ACRIさま 九女八&團十郎(9)&菊子について(追伸-2) 本日、ちょっとついでがあったので調べてみました。 ★「歌舞伎人名事典」編者・野島寿三郎の77頁(九女八) 96〜98頁(團十郎)に詳しく載ってます。 ●市川九女八(初世)守住けい 弘化3(1846.11.28)〜大正2年(1913.7.24) 初名/岩井粂八 前名/市川升之丞(初)市川粂八(初)守住月華 舞踊名/坂東桂八…… 続きはかなり長いので直接図書館でお調べください。 (コピー送りましょうか?) この本には市川菊子=2世九女八とは明記されていません。 2世九女八の前名は市川かつらとなっています。???? ●團十郎(9世)いっぱい資料あり 「市川團十郎」西山松之助 吉川弘文館 「團十郎と菊五郎」小坂井澄 徳間書店 「團十郎と勧進帳」小坂井澄 講談社 ※巻末に主要参考文献一覧あり
役に立つかどうか分かりませんが(^^; 九代目團十郎について纏まった本、というとちょっとすぐは出てこないのですが。 関連した情報が読める、ということだけであれば… 岡本綺堂「ランプの下にて」 河原崎長十郎「歌舞伎入門」(勧進帳の研究書です) 川尻清譚 遠藤為春 岡鬼太郎 八代目三津五郎 伊原青々園 らの著作 五代菊五郎自伝 團十郎の代々 團菊以降 等々の文献が考えられると思います。とにかく一度銀座の奥村書店か神保町の (店名忘れましたが)専門店(岩波ホール口から出て、第一勧銀前を三省堂と 反対方向に歩いて200m程度)があるのでそちらを探されることをお勧めし ます。 ただ、当たり前ですが古い本ほどお高い(^^; ので懐が寒くなること請け合い です。 P.S. ACRI←このハンドルネームって石井竜也氏と何か関係あります?
おはようございます。 中村会 昼夜 観劇してまいりました。といっても 吉さまの出演なさる演目だけですが。 昼の部 須磨の写絵 悪夢のように長い無踊でした。吉さま 比兵衛 が出てくるまで、実に45分… 行平役者に 思い入れがないと かなり辛い(眠い)です。 梅玉=行平 は しどころがないと言えばないのですが、都の色男、優男は適役でしょう。 芝翫=松風 福助=村雨 は………親子ながら水と油の このお2人。踊りが云々以前に アンバランスさが目立って感じられました。ここは時蔵=松風で観たかったです。 ちょっと いいバランスになったかもしれません。 お待ちかねの吉さま= 比兵衛です。赤っ面の敵役漁師 よかったです。 踊りの技巧は私には よく分かりませんが、松風との立ち回りなど迫力でした。 かねがね吉さまの踊りは好きな私。前半の眠気も吹っ飛びました。 西郷と豚姫 これは 勘九郎=お玉 が主役の芝居でしょう。いつもながら 吉さまは どんな役でも 入魂の芝居をなさいますが、西郷さんが主としては描かれていませんし、ただ、ミーハーな ファンとしては「あんまり、変な お顔でなくて よかった…」と。 お玉さんの ような女を目指します。2人で泣いてしまうシーンはよかったです。 「情けの為に死ぬ」…吉さま=西郷 なら私も一緒に死にますわ。 夜の部 一條大蔵譯 待ってました!!今回の中村会で唯一歌舞伎らしい演目と言ったら言い過ぎでしょうか? 奥殿 一幕なので、初見の私はかなり不安でしたが、杞憂でした。 素晴らしい大蔵卿…あの一幕だけに大蔵卿をあらわすのは至難と思えますが 最初の一声「一條大蔵長成が不忠の家来の謀罰なるわ」から 私を放しません。 吉さまの役柄から人物を抽出する力に鳥肌ものでした。 白塗りでかっこいいからという最大の理由もありますが… 間違いなく吉さまの持ち役であると確信させた一條大蔵譯でした。 釣女 …演目が決まって以来、私を悩ませた醜女…前評判も「播磨屋か どうかわからない」との こと。よりどころは「可愛い女」だとの一言。 さて、わかりませんわ。確かに。私のように熱狂的な吉さま贔屓で最初から配役として 知っていれば別として。広い額に下がり眉、赤いほっぺに鼻先もほんのり赤い。 おちょぼに描いた唇。極めつけはにっこり笑うと虫歯メーク… いや、可愛かったです。可愛かったです。でも正直いうと笑えませんでした。 泣きはしませんでしたが、困惑した表情で観てしました。 でも、吉さま ご本人は とても楽しそうに演じておられました… めったには観られないものでしょうから よしとします。 ☆ 昼夜観劇後も 今回の演目には納得できませんが、大蔵卿と醜女が観られたということ 吉さまの役者魂は素晴らしいと再確認できたことで自分を納得させる私でした。 醜女のあとの出待ちというのも複雑な気持ちでしたが…ちゃんとダンディな吉さまに 戻っておられて安心しました。 以上 稚拙ではありますが中村会 感想を終わります 誤字、脱字は ご容赦のほどを。
市川九女八(いちかわ くめはち) 九代 市川団十郎 市川 菊子(市川九女八さんの養女で 二代目を継いだ人) 上に書いた方達の 詳しい資料を探しています。 3人とも 明治から大正時代の役者さんということは わかるの ですが それ以上が わかりません。 自分なりに 探してみたのですが なかなか 情報が見つからなくて 困っています。 ご存じの方が おられましたら 教えていただけないでしょうか どんな 小さな情報でも かまわないので お願いします。 情報を ご存じ方は こちらの掲示板か 私の方へ直接メール していただいて かまいませんので よろしくお願いします。
ちょっとした手違いで大阪松竹座”五月大歌舞伎”片岡仁左衛門襲名披露のチケットをダブって取ってしまいました。 5月13日(水)11:00AM 開演 一等席2枚(¥18,900×2)が余っています。 どなたかご希望の方いらっしゃいましたらメールで連絡ください。 もちろん定価でお譲りします。 wellgem@mti.biglobe.ne.jp
博多座 平成十一年六月柿葺落大歌舞伎演目 昼の部 一、芦屋道満大内鑑 葛の紫・葛の葉姫=鴈治郎、庄司=吉弥、妻柵=竹三郎、保名=翫雀 二、勧進帳 弁慶=團十郎、冨樫=菊五郎、義経=鴈治郎 三、與話情浮名横櫛 与三郎=菊五郎、お富=時蔵、金五郎=松助、多左衛門=左團次、蝙蝠安=三津五郎 夜の部 一、恋湊博多諷 九右衛門=團十郎、傾城小女郎=扇雀、女房お松=時蔵、宗七=鴈治郎 二、京鹿子娘道成寺 白拍子花子=鴈治郎 三、弁天娘女男白波 弁天小僧=菊五郎、南郷=左團次、赤星=時蔵、忠信=翫雀、幸兵衛=三津五郎、駄右衛門=團十郎 誤字・脱字はご容赦を チョット早いですが(笑)、分かりましたので掲載します
四国こんぴら歌舞伎大芝居のページを見付けましたので掲載しますhttp://www.konpira.or.jp/monzen/14kabuki.htm
歌舞伎座、猿之助七月大歌舞伎演目 義経千本桜通し狂言 昼の部 序、堀川館の場 伏見稲荷の鳥居前の場 二、渡海屋・大物浦の場 三、道行初音の旅 夜の部 四、椎の木の場 五、すし屋の場 六、四の切 誤字脱字はご容赦を
こんにちは。ほりこしです。 初日、5日とにかけて「大蔵卿」以外の演目を見て参りました。早速、感想をアップし ようかとも思ったのですが…。どうしても書く気が盛り上がってこない。と、いうか見 る側の気を引いてくれなかった、とでも言うか。と、いうわけで今回は短めに。 ------------------------------------------------------------------------------ ◆矢の根 橋之助。顔が大きくてなかなか立派。荒事に必要な(成田屋にもそれを大事に教えられ たそうだ)稚気が感じられたのが○。ただし声を張ると割れ気味になってしまうのと、 いわゆる甲に届く声が出ないのが惜しい。 ◆十種香 松江注目の八重垣姫。前半に思ったより面白みを感じた。恋に焦がれて「空想上の恋 愛」に浸っている「少女」の色気を感じさせたのが面白い。何も知らない初な娘だから こそかえって大胆になる。逆に濡衣は男を知っているがゆえの戸惑いを感じた。後半の クドキはまだ手順を踏んでいるだけのようで染みてこない。 時蔵の濡衣は全体的に八重垣のワキとして勤めている感じ。丁々発止の渡り合い、とい うわけにはいかなかった。もう一つ「男を知った女」の色気がほしい。やはりこの人も 八重垣姫の仁なのだと思う。 梅玉の勝頼は本興業初役だそうだが、仁で見せてしまう(と、いうかこの公演で仁にあ る配役はこの梅玉と歌昇の原小文治だけ)。ただしもう少し武士のキリッとした芯の強 さのようなものが欲しい。やはりただ風情だけの役ではないだろう。 又五郎の謙信は完全な配役ミスで、一体松竹は歌舞伎というものを理解しているのか疑 わざるを得ない。いくらベテランの役者でもここまで仁から離れた役を振られてはどう にもならない。「中村会」を銘打つからには吉右衛門が付き合うべきだった。 ◆須磨の写絵 福助と芝翫。並べると二人の踊りが全く違うことがハッキリする。芝翫はお手本のよう にシャープにぴっぴっとした動きで小気味が良い。福助は少々流しすぎではないか。手 や足腰がふわふわしている。梅玉はしどころも余りない役だが、ふうわりとした風情が 役に相応しく、まず安心していられた。 吉右衛門の此兵衛がいい。おおらかな愛嬌たっぷりの悪党で、見ていて愉快になりこそ すれ嫌悪感を抱かせることはない。いかにも単純な海の男の悪党ぶりとでも言うか。踊 りがそれほど上手くないのも却って効果的というべきだろう。個人的には昼のうち一番 落ち着いて見ていられた。 ◆西郷と豚姫 播磨屋の役作りがまだ一つ固まっていないのではないだろうか。セリフの調子など駒形 茂兵衛を思わせた。私が個人的に西郷隆盛という人物に興味があり色々に調べもし、読 みもしたせいだろうか、人物造形に疑問を感じる。お玉のセリフにある「底の知れない お偉いお方」がまだ府に落ちてこないのもそこら辺にあるのではないか。播磨屋次第で この舞台、さらに良くなるはず。中村屋のお玉はちょっと拵えが太りすぎ(作りすぎ) だと思うが、芝居自体は抑え目のまずまずのもの。 ◆釣女 播磨屋の醜女は性根を「可愛い女」に据えてあり、見た目はひどいが、決して「ひどい 女」にはならない。太郎冠者には気の毒だが、決して不幸になるとは思われない、気だ ての良さそうな醜女だった。「大蔵卿」が奥殿だけとは頂けないが、この醜女は収穫 だった。梅玉の太郎冠者は予想以上にとぼけた味もあり、まずまず。しかし折角勘九郎 が一座にいるのだ。大名を梅玉、太郎冠者を勘九郎という配役がファンサービスという ものだと思うが…。 ◆瞼の母 吉之丞が役の性根がハッキリ見えた点で好助演。他はどうにも人物が生き生きと動いて こないためか、すっきりしない。勘九郎と宗十郎はもう少し屈折を見せ、内面を掘り下 げて欲しい。獅童くんは妙に現代調だ。 ------------------------------------------------------------------------------ てなところで、ちょっとすいません。今回はどうにもうまく書けませんわ。狂言立ても 配役もどうしても納得できないものが多く「初役に挑戦」という前向きなものよりも、 消去法でこうなりました的な雰囲気が伝わってしまい、どうにもやりきれないのです。 一生懸命良いところを見ようとは思うんですが…。 まぁまた團菊祭で域を吹き返すと思いますわ。では。
始めまして、大阪在住のあおきと申します。 仁左衛門襲名披露・四月大歌舞伎(松竹座) 4/4夜、4/5昼と観てまいりましたので 「待ってました」の大阪での御披露目です。 襲名披露の演目は、昼が「寺子屋」、夜は「封印切」。 「封印切」は、梅川に秀太郎、八左衛門に我當、富十郎、鴈治郎とまさに上方一色。 左右の観客席(松竹座には桟敷は無い)には、芸妓のお姐さん達が陣取って、 雰囲気を盛り上げていました。 仁左衛門さんの忠兵衛は色っぽく、前半の「じゃらじゃら」シーンは最高でした。 一月の伊左衛門を彷彿させるものあり。 「寺子屋」は個人的には一月の歌舞伎座の方がよかったように思いました。 (播磨屋さんファンってこともありますので。) でも雀右衛門の千代は、品があって美しく素敵でした。 昨年の松竹座のオープンからこの仁左衛門さんの襲名とここのところ 関西の歌舞伎はどんどん盛り上がってきています。 口上の時、鴈治郎さんの「上方歌舞伎をよろしく・・・」の後に 引き続いた團十郎さんが「江戸歌舞伎もお忘れなく・・」と おっしゃっていたのが、うけていました。 以上、大阪からでした。
3/27。会社は半休を取って染五郎の會を覗きに行きました。演目は「盛綱陣屋」 「大森彦七」。昨年の「石切梶原」に比べても非常に難しい挑戦になるだろう事は誰し もが予測するところでしょう。 ------------------------------------------------------------------------------- ◆盛綱陣屋 結論から言うと、まだ流石に盛綱は手に負えなかった、という気がしています。会の趣 旨が「高麗屋の演しものに挑戦」ですから、その意気込みは買いたいと思います。た だ、高麗屋の血筋を眺めても突然変異のように柄も仁も違う染五郎くんには大変苦しい 挑戦でもあったろうと思わずにいられません。 具体的には身体と声ともに線が細い、ということでしょう。特に声の細さは気になりま した。もっと腹から声を出す訓練をつんでいかないと時代物の役々は厳しいでしょう。 役者を評するに「一声、二顔、三姿」というくらいですから…。 とはいえ叔父様の吉右衛門丈のように自らの生活習慣や食生活を改造して、仁を磨いて いった役者もいるわけで、そういった意味では今後染五郎くんが自身の目指す役柄と仁 をどうとらえ、自らに課していくのか…楽しみにしたいと思います。 さて、今言った身体条件を抜きにすると(歌舞伎で柄と仁を無視したらそれでもうおし まいな訳ですが…(^^; )どうでしょうか? まず演出面ですが、もっと義太夫ものらしい味があっても良かったように思います。 せっかく踊りが出来る身体を持っているのでもっとカドカドの極まりはきっぱりと糸に 乗って欲しかったところです。 それと声がすぐに高調子に抜けてしまうのは声質の問題ではなく、発声方法にあるので もっと注意して欲しかったですね。きちんと出せばそれなりに低く、太い声も出せない 人ではないので…。まぁ一日きりの勉強会ですから身体に馴染みきれないのもわかりま すが。 あまり甲高い声で演ずると盛綱は感情に流されるばかりの軟弱な武将に見えてしまいま す。常に物事を深く考え注意深く観察できる武将でありながら、情も深いという表現の ためには声の調子はもっと大事にして欲しいわけです。 また、細かい話ですが…「思案の扇からりと捨て」で本当に扇を投げ出したのは感心し ません。あれは考え抜いた末に小四郎に切腹させようというのですから、意を決してき ちんと手で脇に置くべきでしょう。 それと首実検のあと、小四郎を「誉めてやれ 誉めてやれ」で「この伯父も誉めておる ぞよ!」を言わなかったのは残念です。あそこまでを調子を抑えてきた盛綱が感情を爆 発させて高調子に張る場面は、それまでの運びさえしっかりしていれば大いに盛り上が るところなので是非次回はやって欲しいですね。 と、いうわけでヤル気は買いますが、まだまだ「これから勉強だな」ということだと思 います。しかし染五郎くんも「高麗屋の演しもの」に拘ることなく、自分の「柄と仁」 も考えて、色々な役に挑戦してほしいですね。妹背山道行きの求女とか、封印切の忠兵 衛、佐太村の桜丸あたりはやる意味があると思いますけどね。 そうそう、他では吉之丞さんの微妙が期待に違わぬ出来。盛綱の母親としての貫禄が しっかり出ていたのには感心しました。さすがあの一座では「一日の長」があります。 それと梅枝ちゃんの小四郎が大出来です。行儀が良く、変にこまっしゃくれたところも なく、非常に素直に演じていましたね。セリフもしっかりしていて、見にいらしてた時 蔵さんもほっとされたのではないでしょうかね。松也くんがそろそろ変声期に入ってる でしょうから子役の星も交代の時期かもしれませんね。 芳彦の信楽太郎の若さに溢れた溌剌とした動きは結構さわやかでした。 ------------------------------------------------------------------------------- ◆大森彦七 盛綱が長くなってしまったので手短に。 もともと誰がやってもそれほど面白い演しものとも思いませんが…。ちょっとあのヒゲ は似合わない。なんか仮装みたいになっちゃうんだなぁ(^^; それが辛かった。 しかし後半踊りになった途端に息を吹き返しましたね。やはり自信があるのでしょう。 それまで浮きまくっていたヒゲも顔に合っていくように見えたのは、踊りに対する自信 と大森彦七という役に上手く重なった結果だと思います。と、いうわけで幕切れにはな かなか気持ちのいい印象が残る舞台となり、お客さんも気持ちよく帰れたんじゃないか な、と感じました。ただ夜の部ではヒゲが外れちゃうというハプニングがありましたが …(^^; ------------------------------------------------------------------------------- と、まぁだいたい私としてはこんな感じだったわけですが、終演後に結構さわやかな印 象が残ったのは染五郎くんの熱意と懸命さが伝わったからでしょう。本人も「勉強」と 言っているのだし、我々見物もそれを「見守る」という意味合いが強いのだから、その 点では成功といえると思いました。 今後は、先ほども言ったように、高麗屋の演しものに囚われずに、自由に自分の仁を見 極めて、色々な役に挑戦してほしいと思います。「累」「十六夜清心」「六歌仙」な ど、孝太郎くんあたりに協力してもらってみてもいいと思いますけどね。 とにかく若い染五郎くんですから、色々可能性も秘めていると思います。三之助のお兄 さん格でもあるわけだし。今後とも勉強会は続けて自分の可能性を探りながら、固めて いってほしいと思います。試行錯誤が許される年齢ですから。 と、いうわけで、長くなってしまってすみませんでした。それでは。
平成十年度国立劇場歌舞伎鑑賞教室 六月 蘆屋道満大内鑑 −葛の葉− 出演 葛の葉=中村福助 阿部保名=中村翫雀 七月 傾城反魂香 出演 浮世又平=中村歌昇 女房お徳=片岡孝太郎 問合せ先 国立劇場 Tel 03-3265-7411
皆様はじめまして。ひらめと申します。 普段はNIFTYを読んでおりますが、インターネットに歌舞伎系掲示板ができたと聞き おじゃまして皆様の発言を楽しく読ませていただきました。 ところで私も楽日の歌舞伎座におりましたので、菊五郎の服部じじいはしっかり見ました(^^;) ほりこし様と同じく私も、揚幕から聞えてきた菊五郎のヨレヨレな声に 「あれ?勘平の時は大丈夫だったのに?」と不思議に思いましたが、 この日は楽のせいか季節柄か、役者の皆さん何だか変な声になってたので(特に七段目) 「菊もお疲れかなぁ」と思っていたら、出てきたのが見事なじいさんだったのでアラびっくり(^^;) 団菊祭ならこちらも多少の心の準備というもの(?)がありますが、 まさか忠臣蔵の最後であんなでかいボケをかますとは思わなかったので 驚きと供に「やられた〜〜〜」という爽快感(?)もひとしおでありました。 それにしても四十七士の唖然とした顔が最高でしたね(^^;) (辰之助は耐え切れずにブハッと吹いていましたが(^^;)) さすがに幸四郎だけは最後まで表情を崩しませんでしたけど、もしかして怒っていたのだろうか... 私も幸四郎の七段目の芝居はなんか硬く説明的すぎてちょっとなじめないもんを感じていたので ほりこし様と同じように「これは幸四郎へのそういう意味も含まれているのかなぁ」 とか思ってしまいましたが。 それにしても今回のボケはお見事でしたね。楽のお遊びというのは時々見ますけど ただの大騒ぎだったり内輪にしかわかんないものだったりすると観ててシラける事もあるんですが 今回はカンペキに作戦勝ちというか、痛快に決まりましたね。おもしろかったわ〜〜。 菊五郎の一人俳優祭と呼んであげたい(^^;) しかし3月にこれだけ面白いことをしてくれると、5月はいやがうえにも期待しちゃいますね(^^;) (もちろんばっちりいい舞台を観せてくれての上で、であってほしいですが(^^;))