●良かった舞台(芝居自体・主役からワキに至るまで素晴らしかったもの)
「封印切」 (松竹座3月)
数ある仁左衛門襲名披露狂言の中でこれがベスト。
松島屋三兄弟に鴈治郎まで加わった、上方色濃厚な極付の名舞台。
新仁左衛門は骨太な役より人間的弱さや欠点が顕わな役の時の方が好きだ。
「身売りの累」(歌舞伎座6月)
宗十郎の鬼気迫る傑作。
心優しい女が変貌してゆくプロセスは恐怖そのもの。
物語的にも、三角屋敷のない四谷怪談より面白かった。
ニンにないと思われた梅玉も好演。
「荒川の佐吉」(歌舞伎座8月)
勘九郎初役にして完全に孝夫のイメージを払拭した当り役。
助演の島田・歌昇・弥十郎、そして盲目役の子役の名演技も忘れがたい。
どこを切ってもケチの付けようがない舞台。
●良かった役
「守宮酒」(国立劇場8月宗十郎の会)羽左衛門の新洞左衛門
この手の役では弁慶上使以来の丈の大当り。祈快復。
「金閣寺」(歌舞伎座6月) 玉三郎の雪姫及び演出
おまけ
●定番だけどやっぱり非常に良かった役
「毛抜」の團十郎 (松竹座1月)
「鰯売」の玉三郎・勘九郎(松竹座5月)
「一條大蔵譚」の吉右衛門(歌舞伎座4月・松竹座11月)
●次点
「お国と五平」 八十助の友之丞 (歌舞伎座5月)
「盟三五大切」 勘九郎の源五兵衛(シアターコクーン9月)
二人ともこういうアブナイ役が結構ハマる。
そして歌舞伎座9月の「身代わりお俊」、雀右衛門・仁左衛門・吉右衛門の
切って嵌めたかのような風姿が忘れられない…。
PS まこちゃんさん
私も今度28才になる大阪府民です。もしよろしければメール下さい。
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