人工知能論 宿題C

課題1:演習2の真偽値表

(1)A∧(B∧A)

A B B∧A A∧(B∧A)
0 0 0 0
0 1 0 0
1 0 0 0
1 1 1 1

(2)(A∨B)∨B

A B A∨B (A∨B)∨B
0 0 0 0
0 1 1 1
1 0 1 1
1 1 1 1

(3)(A∧B)⇒(B∧A)

A B A∧B B∧A (A∧B)⇒(B∧A)
0 0 0 0 1
0 1 0 0 1
1 0 0 0 1
1 1 1 1 1

(4)((A∧B)∨B)⇒A

A B A∧B (A∧B)∨B ((A∧B)∨B)⇒A
0 0 0 0 1
0 1 0 1 0
1 0 0 0 1
1 1 1 1 1

(5)(A⇒(B⇒A))⇒(B⇒(A⇒A))

A B B⇒A A⇒(B⇒A) A⇒A B⇒(A⇒A) (A⇒(B⇒A))⇒(B⇒(A⇒A))
0 0 1 1 1 1 1
0 1 0 1 1 1 1
1 0 1 1 1 1 1
1 1 1 1 1 1 1

 

課題2:授業内容のまとめ

命題論理:ベン図、真偽値表、合成論理式

ベン図とは
Aという言明(主張)がある。この言明が、「真」「偽」の二通りある場合、
それを抽象化し、図で表したもの。
ベン図

言明の指し示すことを含め、すべての事象を「全体集合U」(グレー+黄)
中にある黄色の部分が言明Aの当てはまる部分。
グレーの部分は言明Aの当てはまらない部分。

この論理には、基本として四つの概念(考え方)がある。
「And」「Or」「Not」「Implies」この四つがそれ。

And 記号は「∧」

言明Aと言明B。二つの主張があり、AもBも真だぞ、という言明をあらわす概念。
色々なリンゴがある。Aという(甘い)リンゴ。Bというリンゴ。
そんな色々なリンゴの中、AとBの特徴、甘酸っぱいもの。それが「A∧B」。
甘くなかったり、酸っぱくなかったりしたら、それはA∧Bとは言わない。

Or 記号は「∨」

言明Aと言明B。二つの言明のうち、どちらかに当てはまる言明を表す概念。
フルーツバスケットがある。その中から、リンゴが食べたくなったとする。
グルメではないので、A種でもB種でも、とにかく何でもいいからリンゴ。これが「A∨B」。
手にとったAとBが、いずれもみかんやぶどうなんかだとこの概念は成立せず、結果は「偽」になる。


Not 記号は「¬」

言明Aがあったとして、Aではない事象のことを指す概念。
Aというリンゴ以外が食べたいとする。「¬A」。
これでA以外のものを指すことになる。Aというりんごか、そうでないか、ということなので、¬Aが偽の場合、¬A以外のものが真となる。
Aは酸っぱくて嫌だから、Aじゃないもの!(Aが嫌い=「偽」)っていったら、その他のリンゴがいい(=「真」)ってことになるでしょ?

Implies 記号は「⇒」

ここがチョット混乱するところ。Notの応用版?とでも言うべきなのか。つまりA⇒BはA以外の存在で、言明が多数生じた場合の概念である。
この場合BもA以外の存在なのだけれど、その他大勢の中から言明された事象であるためBとピックアップされている。

色々な種類のリンゴがある。Aというリンゴ(甘い)、Bというリンゴ(酸っぱい)、その他たくさんの種類(さっぱりしたやつとか)のリンゴ。
とりあえずリンゴを食べるということにした。

「Aが食べたい(A=真)。それ以外はいらない。(B・A⇒B=偽)1⇒0=0」
「A以外が食べたい(A=偽)。それ以外なら何でもいいや。(B・A⇒B=真)0⇒1=1」
「A以外が食べたい(A=偽)。あー、Bもイヤ。…(B=偽)他のリンゴ!(A⇒B=真)0⇒0=1」
「なんでもいいよ!とにかくリンゴが食べたい(A・B・A⇒B=真)1⇒1=1」

若干強引な感じもあるけれど、こういう基本概念がある。

この真偽を、抽象化されたベン図ではなく、「真」を1、「偽」を0と値して、
表記したものが真偽値表である。
(この表は課題1参照)

合成論理式

論理式(上記四つの基本概念「∧、∨、¬、⇒」による式)を組み合わせて複雑な論理式をつくる。(課題1の式のこと)
普段使っている数式(+、−、×、÷)と同じく、「(括弧)」で括った部分から解いていく。