
青山明
- 壁抜け男
- メロディーがきれいで、ロマンチックで、大人の童話を見ているよう
青山弥生
- ライオンキング
- この芝居では、ラフィキだけがマスク無しで、そのかわり顔は全部原色や黒で塗るんです。
だからよっぽど内面から表現しないと、顔から何も伝わってこないよ、とアドバイスされました。
味方隆司
- 役者業
- …育てる途中で役者を大改造すると決めたときの演出家の攻め具合はすさまじい。
何度、下手だバカだと言われてもとにかくへこたれずに翌日、こんなことをやってみましたといえる明るさとパワーが必要なのだと思う。
自分から辞めようと思ったことはないけれど、辞めさせられるかなと思ったことは何度もある。
- 役者業
- …どこかぬけたところがあるのが、今こうしてここでやれている理由なのかなあ。
今やれていること自体が実は感動的で奇跡的なこと。
- 2000年の抱負
- …毎回毎回の公演を大事にしているから、年が変わったからといって特別何かが変わるということはないですよ。
石丸幹二
- 壁抜け男
- フランス的なナイーブで新鮮なミュージカルですね。
ジャズのリズムに最初は戸惑ったけれど、言われたように澱みなく歌うことを心掛けました。
すごいことに、壁の抜け方が二つとして同じじゃないんですよ。
- 壁抜け男
- けいこ管理委員長です(笑)。
頼り合っていけるカンパニーなので、みんなに助けていただいています。
- 壁抜け男
- いろんな種類の歌があって面白いですね。
特に、メロディアスなものに詩をあてがっている曲が多いんです。
デュティユルは、こじんまりとした人生以外のことは考えられない世界に住んでいる、もともとハッピーではない男なんです。
あまりロマンティックになりすぎちゃいけないとの指示があり、いかにして歌うかが課題です。
井料瑠美
- 壁抜け男
- 派手じゃないけど味のある素敵な作品。
ヒーリング・ミュージカルという感じですね。
音楽が邪魔にならず、それでいて心にしみてくるんです。
- 壁抜け男
- 聴き込むほどに味わい深さが出てくる音楽ですね。
最後に'人間は最高'と歌うところがあるんです。
スペシャルでなくても、ささやかな生活にこそ自分の彩り豊かな人生があるんだ、人間って最高だなとお客さんに感じていただけたらと思います。
加藤敬二
- キャッツ
- 『ソング&ダンス』を終えてすぐこちらのダメ出しに来て、振りを変えて。
自分の出来は、まだまだです。
- キャッツ
- あのソロでは、これまではシャープに踊るのが好きだったんですが、これからは『息が出来る』というか、自然なダンスに少しずつ変えていきたいんです。
ダンスシーンには違いないんだけど、いかにも踊っているというのではなく、周囲の猫たちとも交流して、ダンスと歌とマジックが自然とつながったシーンにしたい。
僕の気持ちの中でね。
- 舞台降板について
- 療養しながら、自分にとってダンスとは何か、ものすごく考えました。
それまでは舞台を降りるなんて考えたこともなくて、勢いでやってきた部分も正直、ありました。
- 舞台復帰について
- あの時は、仕事という意識を一瞬忘れて、自分がダンスを習い始めて楽しくてしょうがなかった頃のことを思い出しながら踊っていました。
- 2000年の抱負
- 舞台の上での2000年の抱負は、どこまで自分が楽しんで出来るか、です。
- ソング&ダンスの振りつけ
- ショウですから、カチッと決めてしまう必要はないかと思って。
- 和のスパイス
- 充電できる期間があれば、日舞とか、和の世界も一度勉強してみたいですね。
- 振付家として
- 振付家として見ていると、最近新しい人たち、それも僕らの頃より高いレベルの人がどんどん入ってきていて楽しみなんです。
今までは『できる人にチャンスを与える』という感じだったけど、これからは『ちょっといいところがあれば即チャンスを与える』ことができるといいですね。
僕自身、たくさんチャンスを頂いてきたという思いがありますから。
- 自分自身について
- 枯れた、味のあるダンスを作っていきたい。
- 自分自身について
- アメリカの作品で、年配の男が昔を思い出しながら酔っ払って踊る、とても味わい深いダンスがあるんです。
その人の人生が出る、というか。
ダンサーはある程度の年齢になるとやめていくのが現状ですが、若い人にはできない渋いダンスを、ベテランの人にはぜひ踊って欲しい。
21世紀、オリジナル・ミュージカルを作っていく段階で、こういうキャラクターもきっと出てくると思うんですよ。
川原洋一郎
- 壁抜け男
- アロマテラピー・ミュージカルとでも言うのでしょうか、心を癒してくれる作品です
日下武史
- 福岡シティ劇場
- 芝居が息づき、お客様と一体になれる、理想的な劇場空間
坂本里咲
- ディアナ
- 憧れの役でしたから、去年キャスティングされてOKが出たときはうれしかったですね。
でも、いざやってみると難しくて。
ディアナはダンサーとして『悔やまない、選んだ道がどんなにつらくても』と歌うわけですが、その歌詞が世代や職業を越えてお客様の実感として響くようにしたいとおもうんです
- マイペース
- 研究生の頃、浅利先生に『自分の時計を見なさい』と言われたことがあるんです。
そのことって何だろうと考えていたんですが、私ってマイペース。
まわりから見ると最悪の状況でも、自分ではそう思っていない、極楽とんぼなんです。
泣いている時間があるなら発声のひとつでも練習しよう。
まわりに抜かれても、今自分がやらなければならないことに全力を尽くそう。
そう考えられたことが良かったのかもしれません
芝清道
- 李香蘭
- ひげを剃ってサッパリすると「お、李香蘭モードに入ってきたね」って言われます。
舞台となる時代の匂いはできるだけ早く自分のものにしておきたいですね。
特に「李香蘭」の初演の頃は、当時の資料や戦争映画を何度も見て、あの時代の空気を何とかして自分の中に取り込もうとしました
- 李香蘭
- 玉林は自分の国は自分で守るという強い信念を持つ男。
気性的にも自分に通じるものがあって役に入っていきやすかった。
中国やシンガポールの公演でもずっと玉林でしたから、四季劇場〔秋〕のこけら落とし公演で「杉本を演れ」と言われたときは、正直言って「僕でいいのだろうか」という気持ちでしたね
- 李香蘭
- アヘン戦争から始まった西欧列強のアジア侵略に対抗するため、まずアジアが一つに固まらなければ、そして、自分たちがそのアジアを引っ張っていかなくてはという反骨精神や責任感が杉本にはあったと思うんです。
僕の場合、どんな役でも「男とはこうあるべき」という意識を持って役作りをしますね。
男気をどこかに感じさせたいし、自分でも感じていたい。
九州男児だからかな。
そう言えば関東軍の将校と口論するとき、つい熱くなりすぎて思わず九州弁のイントネーションがでてしまったこともありました(笑)
- 李香蘭
- 舞台では立つ位置が違えば見える風景も全然違ってきます。
作品に対する視点もそれと同じように変わって行くような気がしますね
野村玲子
- 李香蘭中国公演
- 川島芳子役の保坂さんとも話していたんですけど、生卵をぶつけられてもしょうがない。
やるだけのことはやろう。
そう覚悟を決めて中国に乗り込みました
光枝明彦
- 壁抜け男
- 楽しい作品ですが、歌は難しいんです。
ジャズが基調でラテンも入っているし、セッションしてる感じですね。
役の中では太った囚人役が気に入ってます
村田恵理子
- 少女時代
- 音楽好きだった父の影響で、小学生の頃からオペラやクラシックコンサートによく連れていかれました。
ピアノやモダンバレエを習ったり、合唱団で歌ったり、その頃は毎日が楽しくてたまらなくて。
音楽を通じて友達と触れあえるのが何より嬉しかったんです。
芸大に入るときも、1人で鍵盤に向かうピアノ科よりは、人と一緒に音楽を作っていけるところをと声楽科を選びました。
- キャッツ
- シラバブは、精神的なプレッシャーがいちばんキツかった役です。
ニ幕の最初に「メモリー」の一部を歌うんですが、そのときの緊張感といったら、もうみんなに順番で味わってもらいたいくらい(笑)。
心を落ち着かせるため、照明を星の光だと思ってみたり、「キャッツ」の神秘的なイメージの中に自分を集中させていくよう工夫しました。
- オペラ座の怪人
- 演出家に「発声は発想と同じだ」と言われたのですが、少女の部分を残したクリスティーヌが、ファントムやラウルとの関わりの中で、次第に大人の女性へと成長しながら、愛の苦しみや悲しみを知っていく。
その過程や心のうねりが歌を通して伝わればと思っています。
- オペラ座の怪人
- ニ幕の劇中オペラ「ドン・ファンの勝利」で、ファントムがドンファン役と入れ替わっていると気付いたクリスティーヌが、大勢の観客の前でそのフードを剥いで仮面をつけた姿をあらわにするシーンがあるんです。
あるとき、動揺したファントムの目を見たら、「何でフードをはいでしまったんだろう」と後悔の念とファントムを憐れむ気持ちが湧いてきて。
ああ、これはクリスティーヌ自身の心の動きでもあるんだなと思いました。
ここでのこの気持ちの揺れもきっと最後のシーンにつながっていくんですね。
