6月8日
◆「ジューニョ」です。遅れ馳せながら。
◆昨日今日と暑いですなぁ。うざったいです。雨もやだけどさ。とりあえず近況を話すと、3〜7日まで東京ビッグサイトで会社の手伝いをしてきた。ワイン&スピリッツの展示会。ブースの裏でひたすらコルク抜いたり、ひたすら試飲済みのワイングラスを交換したりしてた。おかげで6日の頃にはワインが少し飲めるようになってた。
◆7日は片付けで、午前中で仕事完了。社員さんの提案で事業部の皆さんと水上バスで浜松町まで出ることに。天気も良かったし、ビールも奢ってもらっちゃったし、浜松町で1500円のランチまでご馳走になっちゃったし、かなり楽しかったです。で、その後酒を抜いてから稽古。9日は新人戦なのです。
◆バレエの舞台をライブで見たのは生まれて初めて。スルスルと上がったり降りたりするワインレッドの幕にまず感動。続いて生オーケストラの迫力と、舞台セットの精巧さにむちゃくちゃ感動。一番最初でいきなり鳥肌がたった。ただ、実は物語の内容を全く知らなかったので、最初は結構戸惑った。一度目の幕間でロビーでパンフを買い、ストーリーを確認。中身が分かったら二幕目から随分面白くなった。
◆ジプシーの娘「エスメラルダ」の役の人が上手かった。つま先立ちで片足を相手役に持たれたまま、コンパスのように(表現が他に見当たらない)回るシーンは体がぐらついたりせず、見事。それに、「魅力あふれる」という人物紹介の通り色っぽいし、相手役に対してヤキモチを妬く辺りもかわいい。演技自体も良かったなぁ。パンフに載ってる劇中の写真(こっちは別の人)よりもずっと、登場人物の誰もが心惹かれるというのが納得できた。
◆主人公の養父でもあり、この物語では悪者的存在の司祭役の人も良かった。っていうか、背高すぎ、足長すぎ。カッケーです。こちらも演技がバッチリ。中盤で牢屋で「エスメラルダ」に言い寄る辺りの、「人間の男」むき出しのとことか、十字架をひきちぎられて宗教と欲望の間で苦悩するシーンも秀逸。先程は「悪者的存在」と書いたものの、この司祭も気の毒な人ではある。プロデューサーの言葉で「現代の日本に通じるものがある」とあったが、なるほど、司祭のように(宗教ではなくても)何かと欲望との狭間で苦しみ、それでも欲望を選ぶ人は多くいるだろう。まぁ、その辺を語っても仕方ないので省略。閑話休題。司祭もパンフの写真(やはり別の人)よりも今日の人の方が良かった。パンフでは髭を生やしたオジサンがやっていて、いかにも「悪者でーっす。セクハラ親父系でーっす。ジプシー娘手込めにしちゃいたいでーっす。」って感じだけど、今日の人は若くてどっちかというと二枚目系なので、むしろ現実みがあったし、司祭が純粋悪でなくなってる感じがしたので俺的には好感が持てた。
◆あと気に入ったのが道化の人々。トランプのジョーカーの絵柄そのままの衣装で出てたけど、上手い。ノリが良い。他の群集にも言えることだけど、主役系やその場面のダンスする人が真ん中で目立ってる時も、しっかりと隅の方で演技をしている。このプロ意識(?)は尊敬に値すると思う。道化は恰好わるくて、カッコ良かった。ジプシー娘達も良かったよ。良い仕事してました。
◆もう一つ面白かったのは、色々な場面でダンスが一区切りつく時にちゃんと客席に向かって”キメ!”をするところな。最初は戸惑ったけど、あれはあれで客としては拍手のしどころが分かりやすいので、助かるのかもしれない。「出来る限り分かりやすく」するのがモットーだったようだから。まぁ、初めてこうして見たわけだし、他の舞台もこうしてるのかもしれないけどね。
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