『めぐり逢い』にめぐり逢った人たち



  illustration by しみずちか


クラシック&ロマンチックストーリー『めぐり逢い』、ご覧になったことはありますか?
この作品のファン、実はとっても多いのです。
私の片寄った見方だけでは素晴らしさは伝えきれないわん、と気づき、
映画に対する皆さんの思いを伝えるコーナーを作りました。
掲示板でのおしゃべりはホントにマッタク大盛りあがり。
ついにはイラストまで(↑↑↑)。

ヘナチョコですが、独断と偏見のインデックスも加えました。
掲示板はいったんお休みしますが、まだまだ語り足りない方、ぜひともコチラまで。

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寄せていただいた文章から
こーんな話の、あーんな美女に感情移入できるなんて/しみずちか

掲示板のおしゃべりから〜

『めぐり逢い』とめぐり逢ったワケ
『めぐり逢い』が先か? 『めぐり逢えたら』が先か?
『邂逅』と書いて「めぐり逢い」と読むwhiteriver 
ナット・キング・コール/ユウジ
イギリス女優・デボラ・カー/
TOMO
気分はデボラ・カー/りく
許せる男、ケイリー・グランド/ユウジしみずちかwhiteriverカポ♪
「半年後」の秘密/ユウジ

グラン・ママ&チャペル♪/カポ♪
豪華客船のおかしな二人/ユウジ
ケイリー・グランドにふさわし美女は?/
SADAHIKO
監督レオ・マッケリー やっぱりホントにすごいやつ


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寄せていただいた文章より〜〜
こーんな話の、あーんな美女に感情移入できるなんて       しみずちか


私がめぐり逢い』を知ったのは、何を隠そうトム・ハンクス目当てで見た『めぐり逢えたら』でした。邪道であります。しかししかし、不思議なことに『めぐり逢い』に心酔するメグ・ライアンを見ているうちに、なぜか自分もこのクラシックな恋愛映画を昔から知っているような感じがじわじわと湧いてきまして、あっという間に未だ見ぬ『めぐり逢い』の虜となりました。単純であります。

で、すぐにビデオ借りて見ましたよ『めぐり逢い』。参りましたね参りました。何に参ったかというと、旅先で起こったロマンスが成就してしまうという夢のような物語に、です。見知らぬ土地で恋に落ちたことのある人なら誰でもわかると思いますが、日常に戻った男女(しかもそれぞれに婚約者がいる!)が再会できるなんて、そうそうあることじゃありません。『タイタニック』に出てきた老婆が「女には一生誰にも言えない秘密があるものなのよ」とか何とか言いますが、まさにその通り。彼氏にもダンナにも言えない過去のロマンスってあるもんです。そんな胸が苦しくなるようなことを『めぐり逢い』は思い出させてくれるわけです。現実が
デボラ・カーほどの美女じゃなくても、ケイリー・グラントほど完璧な男じゃなくてもいいんです。あのシチュエーションに入れ込んでしまったりするわけです。

好きなシーンはあげればキリがないけれど、やっぱり二人が途中で立ち寄る、おばあさんの家のシーン。女がおばあさんから男の幼い頃のエピソードをいっぱい聞いた後で、おばあさんがピアノを弾いて女が歌う、このへんはもう号泣です。なぜ涙腺が緩むのかというと、女が男のことをもっともっと好きになってしまったんだなあ、というのがわかっちゃうから。船上でのキスシーンもいいですね。階段を上る足しか映ってないのにキスしてるってのがわかる、そりゃあもう洒落たシーンです。それから、下船した女が婚約者といっしょにテレビを見ていて「あいつ(ケイリー・グラント)に惚れたのか?」と訊かれて一瞬、返事に詰まるシーン。そうです、ああいう場合ウソはつけません。女の戸惑いが伝わってきて、ぐっときます。あと極めつけは、女を男が捜し出してクリスマスに訪ねてきてくれるシーン。こんなこと、ぜったいにあるわけない!と思えば思うほど泣けます(笑)。

それにしても、押しの強い男をあれだけ軽〜く演じられるケイリー・グラントって本当に素晴らしいです。もちろんデボラ・カーも最高です。だって私みたいなのが柄にもなく、こーんなロマンティックな話の、あーんな美女に、なーんの抵抗もなく自然に(?)感情移入できるなんて凄いことですよ。デボラ・カーの繊細な演技があればこそ。こっ恥ずかしくて普段はあまり大声じゃ言えませんが、大好きです『めぐり逢い』。
(2001/05/28)


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掲示板のおしゃべりから〜〜(2001/05/27-06/28)
『めぐり逢い』とめぐり逢ったワケ

サイト−トモコ■皆さん、この映画と、どのようにして出会ったのでしょう?トム・ハンクス×メグ・ライアン『
めぐり逢えたら』から、という人もいるでしょう。私みたいに知人の口から熱っぽく語られた人もいるでしょう。偶然ビデオ屋で目があった(?)なんて人もいるかもしれません。『めぐり逢い』とめぐり逢ったワケ、教えていただけるとうれしいなぁ。
whiteriver■偶然『め逢った』訳ですねわっはっは。(あああー何てベタな・・・自己嫌悪)
TOMO■私がめぐりあったきっかけは、大体みなさん予測できてるでしょうが、「
デボラ・カーが出てるから」です。好きな女優さんが出てない作品は、なかなか見る気がおきないのです。そのせいでホームページ作るまでは、非常に偏っていました(今でも偏ってるけど、少しは治ってきたのよぉぉ)
りく■私なんてもう最悪でしょ。だって、一番最初がウォーレン&アネットの『めぐり逢い』。あれも別に悪いことはないですよ。けど、全然涙は出ません。その次に『めぐり逢えたら』ラストがケイリー&デボラ『めぐり逢い』ですもん。その次の日にまたまた『めぐり逢えたら』観ちゃいました。それでやっと、メグの泣いてる意味がわかりましたよ(笑)ウォーレン夫婦じゃわかんない!
揚げ句、録画したテープを近所の奥さんに無理矢理おしつけ『まあええから観て』って・・一日一善て言うでしょ。はっは〜。
サイト−トモコ■ウォーレン・ビューティ版は、未見なんです(わー、ナンも見てないじゃん私って)泣けないのですか? そーかー。氏の挙動を拝見するに、彼の映画に対する愛情ってものすごく感じるんですよ。でも愛だけでは映画って面白くならない。悲しいけど、事実ですよねー。
ところで、ご近所の奥様は、さぞ喜んだことでしょう。本当にイイコトをしましたねー(きっぱり)
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『めぐり逢い』が先か? 『めぐり逢えたら』が先か?             

whiteriver■『
めぐり逢えたら』は、あとで出会った方がいいですよね。だって、『めぐり逢えたら』でエンパイアステートビルのエレベーターの管理人(?)がメグ・ライアンに言う、『ケイリー・グラントが待っているのかい?』なんて台詞がすごい粋ですもんね!
サイト−トモコ■わっはっは。実を言うと私も『めぐり逢えたら』が先でした(泣)。あーいう小粋なセリフ、いかにもニューヨークちっくですよね。英語だと、キザなこと言ってもオーケーなのって何なんでしょうねぇ。『
クリスマス・キャロル』とか『めぐり逢い
』とかって、あっちの人たちにとっては、ものすごく当たり前のように浸透している物語らしいです(聞くところによると)。両方とも何回も何回もリメイクされてますもんねー。日本で言うところの、桃太郎かな?(違うって)
しみずちか■あああ『めぐり逢えたら』から入ってしまった(失格)。でも、あのメグ・ライアン見てると、自分まで『めぐり逢い』知ってるような気になりますよね?ね?
ところでトモコさん。日本でいうところの「桃太郎」って(爆)。せめて『曽根崎心中』とか(それはロミオとジュリエット)。

りく■『めぐり逢い』が凄いんだって知ってからの方が本腰入れて観るからある意味良かったかも。桃太郎は面白すぎ(爆)何度もリメイクされてるって言ったらなんでしょう。『伊豆の踊り子』でしょうか。あれもかなり泣けますよ。ちなみに私が観たのは美空ひばりさんのと山口百恵さんのです。吉永小百合さんのが一番つまらんそうな気がして未見。
サイト−トモコ■シミズさん、りくさん、的確な突っ込み、ありがとう(笑)。私はウレシイ!(天性のボケ)なるほど『曽根崎−』『伊豆の踊り子』ってのは、近い線かもしれないですね。少なくとも『忠臣蔵』よりは(まだボケるか)。しみじみ思うに、日本映画て悲恋モノは多いが、ハッピー系なロマンスものって少ないですよねー。お国柄かな。
しみずちか■そうか・・・天性だったのか・・・。

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『邂逅』と書いて「めぐり逢い」と読む             whiteriver 

whiteriver■まずは真っ当なことを書いちゃいますね。すれ違いとめぐり逢い、夢のようなロマンス。いつの時代も、どこの国でも憧れるような普遍的な感動のある物語ですよね。それを描く
レオ・マッケリーの洗練されたユーモアと情緒に富む流麗なタッチ。全く見事の一言ですねえ。
で、やはり私がこの映画を最高に愛しているのは、ラストシーン。二人の交わす言葉にほとばしる涙ぐましい心づかいと思いやりが切なすぎます!!!
リメイク版の方が語られることが多いようですがオリジナルの『
邂逅』もなかなかGOODですよ!
サイト−トモコ■そうですよねそうですよね(と、主語がないけど)、ほんと、ラストのシーンは涙涙。普通に会話しているだけなのに、なんであんなに涙でるんでしょうね。
で、『邂逅』という映画があったんですねー。しかも『邂逅』と書いて「めぐり逢い」と読むなんて!今、初めて知りました。調べてみたら、監督は同じレオ・マッケリーさんなんですね。彼にとって生涯のテーマだったのね、このお話しは。探してみます。見てみますね。
『邂逅』と『めぐり逢い』は、どのあたりが大きく違うのでしょうか?ちなみに

しみずちか■私も見てないんですよね『邂逅』(すごい字面だ・・・)。ケイリー・グラントの役がシャルル・ボワイエなんですよねー。ビデオも淀川先生の100選に入ってるし、これは見なくっちゃ。それにしてもレオ・マッケリーのこだわりって何なんでしょうね?セルフリメイクまでする、そのあたりのエピソード知りたいです。とても『我輩はカモである』を撮った監督とは思えない・・・(笑)。
サイト−トモコ■レオ・マッケリーって『我輩はカモである』の人なの????ひえ〜〜〜〜。無意味なコメントすいません。
whiteriver■うーん、ほとんど同じなんですよねえ、『邂逅』と『めぐり逢い』・・・。じゃあ、何でリメイクしたのかな?ただ『邂逅』の原題は『Love affair』、『めぐり逢い』は『An Affair to Remember』ですね。主題歌も違います。もしかしたら、レオ・マッケリーがリメイクしたのにも主題歌が絡んでいるのかな〜。また何かで調べてみます。
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ナット・キング・コール                      ユウジ 

ユウジ■『めぐり逢い』のいいところ、いっぱいあるんで、今日は音楽のことを。
『過ぎし日の恋』(AN AFFAIR TO REMEMBER)という主題歌がグー。
Our love affair is a wonderous thing
That we'll rejoice in remembering...
曲はハリー・ウォーレン、作詞は
レオ・マッケリーとハロルド・アダムソン。
僕は
ナット・キング・コールの歌声のやつが好きでして、
この曲を聴くと、摩天楼、豪華客船、
デボラ・カーの視線、ケイリー・グラントのロマンス・グレー……いろいろ浮かんできます。
サイト−トモコ■レオ・マッケリーは監督だけではなく作詞までしていたのですね。多彩な人だ。
私は後半でデボラが子どもたちと歌う歌が大好きです。
クローズヨアアイズ メイクアウッシュ トゥモローランド(わ、カタカナですみませーーん)
目を閉じて 願い事を叶えよう 明日のために
彼と会えなくなってしまったデボラは、でも運命を嘆いたりしないで、ムリムリ明るくふるまってるんですよね。ふたりは必ず逢える、なぜなら明日があるから!
なんか『明日があるさ』みたいな歌詞ですけど(笑)。私、この歌のシーンで必ず泣けてきて(泣いてばかし)
昔の映画って、こーいうこと(明日 とか 夢 とか 希望 とか)を恥かしげもなく、堂々とメッセージするじゃないですか。私、昔の映画みてていいなー、って思うの、そういうとこなんですよねー。
ところでナット・キング・コールってナタリー・コールのお父上?もー、ユウジさんたら、シブイ人の名前知ってるんだからーー(笑)。

しみずちか■え!?トモコさん、あの子供たちの歌でも泣いちゃうの??それはかなりの重症だ(笑)。でも、あの子供たちって、みーんな悪ガキっぽくていいですよね。子供のお父さんが『うちの出来の悪い息子を教育してくださって』とか何とかデボラ・カーに言うのが笑えましたよ。
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イギリス女優・デボラ・カー                     TOMO  

TOMOめぐり逢い』いいっすよねぇー。小粋な会話がいいっすよねぇー。ちょっとジョーク交じりだったり、きざっぽいこと言ったり。日本人には到底真似できませんね。ニ人の悩みを聞いてくれるおばあちゃまもいいっすねぇー。とても深い広い心で、若い二人の恋愛を見守ってるんですよねぇー。NYの街並みがまた素敵ですよねぇー。雪がよく似合うんですよねぇー。
ところでこの2人の出会いはタバコケースでしたね。余談ですが、私某頬のこけた退廃的女優さん(わかるっちゅーねん)の真似して未成年のくせにタバコ吸い始めたんですよねぇ。懐かしい思い出だ。しかし
ディートリッヒになれるわけもなく妊娠・出産を機に禁煙しました、ハイ。
しみずちか■そうそう、あの会話の洒落っぷりといったらもう!!ケイリー・グラントデボラ・カーの息がぴったりで、あの夫婦漫才のような会話を聞いているだけで、ああ!これが運命のマジックだ!!なーんて思っちゃいますよ(←大バカ)。
それからタバコケースの使い方、うまいですよねええ。落としてみるもんだな(なにが)。
で、私もやっぱり、おばあちゃんの家が好きです。完璧な世界ね、とデボラ・カーが言いますが、ほんとそんな感じ。あのショールが最後の最後に決定的なポイントになりますしねー。

サイト−トモコ■私、TOMOさんの映画評拝見したときに、この企画思いついたんですよ。ほんとにこの映画好きな人なんだわ、と改めて実感したからねー。というわけで、TOMOさんとしては、この映画のデボラ・カーは、どんな感じなんでしょう。イケテル?(爆)どんなあたりが?
TOMO■美女マニアとしては、このデボラ・カーかなりイイ線(死語)です。ちょうど『王様と私』の堅さと『地上より永遠に』の色っぽさの中間ってとこでしょうか。胸元バッチリなドレスを着ていても知的ムード漂っている感じ。知的っていうか、スマートなんだよねー。やっぱりイギリス女優。ヤンキー娘にこの味は出せませんな。
サイト−トモコ■さすがです、美女マニア(笑)。なるほど、知的でありながら女性らしい色香もありってのは、なかなかいないですよね。私はね、彼女のホッペって陶器でできているような気がする。白くてつるつるしてそうだから。
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気分はデボラ・カー                         りく

りく■船に乗ったばかりの二人はどちらもどこか寂しそう。そこにぐぐぐぐ〜〜〜と吸い付けられて、ラストまで一気に観てしまいましたね。ケイリーが彼女の部屋にやってきた時の表情が良かった。彼女も動揺しながら毅然とした表情を作り、愛してることを悟られないようにして・・おお涙が止まらない。
サイト−トモコ■そうですよ!ケイリー・グランドが彼女の部屋へやってくるシーン、私もドキドキしました。ココロを悟られまい、悟られまい、としてる感じがねー、ひしひしと。あの時点で完璧に気分はデボラ・カー(バカ)。
しみずちか■そうそう、あのときドアを開けるケイリー・グラント!!あそこまで訪ねてきてくれるなんて、誰が想像するでしょう!びっくりするやら、動揺するやら、来て欲しくないような、来てくれてうれしいような、もう気分はデボラ・カーです!(←バカ2号)

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許せる男、ケイリー・グランド   ユウジ しみずちか  whiteriver  カポ♪

サイト−トモコ■ところで
ケイリー・グランドはどうですか? 彼の代表作は『北北西に進路をとれ』ですよね。アノ彼と、コノ彼は、味が違ったりするんでしょうか? シミズさんがお書きになっていた『押しが強いのに軽い男』というのは、ズバリ的をついていると思いますけどね。
そのほか、こんな表情にシビレルとか、あんな口説き方をマネしたい(?)とか、思いきし個人的な感想でもかまわないのですけど。
私はですね、ボンの感じがよく出ているナー、というのが第1印象でしたね。船のなかではスマートでカッチョいいのに、マンハッタンで看板の絵描きみたいなことしてるとき(=現実の荒波にもまれているとき)、なんかよわっちーんですよね。でも、そこんとこが憎めない。スキー場ではかっこよく見えたスキーヤーの彼が、都会で再会するとひ弱にみえる。みたいなコト?

答えになっていない上にホラをふく――
ユウジ(ホラを福沢、嘘をつく吉)
■もしもデボラ・カーがカーにひかれずに、ビルの窓から落ちそうになっていたら、ケイリー・グラントは上着を脱いでノーネクタイのワイシャツにスラックス姿で、片腕で彼女を引き上げていたんですが、その案は
ヒッチコックに取られちゃったそうです。
サイト−トモコ■ユウジさん(てか、つく吉さん)、座布団、三枚!(爆)。それはそれとして大作であります。超豪華キャストがおくるラブ&アクション&サスペンス!
♪ホラをふきまーしょ 上手にホラをね(それは ゴマ)

しみずちか■うーーん難しい。グレゴリー・ペックほど軟派ではなく、ジェームズ・スチュワートより腹黒い感じ(笑)。でもこんなにソフトな印象の俳優って思いつきませんね。何をやっても許されるというか嫌みがないというか。
シーンでいえばデボラ・カーを訪ねてくるラスト。約束をすっぽかした女のところへ、しゃあしゃあとショール届けるあのふてぶてしさ屈託のなさ。あのへんがケイリー・グラントだなあと。

サイト−トモコ■ふむふむ。やっぱ彼はボンボン系てことかいな。強引でも許されてしまう育ちの良さ。ぎぇ。 
グレゴリーペックって、あのニヤケタ新聞
記者(ローマの休日)、あるいは、ポリシーがありそうでなさそうなオトーサン(仔鹿物語)だよね?ところでジェームズ・スチュワートって誰でした?ふ、不勉強ですいません。
−−・コバーン−−・ブラウンなら顔が浮かぶのだが―――(また話が違う方向へ)――16分経過――
サイト−トモコ■わ、わかったわ!ジェームズ・スチュワートってケセラセラの人(知りすぎていた男)、あるいはお人よしのジョージ(素晴らしき哉、人生)、なんか良心の塊みたいな人だね。だね。あー、お騒がせしましたぁーー。

しみずちか■お。ジェームズ・コバーン、ひそかにマイブームです(爆)。しかし、ここでJBの名まででるとは思わなかった・・・。

whiteriver■皆さん、すごい巧く言い当ててますねえ。ヒッチコックは、「女性の寝室にずかずかと踏み込んでも、許せてしまう男」なんて、評していたようですね。まさしくヒッチコック・サスペンスに適した役者だった訳です。
サイト−トモコ■リバーさん、それ言えてる!!彼はヒッチコックに見出されてスターになった方なのですよね、たしか(記憶がフタシカ)。ヒッチコックの発言て、まるで映画のセリフみたい。粋ですねー。ウイットに富んだ、ってやつですな。
カポ♪カポが持っている古〜い雑誌には 彼のことを「都会的に洗練された感じで 軽妙洒脱演技のできるタイプの役者ほど 実は 意外と生真面目だ。 ハリウッドでは ”気難し屋”で通っている。」などと 書いてありました。 そういえば どことなく 神経が細やかそうに見える気がしますね〜。この時代の男優さんは 本当に素敵な方ばかりで カポは みんな大好きですよ〜♪
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「半年後」の秘密                          ユウジ   

ユウジ■どうして『
めぐり逢い』を見る気になったのかしらん?サイトートモコさんの問いかけで思い出しました。そうです、やっぱり淀川さんがきっかけでした。ちょっと、淀川さんになったつもりで読んでみましょうか。
……船が毎日毎日、ニューヨークへニューヨークへ近づいていく間に、まあ、因果なことに二人は好きになったんですね。好きになって好きになって困りましたねえ。とうとうニューヨークに船が着くときに、男がきりだしました。
『あの向こうに、エンパイアビルが見えるでしょう。6ヶ月先の今日、あそこで会ってくれませんか』といいますと、女は『はい』といいました。
これ、なかなかいい会話でした。明日会ってくれというんじゃないんですね。……
(『私の映画の部屋』より)
てなわけで、この語りに魅せられて、いつか見てみたい、いつか見てみたい、そう思ったのが14歳ごろのこと。大人は異性との約束をこんなにもためて、ためて交わして、そんなふうにしてお互いの想いを確かめるんだ…
映画はみたことないのに、剣道部の友人に稽古の前後に「こんな物語があるんだヨ」と話して、得意になっておりました。この話が好きだった友人は今どうしてるかなあ?
それから何年もの歳月が過ぎ、やっと大学生になってみることができました。期待以上のロマンスに満足したのはいうまでもありません。

サイト−トモコ■いいですねいいですね。淀川節あんどユウジ節。
淀川さん、やっぱりスゴイね。目のつけどころが違う。明日あってくれ、と言わないトコがたしかにキモですもんね。半年後というのは、単にストーリーを動かすカセじゃない。この物語に品格をも与えているんですよねー。もう1回あの映画見たくなってきましたよ(どーすんのよ、仕事は!)

しみずちか■そうそう。半年後ってのは意味があるんです。二人とも現実離れした恋愛だってわかってるんですよね。だから半年おいてみて、お互いの気持ちが本物だったら・・・なーんていう意味合いもあるのではないかと、わたくしは分析いたします。うーん語れば語るほど深いぞ、この映画。
サイト−トモコ■そーそー、ついに語は核心(?)へ。
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グラン・ママ&チャペル♪                     カポ♪    

カポ♪■この企画を見て「行かなきゃ〜〜〜♪」と思い、そのためにわざわざビデオを借りてきて観直しました!
かなり遠い昔に観て、ラストで思いきりグチャグチャに泣いちゃった記憶があります。でも今回は、じわぁ〜〜〜と泣けたんです、、、 少し大人になったかな???(笑)
カポ♪が好きな場面は 皆さんと同じようなところが多いのですが 今回 おばあちゃまのおうちに 二人で行く場面がありますよね〜。そしてデボラがおばあちゃまに薦められてチャペルに入って行きますね。あのチャペルの向こうには おばあちゃまの愛するご主人のお墓があって、とても神聖な場所です。。そこに初対面のデボラを招き入れるあたりが、
デボラケイリーの出逢いがただものではないぞ!と暗示しているような気がしました。
そして彼も後を追ってチャペルに入って行ってそこで祈りを捧げる彼女を見て彼自身も何かを感じていますね〜。この二人の出逢いが運命的なものであることに気づかせてくれる決定的な瞬間でした、カポには。。。
そして おばあちゃまのピアノに合わせて デボラがハミングして それを幸せそうに見ているグランドがいて。。。素敵なシーンでした〜♪ あぁ、、 いいですね〜♪ こういう作品・・・
デボラ・カーのコミカルな演技も とても印象的でした。
サイト−トモコ■ビデオまで借りてきてご覧になったんですねー。素晴らしいことです!
たしかに繰り返し見ると、吹き出す涙の絶対量は少なくなっていくのですが、見方が広がるというか、深まるというか、そういうところのある映画ですよねー。
おばあちゃまの家のシーン、人気です(笑)。たしかに素敵なシーンです。
ケイリー・グランドったら、おぼっちゃま、なんて呼ばれていて。
ちょっとテレながら、でも、素顔を彼女に見せているんですよね。安心して。
おばあちゃまも、デボラをひとめ見たなり、彼女の全てをわかった受け入れ方をしている。
歌がいいですよね、歌が。会話のなかでも補足されてはいますけど、あの歌だけで、三人の心のありようが、すべて表現されていますもんねー。愛に満ち溢れた情景というのでしょうかね。
あと、チャペルですね!チャペルとくれば運命ですよね(意味不明)。
縁のある人というのは、多かれ少なかれ、こんな出来事があるものですよねー(遠い目)。

しみずちか■やはり、おばあさんの家のシーン、泣けますよね〜。あそこが決め手ですかね、やはり(なにが)。チャペルも、あんなにプライベートな場所へ入れてもらえるってのはすごいことですもんね(映画だってば)。

カポ♪■トモコさん しみずちか さん ありがとうございます!やはりグラン・ママ&チャペル♪ はあの作品で欠かせない場面だったんですよね〜♪ とても素敵な設定でより作品をグレード・アップしているのでしょうか。。。。。何度でも観たい作品です〜♪
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豪華客船のおかしな二人                     ユウジ

ユウジ豪華客船で出会った二人。ゴシップを恐れてお互いに会いたくても会わない、けど会ってしまうところが可笑しゅうござんした。
デッキの階段でカーが話しかけ、グラントが階段の周りをグルグルまわりながら話してると「目が回るから逆周りにしよう」、その上、カーが立ち去ったのを知らず、階段を降りてきた見知らぬ女性に話しかけるグラント。
とりわけ可笑しかったのが、食堂で相席にならないように席をとったつもりが、背中合わせの席で、食堂のお客さんみんながクスクス笑って二人を見てる…… これは笑いました。
まだあります、まだあります。カーがバーのカウンターに座ってシャンパンロゼかなにかを注文したら、バーテンダーが二つグラスを取り出す。実はそれは、直前に同じものを注文してちょっと煙草を買いに中座したグラントのものだったんだけど、カーは「まあーなんで私、このバーテンダーと乾杯するのかしら?」と怪訝な顔をしてましたねえ。
船を降りるときにそれぞれの出迎えの人に投げキッスを送りながら、カーとグラントが「あれが私の婚約者ですよ」とこっそり目配せ
するんだけど、キャメラがひいて二人をとらえると、二人の間に立っていた乗客がそのやりとりを興味津々で見てた・・・
どれもこれも とっても映画的でいいですねえ。洒落てますねえ。

サイト−トモコ■この映画って笑えるシーンもたくさんあるんですよねーー。
私のツボオチヒットは、やっぱり下船するときの3ショットでした。カメラの放列の前で(公には婚約者の)二人が抱き合っているのに、デボラ・カーが真ん中でムスっとふくれっつらしている。その写真が新聞を飾るんじゃなかったっけ?それで、その写真が事件の発端となり、殺人事件が起きるんですよね(あ、私までホラがうつってしまった)。
あれはねー、かなりオカシイ。映画的、喜劇的ですよね、ホント。
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ケイリー・グランドにふさわし美女は?       SADAHIKO

SA
DAHIKO
ケイリー・グランドの共演女優さんって、『めぐり逢い』もそうなのですが、清楚な感じの人が多いなってイメージがあります。イングリッド・バーグマンジョーン・フォンテインオードリーキャサリン・ヘップバーン、それにマーナ・ロイみたいな感じの女優さんたち。ジーン・ハーローとか、マリリン・モンローキム・ノヴァクみたいな人が相手役にはならないんですね。
クラーク・ゲーブル
とは対照的です(笑)。ゲーブルが、女性のお尻をひっぱたいて手なづけているといった感じなのに対して、彼は、あくまでもジェントリーに女性を引き立てているっといった感じがします。同じジェントリーでも、ジミー・スチュアートはいつも一所懸命、ヘンリー・フォンダは誠実、それに対して、彼はとっても軽い感じがします。いつもジョークを言って、優しく包み込むような雰囲気ですかね。
それとケイリー・グラントを語るとき、いつも相手役の女優さんと共に、語りたくなってしまうのも、彼の持ち味のような気がします。『めぐり逢い』はやっぱり彼でなければ、違った映画になったのでしょうね。
実際
ウォーレン・ビーティーの『めぐり逢い』はもはや『めぐり逢い』ではなかった!夢が壊れた!
サイト−トモコ■なるほど!(ひざをうつ音)相手役から見るというのは、素晴らしいアイデアではありませんか!たしかに清楚な美女とカップルになっているときのケイリー・グランドはサマになってますよね。私はキャサリン・ヘプバーンとのツーショット好きかもしれないです。しかしオードリーと共演していたのは、気づきませなんだ。モンローはじめセクシー系は、ヤサ男にではコントロールできないのかも(笑)。そういうのは、やっぱゲーブルにおまかせ(笑)ですよね。

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監督レオ・マッケリー、やっぱりホントにすごいヤツ                        

サイト−トモコ
ずっとレオ・マッケリーのこと調べてみようなんて気になっていたのに、すっかり忘れてしまっておりました。ははは。(わらってごまかすな)
ネットで調べたところ、彼は
ローレル&ハーディの映画で頭角を表したみたいですね。そのほかロイドマルクスブラザースとも組み、ギャグが炸裂するスクリュー・ボールコメディがオハコだったみたい。
で、
我が道を往く』(1944)でオスカーを手にした後、『めぐり逢い』(1957)リメイクへといたる。と――。
(★監督の細かな作品歴についてはコチラへ。彼は1930年代の時点ですでにアカデミー監督賞受賞作品を生み出しており、その後も邂逅』(1939)をはじめ何度もアカデミー原案賞にノミネートされています。また同時期、小津安二郎『東京物語』の原案ともいうべき人情ものの佳作も残しています)。
お笑いの後、ストーリーテリングなおセンチ路線をも確立したというのは、ある種、モリシゲちっく。お笑い芸人のたどるひとつの路線ですな(芸人と一緒にすな)。
私が知りたいのは、彼はどんな顔していたのか、ってことと、実生活でも、あんなロマンスがあったのか、どうかってことです。ロマンスに溺れた経験があったから、ああいう映画を作ったのか? そういうのに憧れてたから、あーいう映画をとったのか?実は、一度も結婚したことがなくて、すご〜〜くインケンな男だった。とかいう逸話があると、かなり面白いんですけど。んなわけないか(笑)。

しみずちか
コメディからサスペンス、感動もの、メロドラマまで、なーんでもこなした監督って印象が強いです。何見ても面白いんですよね。でも、どの作品でも会話のテンポがすごくよかったり、アナーキーなギャグセンスが光っていたりするから、スクリューボールコメディで本領発揮って感じなんでしょうか。
今ちょっとマルクス兄弟の本で調べたら、『
我輩はカモである』って当時は不評で興行成績も悪かったらしいです。グルーチョも気違いじみた映画と評していたようだし、レオ・マッケリー自身も『カモ』を気に入っていなかったとのこと。なんだか意外です。アナーキーは売り物の監督ではなかったんですね。でも、『カモ』を撮るにあたってマッケリー監督はギャグのないシーンはひとつも入れなかった、ともあります。これって凄いことなのでは?(笑)
サイト−トモコ
それって大ニュースじゃないですか!号外号外!
「ギャグのないシーンがひとつもない映画」って、ものすごーーーーーーいね(ああ。ボキャ貧)。そんなコンセプトで映画つくってた人って、マジ尊敬だな。ちょっと崇拝してもいい。
笑い(=ギャグ)ってね、アイデアの引き出しの多さっていう説もあるんですよ。そういう意味で、マッケリーはアイデアマンだったのではないか、と。、『めぐり逢い』も、いろんなアイデアに満ちた映画ですし。
アナーキーは、たぶんマルクス兄弟のほうのテイストでしょうね。
今、インデックスつくっていて、ロイドやローレルハーディの笑わせ方の特徴について資料あたってたんですけど。彼らの笑わせ方って都会的な気がするの。同じスラップスティックのドタバタのなかでも、洗練されてるというのかな。その点、グルーチョや
ハーポのキャラって、雑草みたいじゃん(笑)。
マッケリー自身は都会的なセンスの持ち主だったのかもしれないね。
シャルル・ボワイエとか、ケイリー・グランドとかに自分を投影しちゃうタイプの男だったのかも(憶測)。
公開当時、監督も演者も信じてなかった作品が、後世に残ってしまうというのは面白いね。たしか
勝手にしやがれ』もそうじゃなかったっけ?ジーン・セバーグ、いやいや仕事してたらしいよ(爆)。
にしても、shimzさんもマルクス本(といっても社会主義の本ではない)もっているとは!(カンドー)

TOMOそういや、今気づいたけど、私『カモ』未見だ・・・
いや、正確には10年くらい前に見たんだけど、その頃は美女好きが一番ピークだったので(お年頃だったので色々真似していた。爆笑)、あまり興味なく流し見たので、ほとんど記憶にないのです。
TU**YAの20世紀の名作のとこに並んでて、借りようか悩んだ挙句、今日はディートリッヒ『上海特急』借りちまった。今度こそ借りてちゃんと見直します!
サイト−トモコ
おお。TOMOちゃん。ナイスチョイス(笑)。その件では、TOMOちゃんの感想を聞きたいなー。と思っていたところです。しかし美女マニア、そんなに歴史があったとはしらなんだ(笑)
ところでところで。
レオ・マッケリーの顔、ついに発見しました!えと、なんか普通のオジサンです。
善良そうな、良識ありそうな、夕飯は家族揃ってからでなきゃ食べない、みたいなタイプ(どんなタイプ?)
興味のある方は
コチラへ。
このサイト、ほかのクラシック監督の写真もズラリと載せていて、イロイロ目うつりしてしまいました。フランク・キャプラが思いのほかドウモウな顔をしていたのにはピックリした。キャプラこそ、“レオ・マッケリー顔”(=善人顔)だと信じて疑わなかったものですから。ほかの監督にも興味のあるかたは
コチラへ。
しみずちか ■見ました見ましたレオ・マッケリー。ほんと善良そうなお父さんって感じだーー。他の方々も見ました見ました。ちょちょちょっと、ブレイク・エドワーズって男前ではないですか!?とてもピンクパンサー撮りまくった人とは思えない・・・(爆)。
サイト−トモコ ■またシブイ人の名前を(笑)。そかー。あーいうのがタイプかーー(ニヤリ)

ユウジ■レオ・マッケリーさん、僕が持ってる本に出てる写真は若い頃のスナップで、いたずらっ子みたいないい顔です。今度イラストにして僕のサイトに載せますね〜♪(←注;ホラかも。)
サイト−トモコ ■とすると、子供の頃いたずらっ子だった人は、大きくなるとヨイお父さんになる、ということですかね(意味はき違えすぎ)。

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