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ロレンス・レミックス武者小路は、没落ブルジョアのレミックス家次男で、幼い頃から大人の風格があった。
長男より人望があったため、15年前に家督を継いだ。家督を継ぐ条件とは、日本〜中近東に独特な太いパイプラインを持っている成り上がり資産家の娘、鵜飼 鳥子との政略結婚であった。
当時レミックス26歳、鳥子16歳の頃の話である。
政略結婚であったこと、レミックスが父方の遠縁を頼ってアラブのとある国で貿易商を営んでいた関係でアラブに在住してたことから、鳥子(日本在住)とは別居状態・仮面夫婦であった。
レミックスは、貿易商からペルシャ絨毯売りとなり、鳥子の父親の会社も有効活用し、巨万の富をなした。
立身出世していく過程で、宝石貿易商である小笠原家と親しく付き合うようになり、小笠原 純を秘書として雇っている。
父親との利害関係が対立したため、鳥子との仮面夫婦生活は解消(離婚)した。
「それは子供のいない私にとって、甥姪の君達全てに私の死後財産を相続する権利があるのだっ!」
彼の発したこの言葉によって、今まさにドラマは幕を明けることとなる。 |
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