(1)[食欲]や性欲などの[本能的な欲求]や、快・不快や怒りなどの[情動]は、私たちが「生きていく」ために必要な、基本的な[心の営み]といえます。このような[欲求]や情動が起こるのは、[大脳辺縁系]の働きによるものです。
(2)私たちが、ほかの動物と違って。物事を考えたり、新しいものを[創造]したりすることができるのは、[大脳新皮質]の働きによるものです。人間はほかの動物に比べて非常に[発達]した大脳新皮質を持っています。私たちは、一人ひとりが異なった性格を持ち、考え方や行動のしかたも異なっています。こうした[個性]も、[大脳新皮質]の働きに関係しています。
(3)大脳辺縁系に起こる[欲求]や[情動]は、私たち人間の生命活動の源ともいえるものであり、これを[知性]や[理性]で必要以上にコントロールしすぎると、[心のバランス]を崩すことにもなります。両者がいっしょに働き、しかもそのバランスがうまく保たれていることが、心の健康にとって大切です。