ようこそいらっしゃいませ。白黒劇場主です。 2003年8月をもって、白黒名画劇場は開設4周年を迎えることができました。そこでお客様に感謝の意味も込めまして、今年も、恒例の特別企画をやらねば、でも今年は何をやろうなあ…などと、考えを巡らせておりました。 そんな折も折、掲示板のお客様であるキャグニーさんと実際に初めてお会いする機会がありまして、その際にキャグニーさんの或るコレクションを見せていただきました。 そのコレクションというのが、それはそれは素晴らしいモノでして、私びっくりしちゃいました。それは何だったかと言いますと、軽く100枚を超える、クラシック映画のスチール写真だったんです。 キャグニーさんにうかがったお話によりますと、今はポスターが主流ですが、昔の映画館というものは、映画会社から配給されるスチール写真を入り口に展示して上映中の映画の宣伝をしたもんだそうで、このコレクションは、まさにそのように使われた写真なんだそうです。その映画館で用済みになったものを、キャグニーさんが主に1950〜60年代に東京は神田の古書店に通って買い集められた、ということだそうで、ほとんどは状態が良いものなんですが、たしかに言われてみれば中には四隅に画鋲の錆の跡があったり、裏面にセロテープの跡がついてたり、日焼けしてたり黄ばんでたりといったものもあったりして、なんとも時代を感じます。 これを見せていただいて感激した私は、キャグニーさんに言いました。紙の写真はやがては朽ちてしまうものだけれど、スキャナーでデジタル化すれば永遠に残すことができること、そしてこのコレクションは、日本中のクラシック映画ファンに広く公開する価値がある貴重なものであること。 もちろん公開については、キャグニーさんがお金と足を使って集められたものですから御本人がダメとおっしゃればそれまでだったんですが、キャグニーさんはありがたいことに私の提案を快諾してくださいました。かくして私はこのコレクションを全部お借りして、スキャンしデジタル化した写真に傷や汚れがあれば修正して、それを白黒名画劇場別館という形でサイトにまとめてアップロードする、という作業をさせていただける運びとなりました。 こういうわけで、この新サイト「キャグニーさんの写真館」を、白黒名画劇場開設4周年記念企画としてスタートさせることにいたします。