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■男 柳美里
祝・出産。っつーか、筑紫哲也ニュース??で幼児虐待について語る柳美里はなんか危なっかしくてみてるコッチがハラハラしました。
そしてこれは私小説的な小説?
彼女の恋愛遍歴が語られる、という・・・。
要所要所にはさみこまれるエロティックな文章もなんだか妙に冷たい視線で描かれていて不思議です。
そして彼女の恋愛はとっても重いです。男性は読めないんじゃないかな?あと、女性も嫌悪感を感じる人も多いかもしれない。「男と別れる時手首切るようなオンナってサイテー」とか思う人は多分読まないほうがいいです。
すんごいどろどろしてるけど、冷めてる。
でも、あたしはそのどろどろとした部分にすごく憧れる。
男と接するのに正気を保てなくなるって、すごい、いい。
なんか今の(ってこの言い方も大ざっぱだけど)恋愛ってすごい男も女も淡泊な、それこそセックスレスみたいな風潮で、みんなそんなのでいいのかなあ、なんて思う時が結構あるんですけど・・・。
柳美里の恋愛に対する冷めた部分の要因は多分自分は作家であるという自覚からきてるように感じられるけど、そこまでのなにか確固たる自信のようなものがないと、こういう恋愛はすごくキツいかもしれないけど。
それでももっとみんな濃厚になってほしい、とあたしは切に願うね。
□アンナと王様<劇場にて
そつのないお話。セットとかもすんごいキレイで、お話もしっかりしてて、演技もすごくて、それ故になんだかちょっと退屈なお話。
でもアレが事実って考えたらすごいなあ。
とちゅうジョディー・フォスターが死に神のような顔だったのでびっくりした。老けたわねえ。
ちょっと寝ちゃった。
本筋とは別の悲恋が絡んでるんだけど、それは見ててすんげーつらかったです。
そのエピソードがいちばんの見所かなあ。
でもビデオで見てもいいかも。
■M 馳星周
装丁からしてSMっぽいね。
初めてこの作家の本を読んだけど、おもしろいような気がする。
もうこの頃の龍はちょっと写実的すぎてキッツイわ、なんて思ってた人にはけっこうおすすめかも。
精神的なSMです。(そうじゃないのもあるけど)
個人的には一番最初のお話がすごいスキ。女と性欲で気が狂いそうになるちゃんとした男っていうのはあたしにとってはロマンチックに思える。すごい醜男は論外。ちゃんとした男限定。