マドロミ200003
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シーズン

夕闇は迫るだろう
しかし私の足取りは軽く
もうひとつ先の季節
夏の匂いを
草むらや夕焼けのなかに感じて
白く眩く輝く過ごしてきた夏を感じて
思い出すには明る過ぎた夏を感じて
また繰り返される同じ気温と湿度と汗に恋い焦がれて
終わっていく冬を脱ぎ捨てながら
脚や腕や唇や指を
すこしばかり暖かい空気に浸してゆく