マドロミ199906
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4月
雨がふっていてすごくさむい
あしたはれたら
あったかかったら
キミはあの水色の半袖のシャツ着てさあ
僕はこないだ買った帽子をかぶるよ
子供の時のはなしの続きをしよう
僕はあのうたくちずさんだりしてさあ
たくさんあるこう
桜の花なんかみながら
あしたはれたら
きみはまたわらえるよね
あったかかったら
僕はもううそはつかない
けれどあしたもきっと
雨がふっていてすごくさむい
ぼくたちきっとだめになる
4月の雨の夜は
とても静かでおだやかで
僕らの胸は
はりさけそうだ
ファンファーレ
ファンファーレのきこえるほうへ
もっとハヤクもっとハヤク
この道は
そこそこひろく
きれいなしろいコンクリート
景色はしろく
どこまでもしろく
しかし
ゆるやかな
ほんとうにゆるやかな
のぼりざか
あの頂上にたどりつけば
パレードがみえるだろう
そのパレードでは
きれいなこころをもった
ちいさなこどもたちが
うたったり
おどったりしてるんだろう
パレードにいれてよ
そしたらわたしも
おどってもいいんだろ?
うたってもいいんだろ?
わらってもいいんだろ?
ころんだらないてもいいんだろ?
ファンファーレのきこえるほうへ
もっとハヤクもっとハヤク
しかし
道は
どこまでも
ゆるやかなのぼりざか
疑問
「この世にたしかなものなんてありえない」
と、
100億年ぐらいむかしから
100億人ぐらいのひとが
100億回ぐらい
言い
言われてきたことで
それでも
なにかとであうたびに
「しんじたい」
とおもうきもちは
人間の
よわさでしょうか?
つよさでしょうか?
波紋
意識の内の
最初の一歩を思い出せ。
オソレ、
オノノキ、
ビビリ、
しかし、足場崩さずバランス保ち、
そこに立った。
変化した、
イシキ、
ジョウキョウ、
クウキ、
テンボウ、
目を凝らし、
足元から広がる小さな波紋を見た。
そのひとつの
その果てをめざし、
ゲンザイに至る。
またゲンザイ
ここよりひろがるちいさな波紋。
ひとつのこらず
自分の目と心で
みきわめて、
その果てをめざし、
ウンメイにつなげろ。
ケダモノ
生きとし生ける
すべてのケダモノ、
強さと弱さの共存
ゆるされているのは
ニンゲンというけだもののみ。
サラケダセ、
その弱さ、
その強さ、
なにも恐れる事は無し。
目を背ける事は無し。
太陽のもと、
月のもと、
サラケダセ。
ミギヒダリウシロマエ
ミギも
ヒダリも
わからないのなら
マエか
ウシロに
すすめばいいし
どうせなら
わたしは
マエへいく。
マヒ
ニュートラルにギアをいれて
イタミはイタミとして
ヨロコビはヨロコビとして
カナシミはカナシミとして
ヤスラギはヤスラギとして
ソウシツはソウシツとして
その衝撃度は問題ではなく
その涙は正しくもあり
その徐行も選択のうちのひとつ
おそれるべきは
マヒという
慣性
のみ
なつのはな
あなたがわたしに
ニクシミの種をくれたから
心にそれをうえつけた。
ニクシミは
そっとそっと
かくじつに
根をはりめぐらせた。
それは
とてもほそくうつくしく
このからだを息づかせる。
あなたの
声や
しぐさや
その指さえもが
その茎をふとらせていることなんて
あなたはしらない。
いつかはながさくでしょう。
それはきっと
なつのあついひ
そのはなびらは南国のそれのように
濃い赤で
とても大きい。
そのはなのしたで
はなをつむことさえゆるされず
恥にまみれた
あなたが
みたい。
らせん
らせんをまわりつづける
もううそをつくのをやめるから
だれかわたしのために いて
もううそをつくのをやめるから
だれかわたしのために うたって
もううそをつくのをやめるから
あのとおくなにもないところでなきつづける
ちいさなおんなのこをたすけてあげて
もううそをつくのをやめるから
もううそをつくのをやめるから
もううそをつくのをやめるから
もううそをつくのをやめるから
もううそをつくのをやめるから
らせんをまわりつづける
1998年6月より現在までのワタシとアナタのいろいろ
アナタと一緒にいた日々を
許すことがやさしさと言うのならば
申し訳ないけど
ワタシはやさしい人にはなれないです。
わかってる?ねえ、わかってる?
「親切」と「やさしさ」は似て非なるもの
それも根本的には両極の位置ってわかってる?
アナタの性格ふまえた上で
「そんなアナタがダイスキよ」っていい気分にさせたりした。
嘘に気づくこともできないアナタのその頭の悪さを感じ続けるのが
ワタシの密かなリベンジだった。
ココロとカラダは別々って教えてくれたね。
ワタシが夜中ベッドから抜け出して
泣きながら外歩き回ったり道路にしゃがみこんだりしてたの
知ってる?
知らないよね、
明るくなる頃帰ってきたら、
アナタぐっすり眠ってた。
ワタシ「もっともっとサラケだしてよ!」
アナタ「俺はそういうことしたくない。」
ちがうよ、それ、ちがう。
だってアナタサラケだすようなものホントは何も持ってなかった。
「コワイよ」って泣き叫んでもいくら抱っこしてくれても
安心できなかった。
アナタが自分の嘘を認めるつもりが全然ないってわかってたから。
それがいちばんこわかったんだよ。
ワタシの失敗は
アナタのつくりあげた「カッコイイアナタ」を守ってあげようとしたこと、
アナタを変えることができるかもしれないって思ってたこと。
「俺達、1回もけんかしたことないから。一方的にこいつが怒るだけ。」
得意げにトモダチにはなしてた。
結局そういうことだったんだろうね。
「もういいや、ブッコワレてしまえ!!」って決意して
トイレにたてこもった時
心の底から
「死んだ方がまし」
って思ってた。
あのめちゃくちゃ雨がふった日
アノコとずっと一緒にいたんだ。
なーんにも考えないで
げらげら笑って。
ものすごくたのしかった。
帰りがけ車の窓からあの部屋の鍵捨てたよ。
イラナイモノだってわかったから。
「忘れない」
あのときのワタシそう言ったけど
まさかホントに信じてないよね?
あんなにスキだったアナタの手のかたちも
もう覚えてない。
ワタシとアナタのいろいろ、
そろそろ終了させてもいいかなあ。
なんだかもうあんまり思い出せないんだ。