論文のヒント




論文とはなんぞや?

「それぞれの学問分野で専門の研究者によって書かれるもので、その著者が自分の研究でえた結果を報告し自分の意見を述べたものであり、それによってその学問分野に新知見をもたらすものである。」八杉龍一



一定な明確な問いの提示(分析的問)

  →「何か」

   「なぜか」

   「AはBか」

   「CはいかにしてBとなったか」

   「Zを生み出すためにどうするのか」





論文といえないもの

  ・一冊の本・論文を要約したもの。

  ・他人の説を無批判に繰り返したもの

  ・引用を並べただけのもの

  ・証拠立てられない私見だけのもの

  ・他人の業績を無断で使ったもの

                    by Audrey.J.Roth








論文の成否は9割以上適切なテーマを見出せたかどうかで決まる。

テーマの条件

  ・一言で言えること

  ・突き動かされるように書きたいもの

  ・ためになるか?面白いか?

  ・ピントを合わせる、広すぎると浅くなる。

テーマの見つけ方・・・考えるしかない。

   「あなたはどうやって万有引力の法則を発見したか?」

   「ひたすら考えることによって」 ニュートン









発想の手がかり

  コイノイ・トポス(ギリシア時代の考え)

    定義・・・「それは何か」

    分類・・・「どこに位置づけられるのか」

     比較・・・「AとBとどう違うか、どこが同一でどこが類似しているか」

    論理的時間的関係・・・「Bという結果はいかなる原因によって生まれたのか」

                「何がAに先行したのか」

                  「これは論理的にありうるか」

    証拠・・・「どういう事実、文例、権威によって支持されるか」

    条件・人・所・もの・時・状況・理由・・・「だれ」「なに」「どこ」「いつ」「いかに」「なぜ」


       以上をふまえて

    基本的問発展しさまざまバリエーションへ発展

          ↓

「その本質はなにか」

「その日本質的、偶有的特長はなにか」

「どういう見かけと構成でできているか」

「それは何を典拠としているか」

「いつ何が原因でその状態が生まれるか」

「他の同類のものとどう区別されるか」

「解決さるべき問題は何か」










定義の条件

問「それは何であるか」

答・・・その外見は

    その構造は

    その重要さは

    その意義は

    その本質は

    その機能は

    その原因は

    その結果は









論文は始めればできる、始めないとできない。