◆長編・大阪道中日記 ◆

2003年8月21日〜24日

3日目(後編)・あまりにも長い一日
★8月23日(土曜日)

********** ホテルガーデンプールにて **********

今日は絶好のプール日和。めちゃ暑い。30度を裕に超えている。
ここんとこ日本列島は冷夏続きで、夏物商戦は全く振るわず
飲料メーカー、プール、海の家、などなど軒並み売り上げダウンで泣いている。
私の勤める会社も浮き輪、ビーチボールなどの夏物を作っているので
今年の冬はボーナス袋の中身が寒そうである。(涙)

おっと、仕事の話しではなかった。プールの話しだ。わはは。

私達が泊まった「千里阪急ホテル」のプールは
ホテルの建物と幹線道路沿いの生け垣に囲まれた中庭のようなところにあり
日当たりのいいひょうたん型のプールである。
宿泊客だけではなく外からも家族連れが大勢来ていてかなりのにぎわいであった。

私達親子もプールに入るべく水着の用意はしてきていたのだが
旦那さんだけ水着を持って来ていなかった。
でも、プール入場受付で水着販売している事を昨日のうちに聞いていたので
そちらで購入すればいいと、みんなでプールに向かった。

ところが受け付けをしようとしたら旦那さんが
「オレはプールは入るのやめとくよ。部屋で待ってる。昨日買った携帯に前のデータ350件、
 まだ移し終わってないんだ。前のと会社が違うとデータを移してもらえないのが難点だよなあ。
   みんなはゆっくり遊んでおいでよ。こっちはだいじょうぶだからさ。」という。

もともと旦那さんは泳ぐのがあまり好きではない。というか下手。
泳げないわけではないが、私に言わせると「とりあえず25メートルは行きつく」程度。
はるか昔、交際期間中(まだ初期のころ)、彼にプールに誘われたことがある。
「ヒデさん、泳げる?」と聞かれたので「うん、泳げる。」と答えたところ
「じゃ、プールのチケットがあるからデートしよう。」ということで某室内プールに行った。

私にとってのプールは遊びでなくスポーツである。ただひたすら泳ぐのが好き。
それを知らなかった(私も説明しなかった)彼は、手取り足取り遊びながら、
かつ、目の保養もできると内心思っていたのかもしれない。
(この頃はまだ私もナイスバディだったのよ〜〜〜。おほほほ。って誰も聞いてないか。)

デートだというのに競泳用の水着とスイムキャップ&ゴーグル持参した私と(おしゃれ水着はもっていなかった)
チェックのトランクス型海パンの彼の取り合わせ。お互い「あれ?」と顔を見合わせる。
でも気を取り直して彼とプールへ入り向こう側まで泳ごうということになった。(25メートルプールの横巾)
クロールでいっきに向こう側に着き横を見ると彼がいない。さらに振り返ると
いた。まん中あたりを平泳ぎしている。
顔をつけているがぜんぜん進まない、おぼれたカエルのようである。あちゃー。私は犬カキにすべきだった。
こちらに辿り着いた彼は「ヒデさん、(ゼイゼイ)、ホントに泳げるんだね。(ゼイゼイ)わはは。」だと。
「、、私、、水泳部にいたことあるから、、、あははは。」と私も愛想笑い。

それから彼にプールに誘われたことは2度となかった。わはは。

また話しが脱線してしまったが、そういうわけで旦那さんが
プールに気が進まないのは想像できることだった。まあ、しょうがないか。
でも、ここはホテルのプールだし、いくら私でもガシガシ泳ぐつもりはありませんて。
子供のお守とちょっと水浴びのつもりで水着を持ってきただけ。
それに屋外のプールは苦手。私は日焼けに弱いからだ。ここ20年は焼かないようにしている。

更衣室で水着に着替えたあと念入りに日焼け止めを塗る。
プールサイドには休憩と日焼けをかねたリクライニング式のビニールチェアーが
所狭しと並べられており、大勢の客が甲羅干しをしていた。
娘達につきあって、最初のうちは一緒に水に浸かっていた私だが
泳ぐ愉しみもないので(人はたくさんいるし、ひょうたん型でまっすぐ泳げない)
すぐにチェアーへ退散。でもガンガン陽が照りつけるのでバスタオルをかぶっていてもたまらず
唯一日陰になっている、プールサイドのテントオープンカフェへ逃げ込む。

そこでアイスコーヒーを飲みながらやっとくつろいだ気分になれた。
私は身体を拭かずに濡れたままだったが風が心地よかったのでそのまま夏気分を味わった。
う〜ん、ホテルのプールサイドでのんびり過ごすなんざ、なんと贅沢なんざんしょ。
旦那さんもくればよかったのに、、、。
(このプールのおかげで私はあとからひどい目にあうのだが、それはまたあとで。)

娘達は何が面白いのがふざけあって遊び、一向にプールからあがって来る気配がない。
しばらくすると段々飽きてきた。で、何気にプールを眺めていて気がついた。

おっ、あれはうちの会社のうき輪だ。おお、あれも。
うひょー、あれは私が3〜4年も前にデザインしたやつ。こんなとこで御対面とは。
でも今年の新作じゃなくてなぜか古いデザインばっかり。
う〜ん、みんな結構財布のヒモが固くなってるんだろうなあ。
やっぱり今年の冬(のボーナス)は期待できそうもないなあ。(涙)
無意識に仕事モードで見ている私。ちょっと悲しい。わはは。

********** おいしいラーメン屋さん **********

渋る娘達を追い立ててプールを出たのが1時半。まだ昼食もとっていない。
うかうかしているとアメリカ村に行く時間がなくなってしまう。
旦那さんは部屋で相変わらず携帯のデータ移しをやっていた。

昼食を取るにあたっては千里中央に義姉2のお勧めの店があった。
名前は忘れたが、千里中央駅の改札を出てすぐにところにあるラーメンやさん。
ホテルからも歩いていける距離なので行ってみることにした。
その店はすぐに見つかり、中の様子をうかがう。和風の居酒屋風のお店。
入り口にはいろんな雑誌で人気ラーメン店として紹介されていることが書かれている。
これは期待できそうだ。私達4人ともラーメン好き。わくわく。

店は空いていた。もう2時近くで時間がずれていたからだろう。
すぐに隅の4人掛けのテーブルに案内される。
旦那さんと次女はあっさり醤油ラーメン、長女はこってりネギ醤油、
私はこってり醤油チャーシュー(味玉子もつける)。
まず最初にこってり系が来た。(長女と私)
おお、美味しそう。すぐにスープをすする。美味しい。
トンコツのダシがよく出ていて私好み。長女も美味しいと言っている。
チャーシューもうちのには負けるけどかなり美味しい。わはは。

ふと顔をあげると旦那さんのひきつった顔。
うひゃー、そうだった!旦那さんはトンコツがダメなのだ!
「オレ、このトンコツのにおいだけでもうノーサンキューだな。」とつぶやく。
次女も不安そうな顔。(蘇る東天紅の試練)

彼等のラーメンも来た。恐る恐る食べる旦那さんと次女。
「おっ、これは大丈夫だ。普通の醤油味だ。でもな〜〜〜
 ヒデと長女のラーメンのにおいが強烈だなあ。こっちまでにおうよ。」
彼のラーメンは普通の味だったがなぜかハシが進まない。
トンコツの嫌いな人にとっては同じ席で食事することすら苦痛らしい。
私と長女は満足して食べ切ったが、次女と旦那さんは半分くらいで残してしまった。
(途中からは「店にトンコツが充満してる。」と一刻も早く店を出たがっていた。)

私と長女が食べ終わると同時にそそくさと店を出る。
お店の方、残してごめんなさいでした。(私は美味しかったです。)店を出ると
「いやあ、まいったな。姉2ちゃんがおいしいっていうから大丈夫だと思ったんだけど、、。
 オレはダメだわ。店中トンコツがプンプン。口直しにどっかでコーヒーでも飲もう。」と旦那さん。

ちょっと歩くと「純喫茶」の看板を発見。
まああまりおしゃれとは言えないけどホントに昔ながらの純喫茶。
そこで旦那さんはコーヒーと共に「ホットドッグ」を注文。(娘達はチョコパ)
「シンプルだけどこれが一番だな。この安いソーセージの味がたまらないよ。」
自称グルメの旦那さんだが、彼の場合はジャンクフードグルメ。わはは。
お腹がいっぱいになって、旦那さんの機嫌も上々。ホッ。

時刻はもう2時をまわっている。そろそろ行かないとアメリカ村が厳しくなる。
それでホテルへもどり、車に乗るべく地下の駐車場へ。
よくあることだが、旦那さんは自分の車の止めた場所がわからない。
そんなに広い駐車場ではないが地下1階と2階がある。
うちの車は地下1階で、駐車場エレベーター出口から少し坂を登りすぐ曲がったとこの正面に止めてある。

それなのに旦那さんは出口から迷わず地下2階に向かって行き
私が「地下1階だよ。」と言うにもかかわらずさらに坂を下ろうとする。
「そっちじゃないってば!こっちを登るの!」と思わず腕をひっぱる。
「ええ〜〜〜?そうかあ〜〜〜?こっちだったけどなあ〜〜〜。」と旦那さん。
でもここんとこのカーナビトラブルでちょっとは自分を疑う気持ちができたらしい。
いつもなら不機嫌になるところだが、わりと素直に私の言う事を聞いた。
もちろん私が正解。ちゃんと車に行きつく。(これで間違ってたら大変だけど、、わはは)

大阪に来るまでのロングドライブで、何度も高速のサービスエリアを利用した。
サービスエリアの広い駐車場でも旦那さんはよく自分の車がどこにあるかわからなくなる。
それを承知していたので、休憩から車に戻る時は必ず私がみんなの先頭になって
スタスタと車までみんなを引き連れていた。
それを旦那さんは「ひとりだけ先にズンズン歩いて行って、せっかちなやつ。」と
思っているが、旦那さんの後をついていったら
駐車場中ぐるぐるまわるはめになるからだと言う事はわかっていない。

どこかのオロチ様がおっしゃったように
「方向音痴は不治の病。あたたかく見守りましょう。」ということだ。
もうこれはあきらめて、その都度フォローするしかない。(笑)

********** アメリカ村 **********

さて、ホテルを出発した私達はまたカーナビのお世話になりながらアメリカ村へ向かう。
私はその場所までの行き方を知らないので(調べてない)、この時ばかりは
カーナビと旦那さんに頼る事となった。

結婚前後、旦那さんはまだヒラの営業で、大阪地区担当だった。(3年間くらい)
当時は毎月大阪出張に出ており、お得意さんの多い難波や心斎橋近辺を歩き回っていた。
ナビの誘導で新御堂線に乗ってからは、やや土地勘がもどったらしい。
うれしそうに(というか自慢げに)
「ここはお得意さんがあったところ。潰れたけど。」「この江坂の駅ではよく乗り降りした」とか
道路沿いの景色を説明してくれながら走る。
このぶんならたいして迷わずアメリカ村までいけそうだな、とちょっと安心。(笑)

アメリカ村というのは大阪心斎橋の近く、というか
(阪神タイガースが優勝するとみんなが飛び込むという)道頓堀川のそばの裏小路、
東京で言うと、原宿の竹下通りみたいなところである。
つまり若者中心に、古着やファッション関係のお店が集中しているところ。

うだるような暑さの中、土曜日ということもあってか、若者でいっぱい。
あちこちに黒人のお兄さんが立ち、古着屋の呼び込みをやっている。
ここは3年程前にも家族で来た事があったが、その当時は娘達はまだ年令が達してなかった。
でも今回中3と中2の娘は興味津々で目が輝いている。
彼女らにつきあうと疲れそうなので、メインストリートにきたところで
娘2人と私達夫婦と別行動を取る事にし、待ち合わせの場所と時間を決め別れる。

私達夫婦は暑さを避けるため、アメリカ村メインにあるファッションビルに退避。
6〜7階のビルの中に大小様々な店が入っている。
そこをひととおり冷やかしながら見て回ったが、さすがにターゲットが若いので
(マーケットリサーチにはなるが、ここまで来て仕事はしたくない)
購買意欲をそそられるようなことはなかった。

娘達との約束にはまだかなり時間がある。
ヒデ「ねえ、その半ズボンでホントに大丈夫かなあ?」
旦那「レストランのこと?そう言えばあの時義兄2さん、ずいぶんうろたえてたよなあ。」
ヒデ「どんなレストランか判らないけど、、お義兄2さんは仕事でお客さんを連れてくって
  言ってたよねえ。つまり常連さんなんでしょ?そんなとこにそんな格好の旦那さんを
  連れて行ったら、お義兄2さんが恥かくんじゃないの?」
旦那「そうか〜〜〜?やっぱまずいか?」

ということで、そこから大通り隔てた向こう側にある「大丸デパート」に
旦那さんの長ズボンを買いにいくことにした。
旦那さんはいろんなメーカーのものを着用するがその時々で本人ブームがある。
今の旦那ブームは「ラルフローレン」。ここ2年は続いている。
(その前は「アラマーニ・コレッツィオ」、その前は「ブルックスブラザーズ」
 その前は「ユニクロ」、「Jプレス」、「マーク&スペンサー」、「山形屋」ってな感じ)
夫婦の全洋服ダンスの2/3は旦那さんの服が占めている。ほとんどコヤシ状態だが、、、。

「大丸」に入るとすぐに紳士服売り場へ直行。
ラルフローレンの売り場はすぐに見つかった。
サイズは判っているので、店員によさそうなのを探してもらうが
やはり裾丈を調節しなければいけない。
それは普通当たり前の話しなのだが今日はその時間の余裕がない。
旦那さんはしばらく迷ったようだが、やっぱりパス。ジャストサイズをほかの店で探す事に。

ところが探している途中で彼のお気に入りのブランドのバッグ売り場に来た。
そこでしばし時間を食う。もうあまり時間がない。せかすと
「もういいや。このまま半ズボンで。平気だよ。」と旦那さん。
それで同じ階にあった喫茶室でコーヒー一杯飲んで約束の場所に戻った。

娘達はそれぞれ気に入ったTシャツを見つけたらしく
若い人たちに人気のブランド名の入った袋を下げている。
取りあえず満足したようなのでレストランに向かう事に。

義姉達との約束のレストランの場所は梅田なので
またカーナビのお世話になりながら走る。
私はここらへんの土地勘がまったくないし、地図もないので
旦那さんが迷ったとしてもまったくわからない。だから今度は
旦那さんがカーナビを正しく使うようにカーナビを読むナビを勤める。わはは。
レストランの入っているホテルに無事到着。よかった。ホッ。

********** イタリアンレストラン **********

か〜な〜り〜長くなったけど、もうちょっとだから辛抱してね。

義姉夫が予約を取ってくれたレストランはハービスだかバービスホテルの地下2階。
(えっと、、メモメモ)「ブルディガラ」という名前のお店。
夕食時ということで照明は落としてあるのか落ち着いた感じのきれいな店。
入り口受け付けには黒いジャケットにカマバンド、蝶ネクタイ姿のウエイターが立っている。

旦那さんと「やっぱ、この格好じゃまずかった?」と無言で顔を見合わせる。
でも「ノーネクタイはお断り」というほどフォーマルなところでもない。
いまさら言ってもはじまらないので店に入る。

義姉夫婦と義母はすでに席についており、私達をみつけて
「こっち、こっち」と手招きしている。
あれだけ悩んでいた義姉夫さんは旦那さんに合わせて半ズボンかと思いきや
ポロシャツとチノパン。義姉2は一応よそいきの麻のワンピース。
義母はどう転んでも大丈夫。たとえカジュアルと言えども
上から下までみんなが一度は聞いたことのあるブランドづくしだからだ。
(私も黒のカットソーはあの超有名ブランド「ユニクロ」。おほほ)

うちの旦那さんだが、席についてしまえば全く問題ない。
半ズボンだろうと、テーブルクロスの下は(スネ毛も)見えないからだ。
それに彼はどういう所でも態度が大きいので、服装以前に常連のようだ。
義姉夫がワインを選んでいる間にも、アラカルトメニューに「ぺぺロンチーノがない」といい
「イタリアンなら普通はあるよねえ。パスタの基本でしょ?」と店の人に聞いている。
一度奥に入ってから戻ってきた接客係が
「厨房に聞いたところ、ペペロンチーノをお作りできるそうです。」という。
「そいつはうれしいねえ。いや〜〜ありがとう。ありがとう。」と旦那さん。

義姉夫「えっと、、、一応コースを頼もうと思っているんだけど、、、、
    魚と肉とどっちがいいですかねえ?」
旦那 「あ、ボクと子供はアラカルトでいいですよ。
    コースは嫌いなものがあるともったいないから。」
義姉夫「あ、そう、、、じゃ、、、(いちにいさんしい)コースは4人ね。
   (ソムリエに)あ、このワインでいいよ。みなさんにお出しして。」

、、、、今日のホストはたぶん義姉夫。几帳面な彼(A型)は事前に
ワインはおろかメニュー研究までしていたかもれない。
心より、御同情とおわび申し上げます。ち〜〜ん。

食事のほうは全般的に美味しかった。得に「ペペロンチーノ」が。わはは。
大人も子供もみんな満足である。
お会計の段になって義母が払おうとするのを義姉夫が制して
「ここはボクが。いつも東京に行った時はごちそうになってるし、
大阪ではボクに払わせてください。」と言う。
まあ、ホントに申し訳ないですねえ。大人数なのに。
旦那さんは好き勝手に注文するし、、。でも御馳走様でした。

********** 義姉2宅へ **********

レストランを後にして我々一行7人は駐車場へ向かう。うちの車は7人乗り。
(義姉夫婦はアルコールを飲む事を予想して、電車で来ていた。)
旦那さんが運転しようとしたが、やはり飲んでいるのでみんなに止められ
私が義姉2宅までの運転手となる。
さすがに梅田からの帰り道はわからないので、(空いていれば30分だという)
道に詳しい義姉夫がナビを勤めるべく助手席へ乗り込む。

ちょっと緊張。そして一抹の不安。なぜなら大阪ではみんな(夜はとくに)スピードを出すし
「青信号は行け!黄色信号も行け!、赤信号は注意して行け!」が普通だと噂に聞いていたからだ。
私は普段車で移動することが多いし、運転するのは好きだが、運転がうまいわけではない。
ましてや夜の信号無視ドライバーを相手にちゃんと帰り着く事ができるだろうか?
それに追い討ちをかけるように
「私は大阪に来てすぐは恐くて、とても車を運転できなかったわよ。
街の中心部へ出て来るようになったのは1年過ぎてからだもの。」と義姉2。

彼女は大学時代「自動車部」に在籍しており、そこらへんの下手なドライバーよりは
ずっと運転がうまい。(現に義姉夫よりはるかに上手)
その彼女が「恐い」というのを聞いて正直私はビビってしまった。
ただちょっと安心なのはカーナビをつけないで走れることだ。わはは。
(義姉夫の方向感覚がまともなのは確認済み。彼の通勤路だし。)

意を決して、いよいよ出発。
梅田の回りは義姉夫の縄張りなのでホントによく道を知っており、
「あ、そこ左折したらまん中の車線にそのまま入っててね。
客待ちのタクシーが並んでるから、、、でその先を右折ね。」という具合。
わかりやすい。(さすが几帳面A型。バ・カーナビよりずっといい。)
それに信号が赤になればみんなちゃんと止まる。な〜〜んだ。心配して損した。

おかげですんなり「新御堂」に乗る。みんな飛ばしている。
でもあとは千里中央までしばらく一本道。
「あのさ、、ヒデさん、さ、、もうすこしゆっくりでもいいよ。はじめてなんだし。」と義姉夫。
メーターを見ると80キロ。おっと、ここは高速道じゃなかった。
つい、まわりの車と一緒に走ってしまう。(←ホントはこのほうが安全)
でも知らない道を飛ばし過ぎると、ナビが追い付かない事もあるから気をつけなくっちゃね。わはは。

あっという間に千里中央の分岐へ来た。

義姉夫「次を左に出て、下の道とすぐ合流するから、、」
ヒデ 「ああ、ここまでくればわかります。この先信号で右折して、すぐにヘアピン左折
    高架トンネルくぐって、右折、もう一回高架くぐって左折さらに左折ですね?」
義姉夫「おお、そうそう。よくわかるやん。すごいな。」
ヒデ 「いやあ、ここは昨日通りましたから。わはは。」

そして無事到着。(大阪の道もこれで恐くない。わはは。)時刻は8時半。

実は帰りの車に乗った時からずっと旦那さんは不機嫌だった。
理由は自分が運転をみんなに止められた事、
(彼は自分の運転に信用がないと思ったらしい。飲んでたんだから仕方ないやん。)
私がカーナビを使わず、道を間違えずに義姉宅へ帰り着いた事。
義姉宅でコーヒーをごちそうになっている間も仏頂面。←おこちゃま。わはは。
まあいいや。そのうち(というか明日の朝までには)機嫌もなおるだろう。

********** 真夜中のカイカイ **********

そろそろホテル組は帰ろうかという段になって、次女が
「今日は私もお姉ちゃんと一緒にホテルに泊まりたい。」と言い出した。
ハッキリは言わないが、義姉2夫婦と義母の中で子供ひとり落ち着かなかったらしい。
義姉2は「昨日、おじちゃんがしつこく話し掛けたからイヤになったんでしょう。」と
言っていたが、それもある。わはは。
でも彼女はホントに長女と一緒にいたかったのも事実。

で、結局私が残り、義母と義姉宅に泊まることになった。
明日は松戸へ帰るので朝8時に迎えに来て出発という約束をして
10時過ぎ、酔いが覚めたという(ホントはいけないのよ。あんまり飲んではなかったけど。)
旦那さんが子供を連れてホテルへ戻った。

お風呂をいただき、居間で寝る義姉夫を階下へ残して
義母、義姉2、私は2階の寝室で川の字になって寝る。その日は熱帯夜だったが
三人ともクーラーが苦手なので扇風機をかけて寝る。11時過ぎ。

寝苦しい夜だったが、そのうちに義母の寝息が聞こえて来た。
義姉は寝返りを打っているが、まだ寝入ってはいないらしい。
私は、、、というと、、、眠れない。体中かゆい。
実はジンマシンが出たのである。私はアレルギー体質で、皮膚が弱い。
原因はプール。迂闊だったのだが、濡れたまま日光や風にあたると
寒冷ジンマシンなるものが出るのだ。

私の場合このジンマシンは冬、炊事仕事をして腕に飛んだ水滴を拭き取らずに
放置しておくと30分くらいで赤くポツポツ出てかゆくなるのだ。
普段夏場にはまず出ない。でも日光に当たると話しは別。
迂闊だった。まさかこんな事になるとは思わないので、
医者から処方されているアレルギーの薬も持っていない。

そのかゆみのおかげでほとんど一睡もできなかった。明け方5時まで。
起きていたせいかトイレも近くなり三回も行った。
5時過ぎに30程まどろんだような気がするが、起き出した義姉2の気配で
目が覚め、6時にはあきらめて起きた。
(昨晩に比べるとだいぶかゆみは引いたが、それでもまだ足のスネは赤くなっていた。)

今日は途中泊まらずにそのまま帰るので
交代ドライバーになろうと思っていたのだが、、、
この分じゃ逆に寝不足で危ないかも、、。いやあ参りました。(涙)

2003年8月23日




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