
仏像を描きはじめたのは、短大時代にとっていた日本美術史の講座がきっかけでした。
もともと、お寺は大好きでしたが、『仏像』というものに感動したのは、初めてでした。
大きな画面に写し出される、大昔の人間が造ったとは思えないほどのリアルな細かな造形。
その作り上げた根性と迫力に憧れ、自分で表現したいと思いました。
それまでは淡い色調のイラストが主だった私にとって、
『迫力』を表現するということは、180度違う世界でした。『守り』の絵から
『攻め』に変わり、『攻め』の中でも「静」と「動」があることを知り、ますます興味が
湧いていきました。迫力がビシビシ伝わってくるような作品を造っていきたいと思っています。