「今年の夏はどこに行こう?」
さのうとおじさんは相談した。
”とびっきりきれいな海でシュノーケリング”がキーワードで一致した。

候補はケアンズ近くの島、マレーシアの島、プーケット・・・。 オーストラリアは予算的に
厳しかった(これは決定的に大きい原因)のと8月ではケアンズあたりだと寒いこともある
ので次回以降に回すことにした。 そこで自然となじみのあるマレーシアが一番の候補に。
マレーシアの島といってもいろいろある。 でもとびっきりきれいなところとなると半島東
海岸かサバ州だ。 あいにくコタキナバル直行便はもうとれない。 去年2回行ったサラワ
クのダマイも考えたが、今回は透明でピカピカの珊瑚の海で泳ぎたいから他にしよう。
しかしこれはおじさんとさのうのすれ違いのほんの序章であった。
レダンがいいかな、と決まりかけた。海の美しさは抜群のようだし、何といってもKLから
飛行機でひとっ飛びなのがありがたい。 その間にANAでKL行きの往復航空券を押さえ
てしまった。これで安心してしばらく次のアクションをさぼっていたのがいけなかったのか、
そもそもマレーシアの学校の長期休暇のときに重なってたのがいけなかったのか、数週間
後、ベルジャヤ・レダンを予約しようとしたら、すっかり満室になっていた。
がっくりきてしばらく動けなかった。しかしKL往復はすでにFixしてある。マレーシアのどこ
かの島に決めなくてはならない。じゃあどこにするか? 実はここにも夫婦のすれ違いの
伏線があったのだが、詳しいことは書かない。 どこにしよう。 おじさんは考えた。 プル
フンティアンはいいけど遠い。 ランテンガ、ほかのマレーシアファンの方々のサイトで調べ
ると良さそう。 ティオマン、ここも飛行機でいけるし、美しい。 だけどなぜかカパス島にな
った。 ここでわたしとさのうのすれ違いは決定的になった。 詳しいことは、たぶん後述す
る。 冬の済州島で反省したおじさんは念には念を入れてカパス島でいいよね、と確認を
取った。 だから今回はさのうは決して怒っていない。

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